今日はNYも上げているし、短期のチャートもよい形で終わっているので、誰もが7月20日の再来を期待したことと思います。
結果は、見事な寄り天です。特に新興・小型株ほどそうなっております。東証一部も7860エイベックス、6900東京電波、4205ゼオン、7259アイシン精機、といった、このところ押されていた銘柄が比較的大きく上げておりますが、それ以外は必ずしも上げておりません。このように同じパターンを繰り返すと見ての逆パターンに行くのが相場と考えた方が良さそうです。全く相場というのは天の邪鬼なのです。みんなが考えている方向とは逆の方にどうしても言ってしまいます。それだけ一部の洗練されたプロ級の方々(機関投資家中心)が、朝に作戦を練りに練って資金を投入または引き上げる訳ですから、彼らが考えることはまず一般投資家が今日はどう行動するかということを、真剣に検討するはずです。その裏を出し抜くことによって大きな利益をこれまで上げてきた実績があるからです。我々は彼らの動きを下手に忖度することなく利益が出ていれば有り難く頂き、おかしな雰囲気になればいち早く行動し身を守るということしか出来ないようですね。
新興もテクニカルに良かった4813ACCESSなど前場の後半にかけて弓矢が放たれました。筆者は初動の644Kでエントリーしましたが、その後上がらずに再度639Kまで落とされる過程で同値降りをしてしまいました。しかし、よく見るとこの株638Kを朝方付けていましたが、これを下回らないことが再度の639Kで確かめられたとも考えられます。つまり、このような揺り戻しでの底堅さを確認しての644Kでのエントリーであれば、自ずと上昇一途の値動きを堪能できましたので、同値降りもなかったと思います。このあたりの見極めがまだまだ課題です。
テクニカルにはこのようにマークしていても実際の買い局面では失敗します。その悪い癖が出たのが、本日のストップ高銘柄3778さくらインターネットです。朝の一押しはあるだろうと236Kで指していたのですが2K足りませんでした。その後は強いと感じながらも利確の動きも出てくるため、どうしても後一歩が踏み出せませんでした。また236Kあたりまで降りてくるのではないかと、勝手な思いこみをしてしまったのです。250Kあたりでの揉み合い時点でも買いのチャンスはいくらもありましたが、もうこうなると新興市場の指数がじり貧を辿っておりましたので、この株もそのうち押されるだろうとの意識が勝って、ほとんど眺めているだけでした。ところが、2-3回ストップ高の板をかいま見せながらついに登りつめたのですね、この株。
今後の反省材料にするにはいつものことであり、どうも心理的な欠陥があるのではないかと自らを疑ってしまいます。何とか克服せねばなりません。トホホの放心状態ですが。
しかし、自信が持てたのは、こうした仕手性の強い株における日柄調整を見極めるやり方です。筆者が真の高値・安値を反映した「指数値」と呼ばれる、日々の値幅の累積値をもとめるやり方が、こうした日柄調整の見極めに、益々有効であることが確かめられたことです。このさくらインターネットは、昨日の指数値が158000ポイントでした。この数値は、7月6日の指数値よりさらに30000ポイントも下でした。そして、OSCは7月19日に39%という底を付けた後、昨日は前日同値の40%にコンバージェンスし、終値は-10Kというものでした。絶好の買い場を迎えていた訳です。前回の上げが海外の会社との提携話がきっかけでしたので、今回は特に大きなニュースもなく「騙し」の可能性もあるため、控えめな「注目銘柄」でした。(新データセンターの開設がニュースとして伝わっているようですが、今回のそれは後講釈でしょう。)
今後の糧に何とかしたいと思います。
さて、寄り天の中、持ち越しの2929ファーマフーズは191Kで売り、たったの+4K。2384SBSホールディングスは、289Kで危うく逃げて、これも+8Kと奮いませんでした。ACCESSとさくらの失敗の方がダメージが大きい、今日の前場のトレードでした。
結果は、見事な寄り天です。特に新興・小型株ほどそうなっております。東証一部も7860エイベックス、6900東京電波、4205ゼオン、7259アイシン精機、といった、このところ押されていた銘柄が比較的大きく上げておりますが、それ以外は必ずしも上げておりません。このように同じパターンを繰り返すと見ての逆パターンに行くのが相場と考えた方が良さそうです。全く相場というのは天の邪鬼なのです。みんなが考えている方向とは逆の方にどうしても言ってしまいます。それだけ一部の洗練されたプロ級の方々(機関投資家中心)が、朝に作戦を練りに練って資金を投入または引き上げる訳ですから、彼らが考えることはまず一般投資家が今日はどう行動するかということを、真剣に検討するはずです。その裏を出し抜くことによって大きな利益をこれまで上げてきた実績があるからです。我々は彼らの動きを下手に忖度することなく利益が出ていれば有り難く頂き、おかしな雰囲気になればいち早く行動し身を守るということしか出来ないようですね。
新興もテクニカルに良かった4813ACCESSなど前場の後半にかけて弓矢が放たれました。筆者は初動の644Kでエントリーしましたが、その後上がらずに再度639Kまで落とされる過程で同値降りをしてしまいました。しかし、よく見るとこの株638Kを朝方付けていましたが、これを下回らないことが再度の639Kで確かめられたとも考えられます。つまり、このような揺り戻しでの底堅さを確認しての644Kでのエントリーであれば、自ずと上昇一途の値動きを堪能できましたので、同値降りもなかったと思います。このあたりの見極めがまだまだ課題です。
テクニカルにはこのようにマークしていても実際の買い局面では失敗します。その悪い癖が出たのが、本日のストップ高銘柄3778さくらインターネットです。朝の一押しはあるだろうと236Kで指していたのですが2K足りませんでした。その後は強いと感じながらも利確の動きも出てくるため、どうしても後一歩が踏み出せませんでした。また236Kあたりまで降りてくるのではないかと、勝手な思いこみをしてしまったのです。250Kあたりでの揉み合い時点でも買いのチャンスはいくらもありましたが、もうこうなると新興市場の指数がじり貧を辿っておりましたので、この株もそのうち押されるだろうとの意識が勝って、ほとんど眺めているだけでした。ところが、2-3回ストップ高の板をかいま見せながらついに登りつめたのですね、この株。
今後の反省材料にするにはいつものことであり、どうも心理的な欠陥があるのではないかと自らを疑ってしまいます。何とか克服せねばなりません。トホホの放心状態ですが。
しかし、自信が持てたのは、こうした仕手性の強い株における日柄調整を見極めるやり方です。筆者が真の高値・安値を反映した「指数値」と呼ばれる、日々の値幅の累積値をもとめるやり方が、こうした日柄調整の見極めに、益々有効であることが確かめられたことです。このさくらインターネットは、昨日の指数値が158000ポイントでした。この数値は、7月6日の指数値よりさらに30000ポイントも下でした。そして、OSCは7月19日に39%という底を付けた後、昨日は前日同値の40%にコンバージェンスし、終値は-10Kというものでした。絶好の買い場を迎えていた訳です。前回の上げが海外の会社との提携話がきっかけでしたので、今回は特に大きなニュースもなく「騙し」の可能性もあるため、控えめな「注目銘柄」でした。(新データセンターの開設がニュースとして伝わっているようですが、今回のそれは後講釈でしょう。)
今後の糧に何とかしたいと思います。
さて、寄り天の中、持ち越しの2929ファーマフーズは191Kで売り、たったの+4K。2384SBSホールディングスは、289Kで危うく逃げて、これも+8Kと奮いませんでした。ACCESSとさくらの失敗の方がダメージが大きい、今日の前場のトレードでした。