団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

孫のために加入した学資保険が満期になりました。

2019-05-21 02:00:03 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「20年越し 孫への贈り物」というタイトルで80歳の女性が投稿されていました。



 孫のために加入した学資保険が満期になりました。
内孫としては初めての男児の誕生を祝い、今は亡き夫が20年前に加入したものです。

 銀行にそれまで行ったことがなかった夫は私に付き添いを頼み、いそいそと出掛けました。
「満期を迎えるとき私はこの世にいないと思う。
孫は大学を卒業し車が欲しい頃だろう。
そのときに使ってほしい」。
そう話していました。

 夫は7年前に81歳で逝きました。
孫は名古屋市にある大学に進み、一人暮らしをしています。
盆や正月に帰省するたび、「ばあちゃんのおかず、おいしかったよ」「コーヒーを飲みに行こうよ」と
何かと気に掛けてくれます。
優しいところは夫にそっくりです。

 孫の成長ぶりを知れば夫はどんなに喜ぶでしょう。
満期の通知を手に涙が止まりませんでした。

 お父さん、来春に卒業です。
そのとき、「じいちゃんからの贈り物だよ。おめでとう」と言って渡すからね。


 以上です。



 私もこんなおじいちゃんが欲しい。(笑)
内孫の男児の誕生が、よほど嬉しかったんでしょうね。

 「孫は大学を卒業し車が欲しい頃だろう。そのときに使ってほしい」なんて。
お孫さんにとっても、うれしいですよね。おじいちゃんの思いがこもっていますね。


 私がかみさんに「孫の学資保険なんて、親がやることだろう」と言いましたら、
かみさんが「私だって、できるものならやってやりたい」と言いました。
 内には残念ながら、そんな余裕はないようです。(苦笑)








季節の中で  松山千春  1979
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誰もが彼女のようにキラキラと 働けるのが当たり前の社会になればいいな。

2019-05-20 03:51:05 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「障害者も輝ける社会へ」というタイトルで53歳の女性が投稿されていました。



 名古屋市のショッピングセンターにある衣料品店で白いTシャツを着てテキパキと働いている若い女性店員がいました。
Tシャツを畳もうとする彼女の手元を見てハッとしました。
片方の手首から先がなかったのです。
病気かそれとも事故で失ったのでしょうか。

 「長めの袖の服を着れば、その失った部分を隠すことができるのに・・・」。
とっさにそう思ってしまった自分がとても恥ずかしくなりました。

 昔は障害者を隔離し、健常者との違いをあえて隠すようなことが普通に行われたと聞きます。
彼女が自らの障害を隠すことなく、堂々と働くに至るまでには相当な葛藤や努力があったことと推察します。
もしかしたら本人にすればごく自然のことだったかもしれません。
むしろ旧態依然だったのは私の方でした。

 幕を開けた令和の世は障害の有無にかかわらず誰もが彼女のようにキラキラと
働けるのが当たり前の社会になればいいな。
私は切にそう願っています。



>「長めの袖の服を着れば、その失った部分を隠すことができるのに・・・」。
とっさにそう思ってしまった自分がとても恥ずかしくなりました。 


 私も投稿者さんのように思うでしょうね。
お恥ずかしい限りです。
言い訳になりますが、思いがけない姿をみるとそう思ってしまうのも仕方がない面もあるのでは?


 パラリンピックを見ていますと、競技者さんの顔は輝いていますね。
障害者さんをやさしく受け入れる社会にしたいですね。







松任谷由実 - 海を見ていた午後
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ほかに私の人生にやり残しはないだろうか。あるある、あるぞ。

2019-05-19 05:17:42 | 日記
 中日新聞の「くらしの作文」に「新時代への思い」ということで、72歳の女性が投稿されていました。




 令和になった。
月初めの恒例で、5月用の中日春秋(中日新聞の社説)書き写しノートを新たに出した。

 表紙に1冊目からの通しナンバー、「57」を記入。
書き写しを始めて4年と9ヶ月目に令和になった。

 書き写しをきっかけに、「一日千字を直筆で」を目標にした。
ノートの他の欄も記入すると約八百字。
あとはパソコンからのプリントをやめて、名刺、領収書、はがきなども手書きに徹した。

 今まで読めても書けなかった漢字がスラスラと書けるように。
初めて知る言葉や知識も多く、人とのコミュニケーションが膨らみ、楽しい。

 いつまで続くか知れないが、100歳まで元気であったとして、あと30年弱か。
ほかに私の人生にやり残しはないだろうか。あるある、あるぞ。

 令和を目前の4月に、若い頃から気になっていた麻雀と
タップダンスの教室を体験した。

 麻雀は脳トレで高齢者に人気だが、タップダンスは超少人数。
初めて体験した日の夜、就寝中に足の嫌な引きつれに目覚めた。

 8時間以上立ちっ放し、動きっ放しでも平気な私が。
何ということか。使う筋肉が違うのだ。
甘かった。
リズム感とともに、無理せず筋力をつける努力をしよう。
タップの音が、動きが、私を待っている。
ただいま、ワクワク中。


