株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

テクニカルにはある程度反応

2006-07-28 11:19:59 | 株に出会う
各市況の指数値は、昨日で上向いておりました。風向き次第ではまた沈没の危険はあったのですが、日経先物がマイナス圏から前場で+110円まで戻したのが大きかったようです。やはり、テクニカルにはある程度反応するものです。

マザーズ指数はあと20ポイントほど、ヘラクレス指数は30ポイントほどで次の壁にぶち当たります。ここまで行くそぶりを後場は見せるのか、それとももうここまでで許してと呟いて、週末のお楽しみのために引き上げてしまうのか。今日は、ここ数日の流れから言って、週末手仕舞いの動きではなく、じり高の傾向で終わるような気がします。そして、来週早々の買いを誘っての、前場からの7月25日の安値水準への到達を達成した後の利益確定の動きでの反落、といった予想です。
今日は昨日に陰湿な上蓋攻勢に晒された4340シンプレクス・テクノロジーも、ごく普通の値動きになりプラス展開してくれおります。これから場の動きに合わせて反転をするものと思われます。OSCは前場で+1%の50%、RSIは+3%の22%です。OSCのエネルギーが高くなりかけているのが気にはなりますが、その分RSIの切り返しのエネルギーで当面の壁の60Kの奪回に動くことを期待。

その他、持ち越しのウルシステムズやファーマフーズは利益が出いてるうちに処分。スタイライフでチョイと遊びのトレードをしたりしております。豆蔵も試しに買いましたがこれは反応せず。後場は、全銘柄をざっと見てから、寄り付きの流れを見極めて何か仕込むかどうか決めたいと思っております。

日本高純度化学やブロッコリーなども動意付いております。やはり、これまでの梅雨空での圧迫感がようやく解き放たれようとしているようです。
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明日の注目銘柄(7.28.06)

2006-07-27 23:13:27 | 明日のモニタリング銘柄
まず市況概況から。

◆マザーズ指数

 OSCは30%→40%へ伸びるも、回復力弱し。25日の安値水準も抜けていない。RSIも15%→17%へと微細な回復。

◆ヘラクレス指数

 マザーズ指数同様、OSCは33%→44%へと、RSIも17%→19%へ。いずれもこのところの4連敗からの一時的な調整の可能性大。

両指数とも、今日のOSCの上げ方が大きいのが気になります。物事は一気に奈落までは行かないものです。少し気を持たせてその僅かな希望に引き寄せられる弱小昆虫を一網打尽にしてから、ゆっくりと賞味する虫食いモウセンゴケに何だか似ているようです。

◆日経225平均

 こちらは296円の上げで、直近の安値の壁である25日の14948円をたやすくクリヤーしました。OSCは+12%の61%まで急伸。但し、ここまでOSCが伸びると目先の天井も近いことを窺わせております。こちらはテクニカルに素直に反応しております。

そこで明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説


1.3755GDH ▲

 -2Kで終了も6月2日の安値より下回ってからの切り返しで、OSCは31%→38%へと伸び、直近のピーク値を抜きました。7月19日のOSC28%からのは10%の切り返しでもあり、RSIが13%と最低値レベルまで落ちたこの株、明日は狙い目か。貸借銘柄であることに注意。地合悪いと朝は押されます。

2.3756豆蔵 ▲

 ずっとお待たせしております。明日この株の大道芸が見られるかどうかしばし注目。OSCは42%→50%へと、]RSIも28%→29%へとコンバージェンスしております。特にOSCの伸びが顕著。空騒ぎの可能性ももちろんありますが、この株、いきなり大道芸が始まるのが特徴です。

3.8703カブドットコム △

 今日はMBHも上げたようです。この株も控えめながら切り返しました。OSCは33%→40%で、RSIも24%→27%です。新興市場の指数とよく似ております。乖離幅が-6Kと拡大しておりますので、明日は押し目一巡からの狙いですが、筆者この株でうまく行った試しがありません。いつも上手に裏をかかれるのです。そういえばIPOも全く当たりません。どうも筆者にとっては、この動作の鈍いカブトムシ株、トリカブトのような縁起の悪い株のようです。だからといって、テクニカルに良い条件を示していれば取り上げない訳には参りません。勝ってカブトの緒を締めよ。何を言うのか、まったく??

