日弁連より出された、文部科学省への声明から、一部抜粋させていただきました。
『当連合会は、文部科学省に対し、以下の対策を求める。
1 かかる通知を速やかに撤回し、福島県内の教育現場において速やかに複数の専門的機関による適切なモニタリング及び速やかな結果の開示を行うこと。
2 子どもについてはより低い基準値を定め、基準値を超える放射線量が検知された学校について、汚染された土壌の除去、除染、客土などを早期に行うこと、あるいは速やかに基準値以下の地域の学校における教育を受けられるようにすること。
3 基準値を超える放射線量が検知された学校の子どもたちが他地域において教育を受けざるを得なくなった際には、可能な限り親やコミュニティと切り離されないように配慮し、近隣の学校への受け入れ、スクールバス等による通学手段の確保、仮設校舎の建設などの対策を講じること。
4 やむを得ず親やコミュニティと離れて暮らさざるを得ない子どもについては、受け入れ場所の確保はもちろんのこと、被災によるショックと親元を離れて暮らす不安等を受けとめるだけの体制や人材の確保を行うこと。
5 他の地域で子どもたちがいわれなき差別を受けず、適切な教育を受けることができる体制を整備すること』
この声明が文部科学省に提出されたのが昨日22日のことです。
これを政府がどういうふうに受け取り、対策を練り直すのかどうか、今後の動向を見守りたいと思います。
それからもうひとつ。
読売新聞のウェブニュースで、なんだか淡々と、別にどうってこともないような調子で、こんなことが伝えられていました。
『内閣府原子力安全委員会は23日、東京電力福島第一原子力発電所から大気中に放出された放射性物質の量が、放出量が落ち着いた今月5日の時点でも、1日あたり154テラ・ベクレル(1テラは1兆)に達していたことを明らかにした』
これはいったいどういう意味なんでしょうか?
しかも、この安全委員会は、5日の発表時、「毎時約1テラ・ベクレル以下」と低く見積もっていた、とのこと……。
このいい加減さと無責任さはいったい……。
『当連合会は、文部科学省に対し、以下の対策を求める。
1 かかる通知を速やかに撤回し、福島県内の教育現場において速やかに複数の専門的機関による適切なモニタリング及び速やかな結果の開示を行うこと。
2 子どもについてはより低い基準値を定め、基準値を超える放射線量が検知された学校について、汚染された土壌の除去、除染、客土などを早期に行うこと、あるいは速やかに基準値以下の地域の学校における教育を受けられるようにすること。
3 基準値を超える放射線量が検知された学校の子どもたちが他地域において教育を受けざるを得なくなった際には、可能な限り親やコミュニティと切り離されないように配慮し、近隣の学校への受け入れ、スクールバス等による通学手段の確保、仮設校舎の建設などの対策を講じること。
4 やむを得ず親やコミュニティと離れて暮らさざるを得ない子どもについては、受け入れ場所の確保はもちろんのこと、被災によるショックと親元を離れて暮らす不安等を受けとめるだけの体制や人材の確保を行うこと。
5 他の地域で子どもたちがいわれなき差別を受けず、適切な教育を受けることができる体制を整備すること』
この声明が文部科学省に提出されたのが昨日22日のことです。
これを政府がどういうふうに受け取り、対策を練り直すのかどうか、今後の動向を見守りたいと思います。
それからもうひとつ。
読売新聞のウェブニュースで、なんだか淡々と、別にどうってこともないような調子で、こんなことが伝えられていました。
『内閣府原子力安全委員会は23日、東京電力福島第一原子力発電所から大気中に放出された放射性物質の量が、放出量が落ち着いた今月5日の時点でも、1日あたり154テラ・ベクレル(1テラは1兆)に達していたことを明らかにした』
これはいったいどういう意味なんでしょうか?
しかも、この安全委員会は、5日の発表時、「毎時約1テラ・ベクレル以下」と低く見積もっていた、とのこと……。
このいい加減さと無責任さはいったい……。