株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

偏屈ながらも東証の資金が来ているのか?

2007-03-28 11:24:47 | 株に出会う
株の値動きが偏屈なのは頭では分かっていましたが、昨日の押し方の少なさといい、今日こそはその反動で結構下げるのではないかと見ておりました。ところが、また昨日の二の舞です。ほんのチョイと押しただけで後は先物も上に戻したその勢いで、マザーズ指数もヘラクレス指数もどんどんと上に行っております。

途中まで出遅れていた2132アイレップまで、先物の動きを何するものかと久々の爆上げです。216Kあたりで悠長に指していた筆者は、突然の動意にまた騙しかと思う悪い癖が出て、全くの裏目に出ました。一旦、ロケット弾のような発射がなされると、もうそこからは大した上昇は期待出来ません。しかたなく少しずつ指し値を上げて行ったのですが、今のジョインベスト・エキスプレスというシステム、あっという間に値段の変更ができます。急に板が薄くなって売りに食われる寸前に下にマウスでチョイとずらせば良いのですね。結局この技に「溺れて」しまって、235Kあたりで拾い損ねです。それじゃ、なぜ210K台の時に試し買いをしなかったのかと悔やまれる次第。試し買いはそれはそれで、その日に噴かなければ結局は撤退となります。その良い例が、8993アトリウムです。昨日の勢いがなく下へ下へと持ってこられていたので、そこからの反発の勢いについ安易に乗ったのです。それが3250円。やはり今日はこの株にとっては一休みの日のようです。チョイと戻したら昨日安いところで買った方々の利確が涌いてくるのですね。結局-20円で処分。


後は4973日本高純度化学も467Kの厚めの売り板が食われる瞬間に買いに出ましたが、これはタッチの差で約定せず。さすがのジョインベスト・エキスプレスも、筆者の指の動きまではコントロールしてくれませんでした。買いトリガー機能というのもあるのですが、それはある値段になったら、-3Kから+3K位のあらかじめ設定していた値段で発注の「トリガー」をかけてくれるものですが、単なるトリガーですので、やはり発注ボタンを押すのは自分です。それは証券会社としては当然のシステム作りですね。

まあ、愚痴ばかりでこの上げ相場に収穫無しとはいささか情けない気がします。後場も前日と同じ流れとなるのかどうかですが、同じパターンを繰り返さないのが相場ですから、今日の後場は昨日と違って、このまま上げ続けるのもチョイと変ですので、一応、予想としては上げたり下げたりで揉み合う展開を予想します。

OSCはマザーズ指数が+4%の48%、ヘラクレス指数が+3%の53%、日経225平均も+3%の61%、そしてTOPIXが+4%の59%です。それぞれ3-4%のほどよい上げです。上げ過ぎではありません。これが1つの根拠。

しかし初動を掴むのは相変わらず下手。多分どこか精神的な欠陥があるのでしょう。脳神経とマウスを持つ指先をつなぐ何らかの神経系統と、それを促す体内分泌物がその元凶かも知れません。このあたりは、きっと「金銭欲」が勝っていて、先日のブログで書いたウォーレン・バフェットのような「精神欲」が身に付いていないのかも知れません。何と精神欲への道のりが遠いことだろうか。

それとも、いっそのこと「欲」をすべて捨て去れば、いわゆる無我夢想の境地に立ち至り、一気に解脱することができて新境地でも開けるのかも知れません。しかし、それはそれで我が身とともに、無我の境地で手にした大金まで天に舞い上がるような気がして、あまり気が進みません。

ああ~、一体どこまで行けば金銭欲が断ち切れるのだろう???
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明日の注目銘柄(3.28.07)

2007-03-27 21:56:33 | 明日のモニタリング銘柄
後場は、また先物に振られる形で各市場とも軟調、というよりか2時過ぎまではほぼ真っ逆さまの転落です。朝の押し目からじり高で前場を終えかかっていただけに、まさしく梯子を外された形です。しかしまあ、今の相場はこんなものだと思います。