4.1712ダイセキ環境ソリューション ▲

 ひっそりと上げてきました。そりゃそうでしょう。好業績が囃されて6月30日に294Kまで行ったのが夢のようです。その前日OSCは74%まで上がって、皆さん高揚しておりました。(ストップ高)今日はOSCが50%→57%と上げ、出来高は閑散としておりますが11K高です。こういう地味系が明日の地合の影響を受けるものなのかどうか、環境にひときわ敏感なこの株の動きに注目。

5.3390ユニバーサルソリューションシステムズ ▲

 MSCBの発行を制限する、との取締役会の方針を6月28日に開示して大きく上げましたが、この株、本当に人気がありません。業績は良いのです。ベンチャーリンク発祥というところがどうも陰を落としているような気がしてなりません。今日はOSCが42%→52%と急伸。RSIは17%で前日同値。何とか最悪期を脱したようです。今日は地味系特集ということで、明日はこの株にもご注目下さい。

6.2450一休 △

 これは高級顧客志向のブルジョア株ですので、地味系ではありません。その証拠に出来高の規模が違います。伸びが鈍化するとの観測から結構な調整を挟んでおりましたが、今日は何とか安値圏からの脱出がはかれたようです。このまま株が「貧民街」に留まることは、その高級路線からも許し難かったのでしょう。筆者は許しますが。OSCが44%→51%となり一頭地抜き出ました。RSIも20%→26%です。貸借銘柄ですので、明日の地合次第では、またたたき売りのが出てきますが、そこは買いを一休みしてから、叩き売りが収まってからの買い出動が良いでしょう。

7.3331雑貨屋ブルドック ▲

 筆者が先日早めに手を付けて苦杯をなめた銘柄です。ようやく下げ止まりの兆候が見えてきました。OSCが27%→28%へ、RSIは14%→14%の同値です。出血が止まった状態です。意識が戻ったかどうかはまだ不明。業績がよくて結構上げた筈が、ここまで落とされるのですから、ファッショングッズのお店をやっているこの会社、何か若い女性の気分を害するようなキャンペーンでもやったのかも知れません。あまり「ブルドック」を強調するビラなどを配ると、若い女性の深層心理に悪影響があること必至です。何故なら、あの本物のブルドックの鼻周りのイメージがうら若き女性の心証を害するからです。そうと知ってか知らずか、この会社、ブルドック卒業世代向けに「ザナード」店なるものを拡大しているようです。ザナードねぇ。筆者などザイード、ハザード、クリードなど思い出し、チョイとなじめません。それなら2738バルスが展開している、歯の浮くような「フランフラン」のお店の方が余程女性には受けると思うのですが。こうしたことも、このところの株価低迷の原因かも知れません。今や地味系銘柄の代表格か。

8.3776ブロードバンドタワー ▲

 これもようやく切り返しました。OSCは28%→36%へ、RSIが15%→16%へと。今日の日経に新社長が紹介されておりました。NECの子会社出身のようですが、まだ若いです。こうした会社にピッタリかもしれません。明日は社長就任のご祝儀を期待して注目。しかしこのデータセンター会社から何のご祝儀がでるのだろうか?訳の分からない「データ」だけ送られてきても、筆者、受け取りは断固拒否します。目に見える形、つまり株価の上昇がなによりのご祝儀です、新社長殿。

9.9424日本通信 △

 これも切り返しました。OSC33%→41%、RSI13%→15%で、OSCは直近のピーク値を抜いております。7月18日の28%からは+13%の切り返し。終値は7200円安です。これだけ良い形まで来ているのに、今日の新興市場の後場の失速は一体何なのでしょう。単なる目眩ましなら良いのですが。この株あたりの明日の帰趨が1つの指標となるかも知れません。ポンツー頑張れよ。

