団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

いなくなって初めて夫の良さが分かる。

2021-12-02 03:52:43 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「もう一度生まれ変わったら」というタイトルで61歳の女性が投稿されていました。


 夫が一年前に十ヶ月の療養の後に、あっけなく肺がんで亡くなった。
 六十三歳だった。

 私たち夫婦は仲の良い方ではなかった。

 夫が亡くなっても正直、あまり悲しくなかった。

 むしろ、夫は奥さん孝行で、あまり私に世話をさせずに亡くなったと思った。

 そんなある日、風呂場の水道が水漏れするようになった。

 パッキンを交換しなくちゃいけない。

 夫がいれば簡単に交換してくれたなあと思いながら、私がやってみた。

 蛇口は外せたけど、中のねじが動かない。

 こんなことで水道屋さんに頼むのも悪いと思って、姉のご主人に頼んだら「やった事がない」と言う。

 「あー、どうしよう」と困った。

 夫を亡くしたんだと、しみじみ思った。

 そういえば、器用な夫は自転車の電気や勝手口の網戸をつけてくれたり、衣紋掛けを曲げてタオル掛けを作ってくれたりした。

 いなくなって初めて夫の良さが分かる。

 私が仕事、仕事と言っておらずに、もっと旅行に行ったり、夫の話を熱心に聞いてあげたりすればよかった。

 お互い、もう少し違う生き方をしていれば、夫は長生きできたのではと後悔する。

 今度生まれ変わったら、夫と家族ともう一度、違う人生を生きてみるのもありかな、と思う。


 以上です。

>夫が亡くなっても正直、あまり悲しくなかった。
 むしろ、夫は奥さん孝行で、あまり私に世話をさせずに亡くなったと思った。

 女心はむつかしい。
 奥さん孝行のご主人だったら、ありがたいと思うのですが。😅

 パッキンの交換しなくちゃいけなくなって初めてご主人の良さに気付かれたんだ。

 ご主人の良さは亡くならないと分からないのかな?

 うちのかみさんは「一日でも私より早く死にたい」と言っています。

 残されて最後の後始末まで面倒を見なくちゃいけないのが嫌な様です。

 投稿者のご主人と違い、不器用で工具など使う作業は苦手でいつもかみさんにやらせています。

 もう面倒を見たくないという気持ちですかね。😅






ヴィレッジ・シンガーズ★バラ色の雲★
コメント (2)
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