日経225平均も権利落ちと新年度入りの本格買い出動待ちで、出来高もかなり細ったままです。外国人からの資金の流入がないと、これまで同様に相場が上昇しないというのも困ったものです。かといって、このブログで標榜している「団塊の世代」がいきなり株に参入するとも思えません。自分でいうのも何ですが、団塊の世代が株で痛い思いをするのを少しでもお手伝い出来ればという気構えでこのブログを2年前から書き始めたのですが、そうした世代とおぼしき方々が、このブログをご覧になっているとはあまり思えません。それはその世代からの反応がほとんどないことからも窺えます。2年ほど前、一度その種の雑誌の取材を受けましたが、それをご覧になった方々が株を始めたかどうかは定かではありません。

まあ、そうした呼称は、あえてターゲットを絞るために、自分の世代をそのまま付けただけですので、特に反応がなくてもどうってことはありません。今の相場であれば、腰が引けるのかも知れませんし、団塊の世代とはいってもピンからキリまでであって、株に道楽できる余裕資金がある方は意外と少ないのではないでしょうか。退職金が出ない人も結構な割合でいるようですし。

しかし、株のいいところは自分の裁量で勝ち負けがほぼ決まるということです。値動きについていくだけというFXなどはそうした醍醐味はありません。投資信託に至っては他人頼みで高い手数料を支払うだけです。他人任せの単なる金儲け又は金失いです。

今日は後場の下落モードで持株をすべて薄利で処分。なかなか勝負所が巡ってきませんが、懲りなく毎日のように明日の注目銘柄です。

その前に市況概況だけ。マザーズ指数のOSCは-5%の44%、ヘラクレス指数のOSCは-4%の50%、日経平均のOSCは-4%の58%、TOPIXのOSCは-5%の55%です。いずれもまさに中途半端な位置取りです。今日、NYが思いっきり下げれば、明日はどの市場もまた思いっきり下げるのではないでしょうか。下げ余地はオシュレーターを見る限り十二分にあります。

テクニカル用語の簡単解説

1.2132アイレップ
 この株、何とか186Kまで付けて灰汁抜けした気配があります。まだよちよち歩きですが、今日の後場もまずまず健闘しておりました。OSCも+3%の45%です。2月9日の決算の伸びがよいということで翌13日には36K上げて310Kまで飛ばしたのが夢のようです。検索連動型広告は悪くないはずです。

2.3230スターマイカ 逆張り注意
 ここで踏ん張れるかどうかが明日の明暗を分けます。既に14Kほどのダイバージェンスです。出来高が極端に細っております、5日に263Kという安値を付けておりますが、明日そこまで下がってからひょっとすると「救い主」というか、その昔、甘い汁をこの株で吸った方々が再度参集するかも知れません。スターマイカといういささか気障な名前が災いしているのかも知れません。アセットMともども低迷に付き合っているかのようです。3月6日に35Kも上げる勢いがあったのですが、やはりPERが30倍というのが高すぎたのか?アセットMは12倍です。子どもが親の倍以上の背丈というのも、いかにもアンバランスかと。それはそれとして、明日は念のため狂い咲きがあるかどうかに注目。

3.8993アトリウム
 後場も落ちそうで落ちませんでした。しぶとく切りかえしての80円高でOSCは+7%の44%と伸ばしました。3160円が底値と確認されたようです。今日の勢いで明日は一気に10日MAの3340円あたりまで飛ばすかどうか。もし地合が悪くて押されれば再度3160円前後で拾う手もありかと。筆者は明日の地合がよく見えないのであえて手を出しませんでした。

4.3237イントランス
 今日の後場でのしぶとさが目についた銘柄の1つ。200K割れを起こしませんでした。OSCも+2%の43%と伸ばしての+12Kは見事。明日上げるとすればとりあえず215Kあたりまでかも知れません。不動産再生ビジネスといえば、エリアリンクやサンフロンティアあたりと比較されるかと思いますが、その2つの銘柄の中間的なPER水準です。まあ、押されるところまでは押されての反発体勢に入っているのではないでしょうか。値動きが緩慢なので筆者のような気短な人には向きませんが。

