ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

焦る旦那!

2009年05月29日 | ひとりごと
ちょっとちょっと、待っとくれやっしゃ!これな、昨日の晩から女房に頼まれてまんねん。ここについでに捨てさせてもらいまっさ。いやあ~焦るわぁ~!



おいこらしょっと……ちょっとワシ、ダンクシュートしてる選手っぽいんちゃいまっか?え?なに?誰やねん、どっかの公園の猿みたいって言うてんのは!




この、多分4トンはあるかと思われる空のダンプが突如現れたのは、二階の大家さんジムのお兄さんドグがフロリダからやって来る少し前のことでした。
ドグは、毎日毎日、家回りの整備(垣根を取り払う、芝生を刈る、ペンキを塗る、ガレージと地下に繁殖しているガラクタを捨てる)に励みました。
普段は腰の重い弟ジムも、お兄ちゃんが目の前で頑張ってるので仕方がありません、一緒に作業に付き合っていました。
がっ!
ガラクタ(我々にはそう見える)に愛着があるジムは、捨てるのがイヤでイヤでたまらない様子。
でもそれが原因で、地下もガレージも使用不可能になったまま長い年月が経ち、リズがとうとうキレたのだと思います。
助っ人ダグによって、そりゃもうえらい勢いで物がポイポイ放り込まれていきました。
それでこの量のゴミ……実はこの4トンダンプ、二回目なのです。前回も、あっという間にいっぱいになって、業者に引き取られていきました。
今回はまだ山盛りになってないし、引っ越しにはゴミが付き物だから、大型の物以外で捨てたい物があったら適当に放り込んでいいよと言ってもらったので、
それじゃあお言葉に甘えて、業者が来るまでにゴミをまとめようと、せっせせっせと家の中の整理をしていたわたし。
手伝わないかわりに、せめて放り込むぐらいしてよね、ってんで、台所の片隅にどんどんどんどん積んでおいたのでした。

そして突如、今朝早く現れた牽引車にびっくりして、焦りまくる旦那を盗み撮り。ウヒヒ

いやあしかし、いくら長年住んでいるからといって、こんなんが二回もいっぱいになるなんて……ほんと、人間って怖いですねえ。
もっと怖いことに、まだまだ残ってて減った気がしないって、リズがため息混じりに言ってました。上手に暮らすって、ほんと難しい……。


前に伐採された木の残った根っこが、こんな素敵な花壇になりました。リズのアイディアです。



他のお宅でも、テーブルにしたり椅子にしたり、その木が生きていた場所に応じた、別の生かし方を考えて楽しまれています。
新しい生をもらった木の根っこが、それを楽しんでくれるといいなあ。
コメント (6)
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