孫正義、原発問題について熱く語る
孫正義氏が、今回、東北沖災害への援助に際し、百億円の寄付をするという記事を読んだ。
はじめ、印刷ミスではないか、などと思い、他の新聞も調べてみた。
違った。
本当のことだった。
どうしてなのか、俄然知りたくなった。
彼と、彼が経営するソフトバンクの援助は、これまでにもかなりされていて、息の長い、例えば災害遺児に対する支援なども発表されていた。
そして今回のこれだ。
ウィキペディアを初めて覗いてみた。
なんと、同い年だった。
在日韓国人で、幼い頃はとても苦労し、けれども持ち前の賢さと行動力と意志の強さで、いろんなエピソードをお伴に、今の地位を築き上げた。
エピソードの中のひとつ、これは、彼の人となりと、彼を面白がったであろうアメリカ人達の気質が良く出ている。
『大学の検定の際のエピソード』
カリフォルニア州での大学の検定試験の際に、「この問題は日本語ならば必ず解ける」と言い、辞書の貸し出しと時間延長を試験官に申し出た。
試験官は、自分の上司にあたる人間に相談。
さらにその上司は、自分の上司に相談。
そうこうしているうちに、最後は州知事にまで孫は電話で交渉して、「辞書の貸出し」と「時間延長の要求」をのませたという逸話が残っている。
さらに、州知事との交渉において知事は「厳密な終了時間」を決めておらず、「辞書を引くのに適当な時間だけ延長する」という結論が出されたことから、無期限の時間延長と孫は独自解釈して、最後までテストを受けて合格したという。
東北を襲った地震と津波の後の、原発事故による混乱が続く中、地上波放送(特にテレビ)と新聞の報道内容に危惧を抱いた彼は、自ら様々な学者や識者にインタビューを申し出、それをネットで流し続けている。
安易に思いつきを述べてはいけないかもしれないけれど、原発そのものを休止する署名運動を起こし、それを彼に託してはどうだろうか……。
などと、ふと考えた。
加えて、調べている途中に、田原総一郎氏のブログに行き着き、一週間前の記事にこんなことが書かれていたので、それの一部を転載させてもらう。
『……前略
しかし、それよりも深刻なことがある。黒煙をあげた3号機である。
自衛隊や消防がテレビで一生懸命に放水している。
なぜ3号機にみんな一生懸命なのか。
それは、1号機から6号機のなかで、3号機だけ特別の原子炉だからである。
3号機はプルサーマルなのだ。
プルサーマルだと何が問題か。
プルサーマルは使用済燃料をリサイクルするので、非常に効率はいいのだが、
燃料にプルトニウムを利用している。
プルトニウムは非常に危険なものだ。
もし3号機が爆発したらプルトニウムが拡散する。
だから、一生懸命に3号機に放水をしている。
テレビでも報道しているが、なぜ3号機かを言わない。
去年の11月からプルサーマルは稼動していた。このことはもちろん公表している。
だが3月11日以降、報道していない。
僕は、今回の情報の出方が非常に気になる。
メディアの役割は事実を報道をすることである。何が事実かを明らかにすることだ。
ところが、プルサーマルは事実なのにどこも報道していない。
メディアは正確な情報、事実を報道する。政府に対して隠すなと迫らなければならない。
今回、政府に悪質な隠蔽はないと僕は思う。
国民を煽りたくない、混乱させたくないと思っているのだろう。
たとえば、水道水の汚染が見つかった。
政府は乳児は水道の水は飲まないようにと言った。
ところが、ここしばらくと言う。
では幼児はどうなのか。
妊婦はどうなのか。
「しばらく」「とりあえず」とは何なのか。
情報があいまいになると、いろいろな情報が乱れ、何を信用していいのかわからなくなる。
こういう時こそ、正確な情報は非常に大事なのだ』
そりゃそうだ。プルト君が、直接飲んでも大丈夫なんだよ!と明るく言っていたぐらいだもの。