5.6727ワコム 
 この株も全く不可解な株です。あまり地合は関係ありません。和を好む(ワコム)という語源?とは大違いな会社です。ビスタでタブレット機能が標準装備されているとのことですが、タブレットというのも実はアプリケーションが相当に限定されております。まず、個人は使いません。外回りの営業マンも本来は携帯あたりで間に合います。製造現場あたりではタブレットの用途はあるかも知れません。複雑な関数を入力したりする特殊な現場です。と言うわけで、以前から注目されている割には大きく伸びないのは、音声入力のAMI(通称アミちゃん。筆者はとっくに削除しております。)と同じです。道路で声を出して何かしゃべっている若者を見るのも煩わしいものですが、道路でタブレットを持って何かたどたどしく書き込んでいる中年男を見るのも煩わしいものです。ともあれ、この株OSCを+3%の47%まで伸ばして、そんな筆者の悪口もものともせず+5Kでの唯我独尊の株価です。明日もその姿勢が評価されるのか、それとも世間の冷たい風に当たるのか注目です。

6.4841ダブルクリック
 今日に引き続き注目。OSCは+3%と上げの片鱗は見せております。

7.4822ハドソン
 今日も一時は1800円割れしましたが、引けにはしぶとく回復。これでOSCは+1%の43%で、ダイバージェンスは益々拡大。明日、もう一押しあれば。

8.8894原弘産
 OSCを+4%の38%に上げてのゼロ終了と地味ですが、一応底値近辺でこれ以上の下げを躊躇しているようですので、思わぬ風が明日吹くかどうか、一応監視だけでも。

9.1766東建コーポレーション
 ジリジリと上げておりますが、まだ半信半疑です。しかし、今日の地合で130円も戻したと言うことはさすがに売り方の意気も萎みかけていると見た方が良いかも知れません。追い証差し出しの危機も去りつつあるということかも知れません。仕方ありません。明日あたりの動きに注目。アパマンだかも好決算出したことだし。

10.6890フェローテック
 やはりこの株地力があります。今日の地合など屁のカッパで高値引けです。先日からの注目銘柄ですが、地味ですのでなかなかエントリー出来ませんでした。今日取り上げたのは、940円という終値は2月8日の945円まであと一息です。これを越えるともうあまり損切りを急ぐ人はいなくなります。後は同じ日の高値970円で掴んだ人だけです。それをも凌ぐと後は1000円を目指しての一人旅となります。世界シェア80%を持つ製品を抱えている株はそうありません。フェローとはFellowと書いて、江崎玲於奈がIBMのワトソンリサーチでフェローだったように、特別研究員を意味します。自由に使える研究資金がふんだんにあり、好きな時に好きな地域に出張も出来ました。いわば企業がノーベル賞などを受賞するにふさわしい異才を処遇するのに「フェロー」という称号を使います。この会社も世界のフェローになっているようです。チョイと褒めすぎたかな。

11.2400メッセージ
 この介護ビジネスの会社、なかなか訳が分からない値動きをします。酔っぱらったお年寄りの千鳥足のようです。それでいて、お年寄りには向いていない博打的な動きを助長する貸借銘柄です。メッセージという何やら意味深な響き、それは誰に向けてのメッセージでしょうか?そうです。重篤な病に伏せるお年寄り向けに違いありません。あまり急激な変化はお年寄りは望みません。但し、「あなたをきちんと見ておりますよ」という「メッセージ」をきちんと出すことが、こうしたビジネスにはもっとも必要とされるタクティクス(世渡り術とでも訳せましょうか)です。何やら意味不明のコメントが続きましたが、OSCも+4%の49%と伸ばして、この株なにやら少しベッドの上で、あらぬ方向を見て立ち上がりかけているようです。明日あたりミネルバの梟が飛び立つかも知れません。

12.4290プレステージインターナショナル
 OSCが39%→43%へと切りかえしての+2K。253Kまで落ちて見直し買いが入りつつあるか?しかし、何度聞いてもこの会社の名前、気恥ずかしくなります。何か、田舎のライオンズクラブの面々が下手な鼓笛隊を組織して町中を練り歩いているような、その鼓笛隊のメンバーである自分の親を、建物の陰から見ている子どもの気持ちとでも言ったらよいのでしょうか。何もそこまで下手の横好きが昂じなくてもいいのにという、純真無垢の子どもだけが持つ羞恥心のようなものです。明日の株価とは関係ないか。

13.2385総医研ホールディングス
 今日の後場に微動だにしなかったこの株、やはり抗疲労薬の国家プロジェクトを手がけているだけあります。いち早く自分の体で治験をしているに違いありません。明日もその抗疲労薬の効果が出るか、それとも思わぬ副作用でダウンするか要注目。