10.3810サイバーステップ △

 どうしたことか、オンラインゲームのこの株、今日も低迷しました。400K割れからの復活の勢いはどこへやら。出来高が急減しての下落です。投げが合った訳ではありません。注目の理由はデータが少ないので一概には言えませんが、7月19日にOSCの最低値をマークし6%を付けております。その時の終値の433Kから、今日は19Kも押されましたが、それでもOSCは21%です。再度400K割れになったところから拾う手です。

11.4757インテリジェンス △

 今日は人材派遣関連銘柄が良かったはずですが、この株USEN問題が引っかかってか水面上には出られませんでした。しかし、OSCは39%→48%へと急伸。この株の地力は誰しも認めるところです。明日は売り方の買い戻しも期待され、ここまでは落ちる銘柄ではないだけに注目。しかし、USENが何故この株を買い占めようとするのか、全く不可解です。GYAO。

12.6787メイコー △

 今日は240円も戻しましたが、これでもOSCは41%→43%で、RSIは11%→21%です。特にOSCが比較的穏便な上げですので、明日も引き続きこれまでの売り方の買い戻しが入ることを期待して注目です。何しろ、シンプレクス・テクノロジーと同じで押されすぎです。こちらは大和総研だったかのレーティングの2段階引き下げという暴挙が空売りを随分と誘ったようです。

13.2329東北新社 △
 
 このところ押されておりましたが、ようやく切り返しの気配です。乖離幅、OSC+2%の43%とも良し。RSIは23%まで落ちております。外国映画の日本語版制作といえば分かりやすいでしょうか。愚妻も大の洋画ファンです。彼女のためにも明日は注目。これもジャスダックの地味系の1つ。

14.3727アプリックス ▲

 この携帯・家電向けのJavaスペシャリスト集団の株を明日は注目。乖離幅が-15Kと拡大し、OSC40%→49%へと、RSIは22%→25%へと切り返しました。アプリックスという名前にいいしれぬプロフェッショナリズムを感じます。名前に酔ってはいけませんが、とりあえずテクニカルには一旦ここで反発でしょう。これは派手系銘柄です。地味な方はご遠慮下さい。

15.8798アドバンスクリエイト △

 突如昨日から目覚めました。昨日は売りの嵐。今日は買いと売りの交錯での買い方の勝ち。明日は一体どうなるか? アドバンスで知るとすればテクニカル指標だけですが、これはOSCが25%→31%へ、RSIも2%→10%へと順調に切り返しております。

【その他注目銘柄】

・2438アスカネット いつまでもしんみりとしている場合ではない。
・6659メディアグローバルリンクス 出来高増え直近OSCを抜く。明日こそ。
・9609ベンチャーリンク USSの大株主に免じて注目。テクニカルにも良し。
・3732イーウェーヴ OSCが40%と抜きん出る。
・4794DEX 今日上げすぎた反動さえ出なければ。
・2384SBSホールディングス 灰汁抜けしたか? 上げの馬力はあるはず。
・6769ザインエレクトロニクス テクニカルには抜群。
・4973日本高純度化学 OSCもコンバージェンス、RSIも同値。底脱出か。
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MTIの嵌め込み

2006-07-27 15:54:21 | 株に出会う
後場は、前場の良い雰囲気の延長で、先物が少し下げてのフェイントから上げ始めると、新興市場株も「勢いよく」上げ始めました。

しかし、それもつかの間でした。一体いつまでこんなことが続くのでしょうね。全くお互いフェイント合戦とはこのことです。

シンプレクス・テクノロジーが、前場にも書きましたがこの典型です。このゲームに翻弄されております。OSCとRSIはコンバージェンスしているし、このファンダメンタルの良いのを見込んで買っている以上、明らかにOSCが下がり、かつ前日安値も下回って下限価格近辺で終わらない限り、これはホールドです。そこまで短期で見てはいけません。