ね、東電と政府さん。
孫正義氏が、今回、東北沖災害への援助に際し、百億円の寄付をするという記事を読んだ。
はじめ、印刷ミスではないか、などと思い、他の新聞も調べてみた。
違った。
本当のことだった。
どうしてなのか、俄然知りたくなった。
彼と、彼が経営するソフトバンクの援助は、これまでにもかなりされていて、息の長い、例えば災害遺児に対する支援なども発表されていた。
そして今回のこれだ。
ウィキペディアを初めて覗いてみた。
なんと、同い年だった。
在日韓国人で、幼い頃はとても苦労し、けれども持ち前の賢さと行動力と意志の強さで、いろんなエピソードをお伴に、今の地位を築き上げた。
エピソードの中のひとつ、これは、彼の人となりと、彼を面白がったであろうアメリカ人達の気質が良く出ている。
『大学の検定の際のエピソード』
カリフォルニア州での大学の検定試験の際に、「この問題は日本語ならば必ず解ける」と言い、辞書の貸し出しと時間延長を試験官に申し出た。
試験官は、自分の上司にあたる人間に相談。
さらにその上司は、自分の上司に相談。
そうこうしているうちに、最後は州知事にまで孫は電話で交渉して、「辞書の貸出し」と「時間延長の要求」をのませたという逸話が残っている。
さらに、州知事との交渉において知事は「厳密な終了時間」を決めておらず、「辞書を引くのに適当な時間だけ延長する」という結論が出されたことから、無期限の時間延長と孫は独自解釈して、最後までテストを受けて合格したという。
東北を襲った地震と津波の後の、原発事故による混乱が続く中、地上波放送(特にテレビ)と新聞の報道内容に危惧を抱いた彼は、自ら様々な学者や識者にインタビューを申し出、それをネットで流し続けている。
安易に思いつきを述べてはいけないかもしれないけれど、原発そのものを休止する署名運動を起こし、それを彼に託してはどうだろうか……。
などと、ふと考えた。
加えて、調べている途中に、田原総一郎氏のブログに行き着き、一週間前の記事にこんなことが書かれていたので、それの一部を転載させてもらう。
『……前略
しかし、それよりも深刻なことがある。黒煙をあげた3号機である。
自衛隊や消防がテレビで一生懸命に放水している。
なぜ3号機にみんな一生懸命なのか。
それは、1号機から6号機のなかで、3号機だけ特別の原子炉だからである。
3号機はプルサーマルなのだ。
プルサーマルだと何が問題か。
プルサーマルは使用済燃料をリサイクルするので、非常に効率はいいのだが、
燃料にプルトニウムを利用している。
プルトニウムは非常に危険なものだ。
もし3号機が爆発したらプルトニウムが拡散する。
だから、一生懸命に3号機に放水をしている。
テレビでも報道しているが、なぜ3号機かを言わない。
去年の11月からプルサーマルは稼動していた。このことはもちろん公表している。
だが3月11日以降、報道していない。
僕は、今回の情報の出方が非常に気になる。
メディアの役割は事実を報道をすることである。何が事実かを明らかにすることだ。
ところが、プルサーマルは事実なのにどこも報道していない。
メディアは正確な情報、事実を報道する。政府に対して隠すなと迫らなければならない。
今回、政府に悪質な隠蔽はないと僕は思う。
国民を煽りたくない、混乱させたくないと思っているのだろう。
たとえば、水道水の汚染が見つかった。
政府は乳児は水道の水は飲まないようにと言った。
ところが、ここしばらくと言う。
では幼児はどうなのか。
妊婦はどうなのか。
「しばらく」「とりあえず」とは何なのか。
情報があいまいになると、いろいろな情報が乱れ、何を信用していいのかわからなくなる。
こういう時こそ、正確な情報は非常に大事なのだ』
そりゃそうだ。プルト君が、直接飲んでも大丈夫なんだよ!と明るく言っていたぐらいだもの。
ね、東電と政府さん。