14.8929船井財産コンサルタンツ
 世の中、あるところには金があります。そうしたお方を相手にしているこの株も、金持ち喧嘩せずで、このところ我関せずの株価上昇です。一時変な噂が立った時は、355Kまで落としました。それが今や先日707Kを付けたほどにまでなりました。注目の理由はOSCが43%→45%と上昇しての7K終了を評価してのことです。ここまで上げながらOSCを43%まで落としての再上昇というのは、勢いがある株に時折見られる現象です。コンサルタントではなく、コンサルタンツです。この複数形に注意。つまり一枚ではなく十二単のような華麗なる衣装をまとっている会社であることを、それとなく示唆しているのがこの会社です。

15.4973日本高純度化学 逆張り
 最後にこの株を取り上げます。OSCを27%まで落としました。22日の26%まで後一息の崖っぷちです。明日は駄目かも知れません。既に3月5日の安値も下回っております。引けで最安値です。しかしこのMBOをした会社、何とか応援したい気持ちは筆者も持っております。例のGSが2月20日に目標価格を485Kに下げたのが、ボディブローのように効き始めております。しかし、GSさん、もういいではないですか!目標価格には既に到達しました。これ以上いじめて何になるというのでしょうか!逆上して我が亭主を切り刻むようなことになれば元も子もないではないですか!!何故か、「XXXではないですか!!」を連呼する芸人風の言い回しになってしまいました。

以上です。皆さん、今日も良い眠りを。。。。
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揉み合いながらも切り返し途上

2007-03-27 11:19:37 | 株に出会う
今日も昨日に引き続いて、新興市場は日経平均にあまり引っ張られることなく、健気に奮闘している風情といったところでしょうか。

途中で気がついた時には遅かった2448イーコンテキストもやっと火がついたようです。それに2462ジェイコム、昨日引け後に9ヶ月決算ということに気がついて、ジリ下げ途上で-3Kで損切ったところでした。決算をまたいで持ち越さないというのが、筆者のルールの1つです。決算は四季報予想そのものに比べても悪く、今日は下げるかと思いきや、前場に何と急騰劇です。1株あたりの利益も下げているのに、全く分からないものです。このところ押されていたとはいえ、こうした場合は素直にテクニカル指標に従っての売買が結果的には正しかったということですね。昨日、この株OSCを+1%の31%と少しですが上げて+1Kでの終了でした。

前場は8933NTT都市開発を落ちてきた270Kで拾い272Kで売り、8913ゼクスを186Kで高値掴みをし、7873アークを1413で買いました。ゼクスは朝方からの投げが止んだのを見計らって買ったつもりですが、まだまだ上値は重いようです。今日186Kを上回って終了できなければ、更なる下落が見込まれますので一旦撤退となります。いわば、この銘柄は突っ込み買いです。

アークは業態に変なところもありますが、1400円を割らずに切りかえしてきましたので買いました。これはテクニカルには綺麗な形を描いております。OSCも+1%の40%ですが、3月19日のOSC28%で終値1433円からの、ダイバージェンスが強まっておりました。今日の1402円までのダイバージェンスで一旦、切り返しモードに転じたと見ております。

日経平均が下げる中、新興市場は踏ん張っているようです。但し、OSCは昨日上げすぎた反動で、マザーズ指数が-2%の47%、ヘラクレス指数が前日同値の54%です。3月23日のOSCとの比較で今日の動きを見た方がよいと思いますので、日経に行っていた資金の幾らかは新興市場に流れているのではないでしょうか。

日経平均のOSCは前場終了段階では+1%の63%とコンバージェンスしております。このまま17500円を割らずに終われば、明日以降はまだ騰勢を続けるかと思います。TOPIXが全体の相場を表しているかと思いますが、このOSCはわずか1%安の59%です。

噴いてしまった銘柄に後から乗っても、火傷をするのが落ちですので、如何に早くその胎動を見つけるかということですが、なかなか持株の動きやら何やら見ている一瞬のうちに動いてしまうので、そこはやはり、その道のセミプロの皆さんの土俵を観念して、一回り先んじて安いところを仕込んで置き、静かに上がるのを待つというのをメインにしたいと思います。ところが誰でもそうですが、テコでも動かない株や売りが止まずに株価が止まったように見える時は、薄利で、あるいは薄損?で見切ってしまうのが人情というものです。そこを、何とか耐えるのがもっとも大切なポイントかも知れません。その線引きさえうまくいっていればの話ですが。
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明日の注目銘柄(3.27.07)

