明日の注目銘柄（７．３．０７）

今日は全く市場との波長が合わずに模様眺めだけでした。後場には堅調に上げている新興市場ですが、銘柄毎の濃淡が激しすぎますね。

見捨てられた銘柄はあくまでもそのまま。いくら売られすぎでもお構いなし。人が群がる銘柄だけ活況を呈していますが、それも誰よりもいち早く鞘抜きをするための超短期での騙し合いの応酬です。

その点、今日は活況だった原発銘柄などけれん味ない上げ方で好感が持てます。さて、明日はどうなるか？日経平均もＯＳＣを＋１％の５７％まで伸ばしております。マザーズ指数やヘラクレス指数も５３％と５４％と上げております。

いずれもほぼ２５日移動平均を抜いた状態です。上昇傾向が継続中。

明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説


１．２１５４トラストワークス　逆張り
　６月６日に上場したばかりですが上場来安値に接近。データはまだ足りませんが、利用できるデータからは、後２押し位での反発があるかも知れません。いずれにしても３００Ｋ割れは必至。その後３０５Ｋを抜く勢いが出るのかどうかが焦点。２８０Ｋあたりまでの下落があるかどうか？公募価格はちなみに２９０Ｋ。

２．２１３８ウェブドゥジャパン
　明日は２１７Ｋという今日の安値が死守できるなら、そこからの反転に期待。しかし、このところ５日連続出来高が３桁止まり。この株にしては死んだような状態。このまま死んでしまうとは思えません。不気味です。２１７Ｋでの待ち伏せ。

３．９８８８ＵＥＸ　順張り
　今日も素材関連銘柄の反発は急だったようです。明日も続く保証はありませんが、地合を見ながらこの株の少々の利確の動きを乗り越えれば再度３９００円から４０００円を窺う位置取りにあります。

４．４０８０田中化学研究所　逆張り
　燃料電池関連銘柄。ＯＳＣを８％の落としての３４％まできました。次の底ですが９２０円辺りかと。チョイと旬を過ぎたかも知れません。そこは要注意。

５．６７７８アルチザネットワークス　順張り
　好決算予想で１１７Ｋまで６月５日に上げましたが、その高値も視界に入ってきております。出来高急増。マザーズ指数の上昇はこの株も加担していたようです。ずばり１０６Ｋでの待ち伏せ。

６．２１２６ＧＣＡ
　日本Ｍ＆Ａセンターが飛ばしておりますが、こちらはチョイと低迷中。明日は再度７００Ｋ割れがあれば、大きく割り込まない限り反発する体勢にあります。６９６Ｋ割れがあれば注意。

以上です。

良いのか悪いのか？

今日はマーケットスピードの新バージョンで利用可能になった、場中での各種指数や上昇銘柄のランキング機能など、「マイページ」に昨日セットしたものをチェックしたりしているうちに、マークしていた銘柄は見ていたものの、いつものように買い時は逸してしまいました。

例えば４５６３アンジェスＭＧ。これは特売りで始まり前日比－１３Ｋの６３７Ｋまで寄り付きで下落。テクニカルにはじり高での始まりが想定されておりましたが、この特売りでは、やはり買えませんでした。今、シミュレーションしてみると、６３８Ｋ始まりで６３７Ｋまで落ちた段階でも、ＯＳＣは前日同値の４６％でした。ここを見なければいけなかったようです。これが４６％以下であるとその日は調整モードに入る訳ですが、前日までの上昇モードに対して、どなたかの見切り売りがあったとしても、下落モードに入らずにそこから反発したというのを咄嗟に見抜くのは、やはり至難の技ですね。

そうなるとテクニカルな指標がどうのこうのではなく、先週からの流れを見ているのが前提ですが、今日の押し目が絶好の拾い場であることを、第六感だか七勘で察知する力ですばやく売買しないと、そこでもう差がついてしまうようです。ここがデイトレの難しいところです。

対抗策としては、そうした咄嗟の勝負にはあえて入らないことか、もう少し長めのトレードに持ち込むこと、例えば１週間程度のスイングの中でのトレード、しかないようです。そのためには地合が上を向いているのか下を向いているのかの判断がやはり鍵を握っております。

今の日経平均にしても、明らかに地合は上向きです。新興市場も先週の金曜日の引けにかけては、ＯＳＣをイーブン以上に戻すなど、決して下向きになっていた訳ではありません。そこにＮＹがほどほどに金曜日は引けております。となると、今日の押し目では一旦買いとの戦術でもって、狙いを定めた銘柄を素早く売買しなければならなかった、ということになります。

この判断が実に難しいですね。

といった後講釈しかできずに今日の前場でのトレードはゼロでした。