ジャーナリストの木下黄太さんのブログ『福島第一原発を考えます』より。
石巻の避難所で救援活動にあたっている医師からの警告の記事を転載させていただきます。
かわちゃんから教えてもらい、晩ご飯を食べた後から読み始めて、まだずっと読み続けています。
避難所の内情は、やはり甘くはない。
日が経つに従って、問題は次々と姿を変え、せっかく助かった命でさえ、容赦なく奪い取っていくのです。
今までの知識や経験があまり役に立たない今回の災害に対して、
行政も、そして一般の我々も、つまらない規制や法律や手続きを度返しした、体当たりの行動と、柔軟なアイディアを生み出す頭脳が必要なんじゃないでしょうか。
とても広い範囲に散らばってしまっている被害者の方々を、全国からのボランティアが一対一でお世話できたり、
避難場所も、全国の家庭をホームステイ先の候補に上げ、家族毎に滞在先を斡旋したり、
日本の政治家が、どんなに頼りにならないか、わたし達はもう、イヤというほど見てきたではありませんか?
実はここ数日、内部被曝の実情や、原発で本当に何が起こっているのかについて、わざと少し気をそらしていました。
けれども今、なんとなく最近の新聞報道から思い込まされていた原発事故現場の『安定感』に、一気にパキパキと亀裂が入る音が聞こえてきました。
少し前にアメリカから送り込まれた、核戦争で現場に飛ぶ化学兵器・生物兵器・核兵器・CBRNE兵器処理の特殊部隊「米海兵隊化学生物兵器事態対応部隊の人達。
彼らは、飛行機7機に車両32台(成分分析が素早くできる移動式ラボなど)と山のようなハイテク機器を積んで、2日より総勢145人が来日中で、海外派遣任務は今回が初めて。
「我々がここにいるのは、自衛隊に支援・助言を行い、何か本当に本当にひどいことが起こった場合、迅速対処できるように考えてのことです。どの指標を見ても、そんな事態は起こりそうもないのですが、我々がここにいて無駄足に終わる方が、我々の手が必要なのにそばにいないよりマシですからね」などとインタビューに答えていたようです。
そんな彼らが、無期限で横田基地に待機している。
木下さんのブログのコメント欄から、このことも思い出させてもらいました。
さて、最近、今回の地震と津波のこと、更には原発事故のことまで、2月の中旬に事細かに予言していたと言われている女性のブログを読みました。
いろんな意見があるとは思うけれど、今回のような想像を超える大きな災害を目の当たりにした今、日本の問題というより、地球規模の問題と捉えるべきではないかと思い始めていたので、以下の文章(彼女に話しかけてくる声の主による言葉)には納得がいきました。
『あなた方は地球の表面をどの様に思っていますか?
日本だけを見ていては答は見付かりません。
太平洋で起きる地震は太平洋全域の問題なのです。
千島・カムチャッカ海溝・日本海溝・伊豆小笠原海溝・マリアナ海溝が動き始めたのです。
今回の大地震は、ウミネコも繁殖地をなくしました。
ウミネコが姿を消すと周辺の生態系も変わります。
大変な時期である事は分かりますが、人間だけが地球で生きているのではありません。
ウミネコの事すらも考えられない人間だからこそ災害が拡大しているのです』
彼女の予見の中には、事細かな地名が次々に上がり、航空写真にくっきりと線が引かれ、とても恐ろしくて読めたもんではありません。
そしてもちろん、彼女の予見が必ず現実に起こる得るのかどうか、それも全くわかりません。
彼女はまた、こんなことも聞いたと言っています。
『これからの地球復興を考える時に一番重要に考えるテーマは、地球が巨大な磁石である事を忘れてはいけないということ。
そして、地球には電離層と云われる自然界が作り出した電気の世界があるので、この事もよく考慮するように』
地球のあちこちで起こっている、今までには考えられなかった災害は、この地球が、今の今まで、横柄に、無謀に、やりたい放題をし続けてきた人間への、警告のように思えてなりません。
もちろんこの地球上には、自然を敬い、自然とともに暮らす人達もたくさんいます。
でも、全体からみればほんの一握りの、傲慢で欲深く、畏れを知らない人間達による環境破壊や自然蔑視が、地球をどんどん追い込んでいったのかもしれません。
そしてその、破壊や蔑視を、まるで他人事のように見ないふりして、便利で快適という暮らしを享受してきたわたし達もまた、地球からすると憎むべき存在なのかもしれません。
人生の半分以上を生き終えた大人の地球人として、体も心も張って、地球のことを考えないと、もう間に合わない時が来たのかもしれません。
東北の復興はもしかしたら、地球の復興への序章なのかもしれません。
石巻の避難所で救援活動にあたっている医師からの警告の記事を転載させていただきます。
かわちゃんから教えてもらい、晩ご飯を食べた後から読み始めて、まだずっと読み続けています。
避難所の内情は、やはり甘くはない。
日が経つに従って、問題は次々と姿を変え、せっかく助かった命でさえ、容赦なく奪い取っていくのです。
今までの知識や経験があまり役に立たない今回の災害に対して、
行政も、そして一般の我々も、つまらない規制や法律や手続きを度返しした、体当たりの行動と、柔軟なアイディアを生み出す頭脳が必要なんじゃないでしょうか。
とても広い範囲に散らばってしまっている被害者の方々を、全国からのボランティアが一対一でお世話できたり、
避難場所も、全国の家庭をホームステイ先の候補に上げ、家族毎に滞在先を斡旋したり、
日本の政治家が、どんなに頼りにならないか、わたし達はもう、イヤというほど見てきたではありませんか?