2007-03-26 20:59:29 | 明日のモニタリング銘柄
意表をついて前場から後場の13時過ぎまで上げた新興市場。その後はだらだらと短期勝負の利確に晒されております。その過程で、抜けたに見えた2385総医研を買ったものの上にはいかずに-1Kであえなく撤退。

直近IPOを見ても3845アイフリークがストップ安まで売られるなか、3844コムチュアは大量の買いを残してのストップ高と、銘柄毎の濃淡が激しい相場でした。まさに支離滅裂の値動きといっても良いかも知れません。

本来、新興市場はあまり1部や先物やNYの動きを気にしないで、今日のような値動きをするなら、もっと人が集まってくる筈です。この攪乱戦法は大口さんの手に負えるものではないかも知れません。

そうした意味では、成果は全くなかったものの、今日のような値動きは歓迎です。

今日のようにOSCを大きく上げたケースは、直近では2月19日から20日にかけてありました。マザーズ指数のOSCが38%→43%へ、ヘラクレス指数のOSCも46%→56%へと急上昇した時です。ちなみに、2月20日は日経平均のOSCが今年最高の76%を付けております。

もし、この時のケースに符合するなら、明日は少し上げてからは押し目の日となりそうですが、今日の引けにかけての新興市場の値動きは、まさしく下降線でしたので、明日はいきなり調整日となる公算が大と見ております。そして、後場あたりの値動き次第で翌日から翌々日にかけて本格的な戻しが始まるのかどうかが見えてきそうです。

そうした相場概況を念頭において、明日の注目銘柄です。
何しろ、ハイライトが当たる銘柄はまさしく日替わりメニューです。全くの錯乱の混戦状態。明日の注目銘柄も、当たるも八卦当たらぬも八卦のやけっぱちです。

テクニカル用語の簡単解説

1.2461ファンコミュニケーションズ
 OSC44%→46%と伸ばしておりますが、今日は196Kという上場来安値まで付けております。この株の転換点は202K。明日の押し目でこのあたりまで来たら。

2.2122インタースペース
 これもファン同様のアフィリエイト業。珍しく出来高が増えての+10K終了。OSCは30%→38%です。明日は320Kあたりまで押された時がチャンス。

3.3815メディア工房
 先日は嫌な見せ板で不快な思いをして、少し大魚を逃がしました。また下げてきております。今日の引けにかけて上げにかかっております。OSCも32%→35%と理想的。押されてからの急な動意を見逃さないように。

4.8992日本レップ
 今日の426Kでの乗り遅れ銘柄です。引けに少し押されましたが、OSCは32%→36%と順調に切りかえしております。明日の押し目で430Kあたりが固いのを確認してからの出動。

5.8771イー・ギャランティ
 明日400K割れから390Kの上場来安値に近づけば。データ少ないもののOSCは+4%の33%とコンバージェンス。

6.4841ダブルクリック
 出来高少なくすっかり閑散としてきております。しかし、そろそろ底打ち気配ではないでしょうか。少し長い目で見て40K回復があればいい位の気持ちで36Kあたりで拾う手か。

7.4822ハドソン
 やっとこの株浮上しにかかっております。長い道程でした。OSCは41%→42%へとじり高。明日は最後の1810円あたりまでの押し目があれば。

8.4839WOWOW
 23日に上げすぎたその反動が案じていたとおりに出ました。-3K終了ですがそれでもOSCは+1%の51%と上げにかかってはおります。明日もう一度今日の安値近辺まで押し目があれば。

9.2395新日本科学
 これも明日、もう一度1959円という今日の安値近辺までの押し目で。この優良株がチョイと異変です。しかし、OSCは+8%の48%と戻しております。

10.4321ケネディクス
 昨年までならこのチャートなら必ず反発した筈。どうも不動産銘柄はパンチが足りません。OSCは36%→43%へと切りかえしております。直近ピークに並んでおります。