今日はシンプレクス・テクノロジーに引っ張られて?か、失敗トレードのオンパレードでした。

前場にあまりの押されすぎに325Kで買った2483翻訳センターは、320Kの厚い(といっても10枚くらい)の買い板が崩されるときに降りました。ほんの10秒処理が遅かったらもっと下での処分だったことでしょう。

昼休みに上げたがっていた、これも押されすぎの8941レイコフは、119Kで買ったものの上に行きそうで行かないため、これも-2Kで処分。

極め付きは、9438エムティーアイです。このところ不自然にずっと下がっているのは見ておりました。今日の昼に確認すると、何と243Kあたりまで落とされているのです。掲示板その他でニュースを確認しましたが、来週月曜日の決算発表を控えてのインサイダーではないかとの風評が流れている程度でした。

この株、ある時期(2-3ヶ月前でしょうか)から世の新興株の凋落にもかかわらず随分と調子よく上げておりました。おかしいと思いつつ、この株にはあまりよい印象を持っておりませんでしたので、静観しておりました。しかし、今日のこの出来高と下落です。何かあると思っての後場の監視でした。ずっと膠着していた2時20分頃から板が突然上放れしました。これは無理に引き下げられていた力がやっと緩んだと思い、思わず買い出動してしまいました。まあ、こうした株ですので発注数量は変更して、最低単位での様子見にしました。一呼吸置いての250Kでした。ところがその後、うんともすんとも言いません。そして、パラパラと下落を始め、246K、245Kでの43枚と60枚の売りです。これはおかしいと思って少しだけ見ておりましたが、一向に上に反発する気配はありません。ついに我慢しきれず-9Kで損切りました。その後は雪崩を打っての売り殺到です。大引けで53枚の売り板を残しての見事な232Kでのストップ安です。あっというまのパラシュート降下作戦でした。地上に激突して息絶えた一般零細投資家も多かったのではないでしょうか。株はこういうことがあるので気を抜けません。

いわば典型的な嵌め込みでした。しかし嵌め込みではない時もあるので始末が悪いのです。こうしたことが往々にしてあるので、最初は最少単位でのエントリーが良いかも知れません。そして、上げが本物であると確信したら、1回目の押し目で追加買いに入り、最初にピークアウトするときに、半分ほど利確し、その後様子を見ながら、下げに転じるようなら残りも利益が出ているうちに逃げると行った戦法が良さそうですね。

持ち越しは、シンプレクス・テクノロジーと、下げすぎ2929ファーマフーズと、一発反転を期待して486Kで拾った3798ウルシステムズの3つです。

ウルシステムズは、以前からIT戦略立案・実行支援サービスという企業の懐深く入り込むビジネスに興味がありました。PERは未だ65倍と高いのですが、この特に類似企業のないナレッジベースのソリューションビジネスとしては、下手なネット企業よりも有望と見ております。もっともUMLaut(ウムラウト)というベースとなるソフトが優れていることが前提ですが。普通はナレッジマネージメントの部分はコアとなるソフトウェアはパッケージ化されておりますが、ナレッジベースそのものをウムラウトのようなパッケージソフトから作り込むというのは珍しいのではないかと思います。

今日買ったのは、出来高は少ないのですがOSC40%→45%へと伸び、7月18日の37%からのダイバージェンスがあり、終値ベースでその日よりも23Kほど下回っているためです。今日プラスで終了したというのが大きな要素です。もしマイナスなら明日の押し目まで待つことになります。RSIも17%→19%です。それにしても247万円まで付けた株が落ちたものです。公募価格は65万円でした。

今日はこれから気分直しに散歩に出かけます。裏切られても裏切られても懲りずに、これまでのスクリーニング方法をチューニングしながら、注目銘柄を夜にアップします。
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新興市場切り返し