 以上です。


 私のブロ友 かずちゃんは、朝日新聞の「天声人語」の書写しをされているように思います。
私は社説の書写しはした事がないですが、高校時代の先生から「大学入試に『天声人語』から出題されるので
読むように」と言われ、少しの間 朝日新聞を取ったような覚えがあります。

>今まで読めても書けなかった漢字がスラスラと書けるように。
初めて知る言葉や知識も多く、人とのコミュニケーションが膨らみ、楽しい。

 書き写しにこのような効果があるんですね。
最近は小学校で習う漢字でさえ、書けなくなっています。

 私はブログのネタで中日新聞の投稿欄の記事をよく拝借していますが、
読んだ時より、ブログに打っている時の方がよく理解できます。
やはり書くということは、効果があるんですね。

 この投稿者の女性は私と同じ年齢ですが、元気ですね。
今年の4月からタップダンスにも挑戦されています。
この元気さなら、100歳まで生きられるのでは。(笑)









荒井由実 翳りゆく部屋
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書簡は、直接に逢って話をするときよりも、控え目に書け、 少し丁寧なものの言い方をせよ

2019-05-18 03:49:49 | 日記
 中日新聞の「伝える工夫(手紙・メール)」というコーナーに「交流サイトに必要な『インサ』」というタイトルで
中川 越さん(手紙研究家)の記事が載っていました。




 無料通信アプリ「LINE(ライン)」などの交流サイトは、実に素晴らしい夢の通信手段です。
なにしろ、文字はおろか写真や動画まで、瞬時に世界中に送信できるのですから。
例えば、家族でグループになれば、日々の楽しい生活の一場面を共有して時系列で繰り返して視聴できるので、
一家の貴重なアルバムにもなります。

 しかし、その一方で、このテクノロジーもまたもろ刃の剣で、不用意な一言の切っ先が
互いの心をえぐり合います。
交流サイト内でいじめが多発し、「入るも地獄 抜けるも地獄」という言葉さえ耳にするようになりました。

 なぜそんなことが起こるのでしょうか。
一つには、手紙の感性の伝統が、継承されていないためではないかと思われます。

 明治生まれの歌人・国文学者の窪田空穂(くぼたうつぼ)は、こう言います。

 「書簡は、直接に逢って話をするときよりも、控え目に書け、
少し丁寧なものの言い方をせよ・・・行き届いた人の書簡を、多少注意して読むと、
この控え目と、少し丁寧ということが、必ず守られている」

 空穂のアドバイスは、今も傾聴に値します。
むき出しの言葉は危険です。
たとえ気心の知れた仲間同士で通信する際にも、最低限のあいさつや礼儀を、
わきまえる必要があるはずです。

 先日韓国ドラマ鑑賞中、韓国語で「あいさつ」のことをインサ(漢字表記は「人事」)
というのだと知りました。
人が行うべき事、礼儀という意味があるとか。
いつの世の、どのようなコミュニケーションにも、インサは大切ですね。


 以上です。


 私はスマホを持っていませんのでLINEはしていませんが、ブログはしています。

 >書簡は、直接に逢って話をするときよりも、控え目に書け、
少し丁寧なものの言い方をせよ


 なるほど。
私もブログを書く時に心得なければいけないです。
とても参考になりました。


>先日韓国ドラマ鑑賞中、韓国語で「あいさつ」のことをインサ(漢字表記は「人事」)
というのだと知りました。
人が行うべき事、礼儀という意味があるとか。
いつの世の、どのようなコミュニケーションにも、インサは大切です。


 韓国ドラマはよく見ますが、日本語訳で見ていますので「インサ」という
言葉は知らなかったです。
どのようなコミニュケーション・ツールを使う場合にも、礼儀は大切ですね。








好きにならずにいられない【訳詞付】- エルビス・プレスリー
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そんなやさしいかみさんが

2019-05-17 02:44:50 | 日記
 昨日の朝食にメロンが出ました。





 今年 初めて食べるメロンでした。
果物は好きですが、桃の次にメロンが好きです。(笑)
ちょうど食べ頃になっていて、甘くて美味しかったです。

 
 一昨日 夏布団が悪くなっていたということで、スーパーでかみさんが夏布団を私用に買ってきてくれました。



 この日は10%の割引デーということもあったようです。
そんなやさしいかみさんが、その夜「これからは全ての食事を作って欲しい」と言いました。(苦笑)

 私が「作れと言うけど、美味しく作らないとクレームを言うんじゃないか!
そちらが作り始めた時は新婚だから、たとえまずくてもこちらは何も文句を言わない。
そのうちにどんどん料理が上手くなっていった。
 こちらに最初から上手く作れと言われても、ハードルが高すぎる。」と言い訳しました。
とりあえず、この話は休戦と言うことで。(苦笑)










時には昔の話を 加藤登紀子 紅の豚
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