ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

とんぼ帰り

2009年05月16日 | 家族とわたし
今日はわたし達ふたりとも、昼過ぎから仕事があったので、朝早く起きて両親と一緒に朝食を食べ、ファーマーズマーケットに寄り道して帰ってきました。
さすがペンシルバニア、ファーマーズマーケットにはアーミッシュの方々がお店を開いておりました。
手作りのシューフライパイ(旦那のお気に入りパイ)、スモークチェダーチーズ、アップルバター、そしてネギや赤かぶ、ほうれん草などを買って出発。
お昼前には家に着き、拗ねてる家猫をなでなでしながら家の中を片付けました。

おまけの写真です。
両親の家のキッチンの棚には、こんなふうに母の作品がぎっしり。内側にも素敵な柄が絵付けされてあるのですが、写すのを忘れてしまいました。残念!



両親です。これは昨日の様子。夕食に飲むワインを物色中のふたり。ムチャクチャ美味しい白ワインが出たのに、運転を任されていたわたしは飲めなかった~



母の作品をブログで紹介したいと言うわたしに、母がほんの一部ではありますが、専属のプロカメラマンが撮った写真を送ってきてくれました。

Fields


Stefans Dreams


Winter Play


Moultons Wall


ほんとにほんの一部だけだし、わたしはまだ写真を拡大できるように載せることができないので、こんなちっちゃな写真でしか紹介できません。残念です!

今日はどんよりと曇り空。霧の中を走って帰ってきました。

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One! Two! Three! Four!

2009年05月16日 | 音楽とわたし
嗚呼もう、なんちゅうエネルギーでしょう!
年のことなんか言うたらきっと、つまらんこと抜かすな!って怒鳴られるでしょうけど、それでもやっぱり考えてしまいます。60才だろあんたって。
舞台に姿を現せてから3時間、ぶっちぎりのぶっ通しで歌って走って、舞台下の立ち見で腕を天に掲げたままのファンの間近に降りてく彼。
汗のしぶきが散って、息が弾んで、舞台両側の巨大スクリーンに映る彼は少ししんどそうに見えたりするのに、曲が終わってライトが消えて、少しは休んでよと思う間も無く「One! Two! Three! Four!」とともに次の曲に入るバンド。

太陽が沈むまでは、少し汗ばむぐらいの気温だったけれど、コンサートが始まった8時過ぎには涼しい風が吹いてきました。
でもそれも束の間、ブルースが舞台に姿を見せた途端、会場は総立ち、とっぱちからハイテンションな観客達。
わたしの前には6才ぐらいの坊やが座っていたのですが、彼のノリがスゴかった。歌詞もぜぇ~んぶ覚えていて、ギターのリフに合わせて体をよじらせたり頭をカクンカクンと振ったり、誰よりもロックンローラー振りを見せてくれました。
たま~に我に返って、わたしの方を振り向き、ちょっと恥ずかしそうに照れ笑いするのがまた可愛いったら!将来が楽しみな坊やでした。
旦那も昨日は頑張ってましたよぉ~。地味でしたけどね。

ほんとに彼ブルースは、エンターテイナーの神髄を見せてくれたと思います。
俺はもう、めちゃんこ楽しくってしょうがないんだよ。どうだ、みんなも一緒に楽しまないか?!というメッセージに満ちあふれていました。


会場にはカメラ持ち込みが禁止されていたので、内緒撮りしたらボケちゃいました。でも、せっかく撮ったのでご紹介。
わたし達が会場に到着した頃の様子です。まだちらほら隙間があります。舞台裏から差し込む夕日がきれいでした。



舞台両脇にある巨大スクリーンには、ブルースの大アップが映っています。



四万個以上の幸せがピョンピョン跳び跳ねています。



「One! Two! Three! Four!」
彼の声がまだ頭の中に残っています。なにかやらなければならないのに、ぐずぐずしそうな時は、彼のかけ声を思い出そう。
『辛いことが続く世の中だけど、どんなにちっちゃな一歩でもいいから前に踏み出そう!』
そう何度も何度も励ましていた彼を思い出して、わたしもわたしの毎日の中で一歩一歩。
いいコンサートでした。
コメント (4)
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