株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(7.26.07)

2007-07-25 21:56:51 | 明日のモニタリング銘柄
相も変わらずタイミングを計るのが下手です。

持ち越しの6988日東電工を前場に手放したと書きましたが、引けにかけて買値に戻ってしまい、恥ずかしながら買い戻しました。ならば、何故売ったのか?昨日は今日こそ大きく反転すると見込んで仕込んだのではなかったのか?それをNYの大幅下げで押されたとはいえ、最初は買値近辺をウロウロしておりました。つまり、NYの下げさえなければもっとすんなりと上がる予定だった筈。それを6210円という昨日の安値の35K程度の大きな買いが崩されると、もういけません。昨日安値を下回ってかつOSCも下回った時は売り、との損切りルールを自ら発動させてしまいました。

先日も同様なことがありました。反省として、今後のルールとしては「引けまでにこれらの条件が確実になった時」に変更することにしました。今の相場では、一度このような押し目を作って「投げを誘う」ような値動きが多すぎます。それにまんまと嵌ったという訳です。

今日の引けに買ったと言っても冷静に見れば、昨日よりもテクニカルには条件が良くありません。果たして明日はリベンジできるものやら不安。

後の持ち越しは8929船井財産コンサルタンツの、やはり引け際に「投げ売り」が収まったことを確認しての635Kでの買いです。こちらも、日東電工同様に今日の底からの反転のためにエネルギーを使い果たしている感もなきにしもあらずです。なぜ、600Kすれすれまで落ちたところで拾わなかったのか?全く自分に嫌気がさします。

何も605Kの今日の底で拾おうとしなければ、いくらでも620Kあたりで拾うチャンスはありました。このあたりの呼吸を何とかして体得せねばと思いつつ、日々過ちを繰り返す始末。

しかし今日の原発銘柄の反発を見て、前日までの値動きで反転の兆しをテクニカルに見る見方としては、今の方法がかなりの精度でうまく作動することが分かりましたので、これからはもっと自信を持って、下手に場中に右往左往することがないように、気分を改めて再スタートとを切りたいと思います。

そのための明日の注目銘柄ですが、出来高を伴い上げてマザーズ指数の向上に大きく貢献した2150ケアネットや4813ACCESSなどの順張り銘柄はあえて取り上げません。それぞれのデイトレの流儀で勝負に入れば良いと思います。明日は調整日かも知れませんが。

テクニカル用語の簡単解説

1.2459アウンコンサルティング
 これも戻しが遅い出遅れ銘柄。今日の176Kの安値で当面の底が174Kであることが確認された形です。明日も出来高が伴わずに低迷しているようだと見送りですが、174K近くまで降りてきた時には迷わずエントリー。

2.2126GCA 逆張り
 このところの下げは強烈なものがあります。信用期日到来で投げが出ているとの一部の観測があります。まだ今日も下げ基調です。OSCは-2%の24%、RSIは何と-11%の7%です。反転時期は近いものと思われます。ケアネットが反転した時の条件を教訓に、慎重に引けにかけてのOSCの変化を明日以降観察したいと思います。

3.8591オリックス 逆張り
 今日の安値の29800円を巡る攻防。金融絡みで不穏な動きに巻き込まれれば、更に落ちる可能性あり。注意

4.1976明星工業 順張り
 明日は525円の今日の安値が固ければ切り返し気配濃厚。PER10倍以下で原子力関連も手がける会社ですが、ちょうど雲の下に抜けたばかりですので、少々頭が重いかも知れません。それに人気が今ひとつ。

5.2384SBSホールディングス 逆張り
 それなりの出来高を伴いながらも大きく下落。OSCは7%も下げてついに30%です。去年7月12日の26%以来の低い値です。そろそろ警戒警報発令です。この株も不動産流動化銘柄の一角といってもよいかと思います。その影響での下げかも知れません。

6.8933NTT都市開発
 これも出来高多いものの牛馬の歩みの株。じっくりと値動きを見ることが必要ですが、210Kに近づいて、底割れ無しとなったら買い出動を早めに。地合次第ですが。

