ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

これが最後の手紙になりますように

2009年05月04日 | お家狂想曲
今朝早く、内装工事専門の業者さん、デブラ、そしてわたし達とでウィンザーの家に行き、白蟻に荒らされた部分の修復工事の予算見積もりを出してもらいました。
前回、見積もりを出してくれた別の業者さんの、百万以上は軽くかかる、というのが本当なのかどうか知りたかったのです。 

新しい業者さんは、長~い髪をえっと、あれはなんて言うんだっけ……そうそうレゲエヘア、腰ぐらいまで伸びた髪を束ねた姿がかっちょいい若者でした。
まだ会社を立ち上げて数年しか経ってないのだけれど、旦那のオフィスがあるビルの内装を一手に引き受けていて、その仕事ぶりがとてもいいのでお願いしました。
それで……、

「う~ん、こりゃまた中途半端なことやって……」と絶句しつつも観察を続ける彼。
「僕が直すとしたら、こっからあっちの端までを全部取っ替えて、アレとコレを剥がしちゃって、んでもって……」
彼の話はビルおじさんの話とほぼ同じでした。
「で、その作業はだいたいいくらぐらいかかる?」と旦那。
「う~ん……」旦那、わたし、デブラの3人が固唾をのんで見守る中、しばらくの沈黙の後、「25万ぐらい、かな?」
へ……???


ということで、再修理費の見積もり25万円という武器を盛り込んだステュアート弁護士からの手紙が、午後早く売り手側弁護士に送られました。
今回の手紙はちと辛口。あなたの頼んだ人がやった極めて中途半端な仕事を……調の文章が簡潔にまとめられていました。
その時その時の流れとかタイミングで、いろいろ口調を変えるんでしょうね。
まあ、100万以上かかると言われてたのが25万で済むんだから、ここはひとつ、スルリと引き受けてくれるか、その分を払ってくれるかしてくれたらいいんですけどね……どうでしょう……返事を待つしかありません。
ただ、向こうとしては、修理をしたと言ったのに、それを信用しないばかりか、インスペクターに再点検を依頼したってんで、ちょっとムカついておられるそうな。
でもなあ……そんなこと言われてもこればっかりは……。
もちろんわたし達は喧嘩を売るつもりなんか無いし、できれば穏やかに和やかに、売買が成立することを願っています。
なので、向こうの負担をできるだけ少なくするべく、こうしていろいろな業者さんを当たってもいるわけです。
なんとかそこんところを分かってもらえたらいいんだけど……。

もう手紙を送らなくてもよい、すっきり晴れやかな日が来ますように
毎日降り続く冷たい雨も上がりますように
コメント (8)
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