2006-07-27 11:32:03 | 株に出会う
朝の4340シンプレクス・テクノロジーの怒濤の下げには度肝を抜かれました。

同じ好決算発表の2432ディー・エヌ・エーとは好対照です。確かに日経には取り上げられておりませんでしたが、それだけかどうか全く不可解です。

しかし、これも相場の流れということで素直に受け止めねばなりません。あまりの下げに53600の特買いに参加しましたが、そこまでは降りてこずに、第二波の下落で54000円あたりまで落とされてからは、場の好転に合わせるように買い上がりは見られたものの、まだ昨日の安値の56000円を回復しておりません。OSCとRSIはコンバージェンスはしておりますので(そうはいってもかなりの銘柄がコンバージェンス)、期待は持てますが、この56000円を引けに回復できないようだと、一体好決算は「織り込み済み」だったのかと疑いたくなります。それにしても、下へ下へと押し下げられる時の執拗な売り板は、個人ではなく、どこかの機関の作為的な動きに思えてなりません。狼狽売りを誘うときの手口です。

前場は、5727東邦チタニウムを4510円で早く買いすぎ、その後のじり安の展開で-40円で撤退と奮いませんでした。

前場引けにかけての場の好転で、これはいかんと思い直し、出遅れ感のある2929ファーマフーズを平均171Kで買い、さすがに切り返した感がある2483翻訳センターを325Kで買いました。

どうしても朝の押し目が買いだとは前日に分かっていても、買えないものです。底が分かれば苦労はしませんが、この翻訳センターにしても昨日はOSCが何と21%です。10%台というのは通常の値動きでは一時的にしかありません。ところがシミュレーションすると、307K始まりの301K安値で見ても、OSCは22%と逆に1%上昇していたようです。(フィードバックしているので、リアルタイムでそうであったとは限りませんが)しかし、301Kまで来ると、出来高も少ないし、まだ弱気な投げもあるし、場も下落中だし、と悪いことばかり考えてしまうのです。人間のどうしようもない弱さです。みんなが明らかに切り返したと分かってから相場に参加しても、実は勝率はフィフティ・フィフティです。株はゼロサムゲームだからですね。後から思うのですが、ここまで下げるかと誰もが思う、その値段で買ってしばらく辛抱(といっても、こうした下落相場での反転日はその日の何時間かですが)して待つ方が余程下落リスクが少ないと思います。

さて、後場は前場の切り返しを携帯などで昼休みに見ての買いが入るかどうかがポイントです。あまり反応がないようだと、前場で少し含み益を抱える方々の益出し売りが始まるに決まっております。

しかし、新興相場は明らかに切り返したようです。

マザーズ指数もヘラクレス指数も前日安値を綺麗に抜きました。OSCは7月18日のボトム値に対して、マザーズ指数は+19%で終値は54ポイント安。ヘラクレス指数は、+21%で終値は31ポイント安です。マザーズ指数の方が切り返し余地が大きいようです。少なくともテクニカルにはエルダー博士のダイバージェンスが示現しております。明らかな反転です。

後は、外部要因その他、これまでの重いトレンドがどう影響してくるかですね。
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明日の注目銘柄(7.27.06)-その2

2006-07-26 21:46:42 | 明日のモニタリング銘柄
まず各指数の動きです。

◆マザーズ指数

 OSCは-2%の30%、7月18日の23%からはまだコンバージェンス。RSIは-1%の15%です。これは直近の最低値。希望的観測では明日更に下げたところからの反発はあるかと思います。OSCが23%以下に押されるような下げだと別ですが。

◆ヘラクレス総合指数

 OSCはこれも-3%の33%で、RSIも-1%の17%まで下落。RSIの17%はこのところの最低値です。OSCは6月1日に25%というのがありますが、かなり低くなってきております。直近の最低値が7月18日の24%ですが、今日は終値でその時の値段を下回り、OSCは+9%です。このダイバージェンス現象は、マザーズ指数も同様ですが、明日以降の立ち直りを期待させます。