11.7873アーク
 ここまで押されると一応マークせざるを得ません。OSCはわずか1%アップの39%ですが、19日の28%を底にしてダイバージェンス中です。昨年の10月12日に1352円というのを一瞬付けておりますが、終値では1450円まで戻しております。明日1400円割れがあるかどうか注目。

12.4340シンプレクス・テクノロジー
 この株押しに押されております。曲がりなりにも東証1部銘柄です。OSCはしかし+3%の42%とコンバージェンスしております。幾ら何でも明日は46600円という19日の安値までは降りないでしょう。

13.8913ゼクス
 この株もかったるい株ですが、今日186Kという安値を付けての、OSCが36%→41%へのコンバージェンスです。明日再度の190K割れからの狙い目。

14.5019出光興産
 12500円は底堅そうです。明日再度そのあたりまで降りてくると買いが入るかと。OSCは+1%の49%とコンバージェンス。12720円を付けた19日の38%(これが直近では珍しい30%台)から+11%で終値はたったの20円高。

15.6855日本電子材料
 OSCが何と+17%の56%です。この反動が明日どう出るのか?もし吹っ切れたとすると2800円台から3000円までは窺うかも知れません。

16.8423フィデック
 これも再度の160Kへの接近戦よりの168K終了で、OSCも25%→28%→37%へと一気に伸ばしてきました。ここでまだ腰砕けになるのか、それとも3月12日のような勢いが出るのかに注目。

17.8933エヌ・ティ・ティ都市開発
 300Kを目前にしての失速です。ついに先週の金曜日はこの株には珍しいOSC39%を付けました。1月11日以来です。そして今日は+6%の45%へとコンバージェンスです。明日は265Kという最近の安値をベースラインにしての切り返しがなるかどうかに注目。待ち伏せは270Kあたりか。上げると一気に280Kあたりまではありそう。

以上です。今日はもう少し絞れるかと思いましたが、思いのほか沢山の銘柄が抽出されました。それだけテクニカルにも迷いが出ている証拠かも知れません。実際に場が始まってからの動きをマークしながら、これらの銘柄群で、このところ見放されているリカバリーショットを1-2発でも放ちたいものです。しかし、全くの目眩ましの相場が続いております。地合次第では明日は押す日と割り切り、まともに付き合わないのも正解かと思います。
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反発が早すぎる

2007-03-26 11:14:41 | 株に出会う
またまた今日の目論見が狂いました。金曜日は多少のコンバージェンスはありましたが、新興市場は、見放されかけていた筈でした。ところが、今日は日経や先物に引きづられることなく、寄り付きに少々押してからは、指数そのものは鰻登りでした。マザーズ指数はほんの一瞬、前日安値に近づいただけで、そこからは何故か前場ではOSC値を53%まで飛ばしての上昇です。

マザーズ指数に関しての、真の高値、安値に基づく指数値は、金曜日で883と確かに最低値は付けておりました。しかしヘラクレス指数のそれは3月19日が底でしたので、マザーズ指数は少し遅れての回復軌道へ乗せたのかも知れませんが、いずれにしても、今日はもう少し押されて、押されっぱなしか、小反発と見ておりましたので、目論見が狂った訳です。

もっとも誰にとっても市場は思い通りに動く筈がありませんので、当然といえば当然のことですが。

さて、ここで買いに出るかどうかですが、金曜日に上げた銘柄は寄り高の傾向にあります。押されすぎた銘柄でも反応が弱い銘柄もあります。まさに、銘柄ごとに今の相場の中での取扱いが日替わりで変わってきております。

そうなると、闇雲に買いに出るよりか、OSCはここまで上げきっておりますので(マザーズ指数は+14%の53%、ヘラクレス指数は+15%の54%です)、引けにかけてはデイトレ組の利確の動きが出てくると思われます。

ここは一旦退いて、引けにかけての動向でどうするかを決めようかと思っております。

しかし、読みにくい相場です。前場は唯一持ち越していた6877OBARAを3730円で売却したトレードのみです。これはここ2日ほど上げすぎた銘柄ですので今日は勢いなし。後は、下で指していた銘柄がことごとく上に行ってしまい、値段を少々上げたくらいでは追いつかず、結局バスに乗り遅れた格好で約定なしです。
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