7.8868アーバンコーポレーション
 これも出来高多いが低迷中の株。明日は1949円以下で必ず仕込むこと。1920円が割れるようなら少し様子見ですが、1900円に近づけば思い切って仕込む手。

8.4613関西ペイント
 1040円割れがあるかどうか注目。そこを抜ければ再度1000円割れも考えられます。しかし今日の出来高は多かったようです。

9.6871日本マイクロニクス 逆張り
 今日はじり高での引けに最高値近いところで終了。4110円あたりが底と認識されたようです。OSCは少しアンダーの50%です。明日は必ずの押し目での4100円辺りまでの下落を待っての参戦です。明日26日が四半期決算であることに注意。

10.6908イリソ電子工業 逆張り
 遂に3170円という6月中旬以来の安値に突き落とされました。OSCも-4%の36%です。さて、ここからは見直し買いが入るものと思います。

11.2371カカクコム
 ここは素直に286K以上291K以下で買いか。四の五の言いません。もし280K割れまであるようなら、この株元の木阿弥で250Kあたりまでまっしぐらです。

以上です。チョイと数が多くなりましたが、ピッタリと条件にはまる銘柄は実はありません。逆張りと書いてあるのは明日以降も注目の意味となります。
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一度に目配せできない弱さ

2007-07-25 11:27:35 | 株に出会う
いよいよアメリカのサブプライムローンの問題がプライムローンの問題へと波及したようです。4月30日のブログで懸念したことが現実味を帯びつつあるようです。

昨日から持ち越した2銘柄は当然のように売りに押されております。少し遅きに失しましたが6988日東電工と5727東邦チタニウムは前場に処分。持株はゼロです。

今の状況で買いも売りも持ち越しはリスクが大きすぎます。

マザーズ指数だけ変に頑張っておりますが、孤高の独歩高が続くほど相場は堅固ではないでしょう。どの銘柄が踏ん張っているのか不明ですが、直近のIPOで昨日上げたものはほとんどが調整を食らっております。ここからのリバウンドは、昨日書いたように、あるかも知れませんが、それは日経平均が調子を取り戻すという条件付きです。

その日経平均は、窓を空けてついに一目均衡表では雲の中に突入です。転換線がずっと基準線を上回って騰勢が続いておりましたが、ついに15円ほど下回りました。逆ウォッチ曲線も時計回りのちょうど左上に位置しており、まさに天井を打ってからの下落局面を示唆しております。これをOSCで見ると、7月12日の43%、終値17984円が、今日の前場では43%ではありますが、17803円と落ち込んでおります。つまり地合が強ければここからは買い上がりば見られるギリギリのところですが、雰囲気と時期的にもここから踏ん張れというのはチョイと酷ではないでしょうか。

このまま小反発はありながらも、二番底、三番底を試しに行くものと思います。

今日賑わっている原発関連銘柄にしても、木村化工機とか日本ギア、それにトウアバルブ本社といった、個人に人気の仕手性の強い株に限られております。メインの原発銘柄は大口の買いも入らずに低迷中。

そんな訳で、これからは三番底を見るまでは適当に遊びこそすれ、持ち越しは極力少なくしたいと思います。

そして、今日のような下落モードの日には、狙いを定めた優良株の下値をきっちりと拾うことに徹したいのですが、聖徳太子ではないので、2つぐらいの銘柄を注視するのがどうも限界のようです。10銘柄を並べて派手に点滅するようにしておりますが、どうも赤の点滅(上昇)に本能的に目が行ってしまい、つい高値掴みをするようです。このどうしようもない性を克服するためにはやむを得ません。銘柄を絞ることとします。そして、赤ではなく青の点滅に即座に反応するように、自らの色感を鍛え直すこととしますが、日々クルマを運転しながら青の点滅に反応して買いに走る(青信号の点滅時に突っ込む)ことが如何に大変なことか、皆さんもお分かりでしょう。これが株トレードを難しくしている根本原因かと。。。

今日も、このままでは筆者の真上に鎮座する蜘蛛の餌代が出そうにありません。もう何日か頑張って生き抜いて貰う以外にありません。もうチョイ頑張れよ!!
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