実はここ数日、内部被曝の実情や、原発で本当に何が起こっているのかについて、わざと少し気をそらしていました。
けれども今、なんとなく最近の新聞報道から思い込まされていた原発事故現場の『安定感』に、一気にパキパキと亀裂が入る音が聞こえてきました。
少し前にアメリカから送り込まれた、核戦争で現場に飛ぶ化学兵器・生物兵器・核兵器・CBRNE兵器処理の特殊部隊「米海兵隊化学生物兵器事態対応部隊の人達。
彼らは、飛行機7機に車両32台(成分分析が素早くできる移動式ラボなど)と山のようなハイテク機器を積んで、2日より総勢145人が来日中で、海外派遣任務は今回が初めて。
「我々がここにいるのは、自衛隊に支援・助言を行い、何か本当に本当にひどいことが起こった場合、迅速対処できるように考えてのことです。どの指標を見ても、そんな事態は起こりそうもないのですが、我々がここにいて無駄足に終わる方が、我々の手が必要なのにそばにいないよりマシですからね」などとインタビューに答えていたようです。
そんな彼らが、無期限で横田基地に待機している。
木下さんのブログのコメント欄から、このことも思い出させてもらいました。
さて、最近、今回の地震と津波のこと、更には原発事故のことまで、2月の中旬に事細かに予言していたと言われている女性のブログを読みました。
いろんな意見があるとは思うけれど、今回のような想像を超える大きな災害を目の当たりにした今、日本の問題というより、地球規模の問題と捉えるべきではないかと思い始めていたので、以下の文章(彼女に話しかけてくる声の主による言葉)には納得がいきました。
『あなた方は地球の表面をどの様に思っていますか?
日本だけを見ていては答は見付かりません。
太平洋で起きる地震は太平洋全域の問題なのです。
千島・カムチャッカ海溝・日本海溝・伊豆小笠原海溝・マリアナ海溝が動き始めたのです。
今回の大地震は、ウミネコも繁殖地をなくしました。
ウミネコが姿を消すと周辺の生態系も変わります。
大変な時期である事は分かりますが、人間だけが地球で生きているのではありません。
ウミネコの事すらも考えられない人間だからこそ災害が拡大しているのです』
彼女の予見の中には、事細かな地名が次々に上がり、航空写真にくっきりと線が引かれ、とても恐ろしくて読めたもんではありません。
そしてもちろん、彼女の予見が必ず現実に起こる得るのかどうか、それも全くわかりません。
彼女はまた、こんなことも聞いたと言っています。
『これからの地球復興を考える時に一番重要に考えるテーマは、地球が巨大な磁石である事を忘れてはいけないということ。
そして、地球には電離層と云われる自然界が作り出した電気の世界があるので、この事もよく考慮するように』
地球のあちこちで起こっている、今までには考えられなかった災害は、この地球が、今の今まで、横柄に、無謀に、やりたい放題をし続けてきた人間への、警告のように思えてなりません。
もちろんこの地球上には、自然を敬い、自然とともに暮らす人達もたくさんいます。
でも、全体からみればほんの一握りの、傲慢で欲深く、畏れを知らない人間達による環境破壊や自然蔑視が、地球をどんどん追い込んでいったのかもしれません。
そしてその、破壊や蔑視を、まるで他人事のように見ないふりして、便利で快適という暮らしを享受してきたわたし達もまた、地球からすると憎むべき存在なのかもしれません。
人生の半分以上を生き終えた大人の地球人として、体も心も張って、地球のことを考えないと、もう間に合わない時が来たのかもしれません。
東北の復興はもしかしたら、地球の復興への序章なのかもしれません。