◆日経225平均

 6月13日が底です。指数値もその時よりまだ785ポイントほど上回っております。OSCは+14%、RSIは+14%の水準です。新興市場よりダメージが少ないことが窺えます。しかし、今日は悪いパターンでの下げです。OSCは1%の下降傾向、RSIは前日同値です。

さて、明日の注目銘柄ですが、その1で今日健闘した銘柄を挙げましたので、その2としては、これはいくらなんでも売られすぎよ、という銘柄を中心に挙げます。このような底値にあえぐ株連中は、とことん貶められるのが今の相場です。従って、明日の地合も気になることだし、更に押しに押されてから、もうこれ以上は忍びないといった水準で拾うことを心掛けると良いでしょう。

売られすぎの基準としてはOSCが20%台以下、指数値はこれ以上ない低めの水準、RSIは10%台以下としてみます。このレベルは非常事態宣言が発令されたも同然ですが、それでもいくつか出てくる筈です。

テクニカル用語の簡単解説

・3783ナノメディア OSC28%(-4%)、RSI14%(-1%)
・2465ラヴィス OSC25%(-1%)、RSI19%(-3%)
・8918ランド OSC28%(ー%)、RSI14%(-2%)
・3331雑貨屋ブルドック OSC27%(-2%)、RSI14%(+1%)
・3776ブロードバンドタワー OSC28%(-4%)、RSI15%(-1%)
・8941レイコフ OSC28%(-1%)、RSI11%(-1%)
・3809バリオセキュア OSC24%(-3%),RSI14%(+-ゼロ)
・2483翻訳センター OSC21%(-3%)、RSI15%(-2%)
・3803イメージ情報開発 OSC27%(-3%)、RSI8%(+-ゼロ)
・3801アスキーソリューションズ OSC29%(-1%)、RSI11%(+-ゼロ)
・3030ハブ OSC29%(-4%)、RSI9%(-1%)
・2477比較コム OSC28%(-3%)、RSI14%(-1%)
・7844マーベラスエンターテインメント OSC27%(-5%)、RSI12%(-1%)
・4644イマジニア OSC26%(-6%)、RSI11%(-2%)
・9438エムティーアイ OSC21%(-10%)、RSI6%(-3%)
・8890レーサムリサーチ OSC28%(-2%)、RSI13%(+-ゼロ)
・4775楽天 OSC29%(-2%)、RSI18%(-2%)
・8798アドバンスクリエイト OSC25%(-3%)、RSI2%(-1%)
・4295フェイス OSC28%(-1%)、RSI14%(-6%)
・8698MBH OSC27%(+-ゼロ)、RSI16%(+1%)
・3722ベリサイン OSC25%(-3%)、RSI17%(+1%)
・4751サイバーエージェント OSC25%(-1%)、RSI19%(-1%)
・4287ジャストプラニング OSC28%(-3%)、RSI11%(+-ゼロ)
・6769ザインエレクトロニクス OSC15%(-4%)、RSI7%(+-ゼロ)
・4819デジタルガレージ OSC28%(-5%),RSI9%(-1%)
・4065紀文フードケミファ OSC27%(+3%)、RSI7%(+-ゼロ)
・5727東邦チタニウム OSC23%(-2%)、RSI15%(+1%)

【売られすぎからのOSCコンバージェンス銘柄】

・3041ビューティ花壇 OSC32%(+1%)、RSI50%(-2%)
・5480冶金工業 OSC37%(+2%)、RSI26%(-3%)

特に赤字部は、コンバージェンスを現し、明日反転の兆しありを意味しますので注意。

しかし予想外というべきか、こんなに売られすぎ銘柄が出てきました。ウォッチ銘柄の約1割です。逆に言うと、それ以外の9割は明日は少なくとも寄り付きは下落基調であることがテクニカルには言えるということになります。何故ならOSCが前日より下げて、終値も前日安値を越えていないからです。もっとも指数値は売られ過ぎを現しているのが多く、前場でなかり強めに下落すれば、午後からは自然反転に入るかも知れません。いずれにしても、何度目かのクライマックスは、新興市場・小型株については近いものと思われます。
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