中日新聞の読者投稿欄に「20年越し 孫への贈り物」というタイトルで80歳の女性が投稿されていました。
孫のために加入した学資保険が満期になりました。
内孫としては初めての男児の誕生を祝い、今は亡き夫が20年前に加入したものです。
銀行にそれまで行ったことがなかった夫は私に付き添いを頼み、いそいそと出掛けました。
「満期を迎えるとき私はこの世にいないと思う。
孫は大学を卒業し車が欲しい頃だろう。
そのときに使ってほしい」。
そう話していました。
夫は7年前に81歳で逝きました。
孫は名古屋市にある大学に進み、一人暮らしをしています。
盆や正月に帰省するたび、「ばあちゃんのおかず、おいしかったよ」「コーヒーを飲みに行こうよ」と
何かと気に掛けてくれます。
優しいところは夫にそっくりです。
孫の成長ぶりを知れば夫はどんなに喜ぶでしょう。
満期の通知を手に涙が止まりませんでした。
お父さん、来春に卒業です。
そのとき、「じいちゃんからの贈り物だよ。おめでとう」と言って渡すからね。
以上です。
私もこんなおじいちゃんが欲しい。(笑)
内孫の男児の誕生が、よほど嬉しかったんでしょうね。
「孫は大学を卒業し車が欲しい頃だろう。そのときに使ってほしい」なんて。
お孫さんにとっても、うれしいですよね。おじいちゃんの思いがこもっていますね。
私がかみさんに「孫の学資保険なんて、親がやることだろう」と言いましたら、
かみさんが「私だって、できるものならやってやりたい」と言いました。
内には残念ながら、そんな余裕はないようです。(苦笑)
季節の中で 松山千春 1979
孫のために加入した学資保険が満期になりました。
内孫としては初めての男児の誕生を祝い、今は亡き夫が20年前に加入したものです。
銀行にそれまで行ったことがなかった夫は私に付き添いを頼み、いそいそと出掛けました。
「満期を迎えるとき私はこの世にいないと思う。
孫は大学を卒業し車が欲しい頃だろう。
そのときに使ってほしい」。
そう話していました。
夫は7年前に81歳で逝きました。
孫は名古屋市にある大学に進み、一人暮らしをしています。
盆や正月に帰省するたび、「ばあちゃんのおかず、おいしかったよ」「コーヒーを飲みに行こうよ」と
何かと気に掛けてくれます。
優しいところは夫にそっくりです。
孫の成長ぶりを知れば夫はどんなに喜ぶでしょう。
満期の通知を手に涙が止まりませんでした。
お父さん、来春に卒業です。
そのとき、「じいちゃんからの贈り物だよ。おめでとう」と言って渡すからね。
以上です。
私もこんなおじいちゃんが欲しい。(笑)
内孫の男児の誕生が、よほど嬉しかったんでしょうね。
「孫は大学を卒業し車が欲しい頃だろう。そのときに使ってほしい」なんて。
お孫さんにとっても、うれしいですよね。おじいちゃんの思いがこもっていますね。
私がかみさんに「孫の学資保険なんて、親がやることだろう」と言いましたら、
かみさんが「私だって、できるものならやってやりたい」と言いました。
内には残念ながら、そんな余裕はないようです。(苦笑)
季節の中で 松山千春 1979