ころさんが、『静音の小径』というブログを紹介してくださっていました。
ここでは、3月11日の災害から以降の原発事故について、詳しい情報や状況が丁寧に記事となって掲載されています。
その中のひとつ、京都大学原子炉実験所 小出裕章氏による『最悪の「レベル7」引き上げの意味』についてのラジオインタビューや、
『原子力の専門家が原発に反対する訳』という講演を知ることができました。
この記事の中では、内閣府の原子力委員会が立ち上げたホームページに、原子力対策についての意見募集の案内が掲載されています。
どんなふうにでもいいから、ここにひとりでも多くの方々が、原子力対策についての意見を送ってくださることを願っています。
それからまた、東日本大震災で被災した学校に本を送ろう!と立ち上げられた『被災地の学校に本を送るムーミンの会』をご紹介します。
『3月11日から悲しい知らせが毎日届きます。
子どもたちはどうしているのでしょう。
学校はどうなっているのでしょう。
学校が再建されるまで、とても大変な道のりだと思います。
今わたしたちになにができるのか。
そして学校に絵本を送ろうと決めました。
絵本にはすばらしい力があります。
読む人に希望や笑顔をあたえてくれます。
生きるっていいなって思わせてくれます。
被災地の子どもたちがほほえむことをねがって、
絵本をおくる運動をします。
ご協力ください。
お家にある本などおくってください。
再開された学校に数十冊ずつおくります。
コツコツと長く続けていきたいと思います。
どんなにおそくなってもいいですから。
よろしくお願いいたします。
賛同人・ご一緒にやってくださる方 募集中!
『被災地の学校に本を送るムーミンの会』
本の送り先
340-0017
草加市吉川5-8-5
石岡洋子
いろんな情報が飛び交っています。
テレビ、ラジオ、インターネット……。
いったいどれが真実に一番近いのか、いったい誰が本当のことを言っているのか、
それがわからないから、一番自分が信じたいものを信じる。
あるいは、そんなことを信じたくなんか全くないけれど、信じざるを得ないから仕方なく信じる。
そうやって自分を納得させて信じたとしても、だからどうすればいいのかを決めるのはまた次の大変なことになる。
日本の国民がそんなふうに、
ある人は妙に楽天家になり、
ある人は変に悲観論を口にするようになり、
ある人は頑なに同じことをくり返し言うようになり、
けれども心の奥底では、払拭できない薄いシミが少しずつ少しずつ広がってきている。
地震国日本に暮らす以上、天災は避けようの無い運命だとはわかっていても、
この、明らかに、あからさまに、奢りと油断と長年のいい加減さが招いた人災までをも、運命の仲間に入れるまでには寛容になれない。
当たり前です。
そんなものを運命などと思う必要なんて、ノミのクソほどもありません。
本当はどうなんだ、本当はどれほどヤバい状況になっているんだと、隠している連中の襟首を掴んで大声で聞き咎めたいほどなのに、
大手の新聞社やテレビが、責任と良心と誇りを捨てて、言われたままに、あるいは曲げられたままに伝わってくる数字や状況説明を、なんの疑いもなく垂れ流し、
ただちに◯◯はない。今はそれほど深刻ではない。と耳にタコができるほどに言い続けています。
放射線がただちに体に支障をきたすのは、爆弾や爆発の場合で、そんなものと比べて安心させられ続けている国民。
何年、あるいは何十年後に、じわじわと発症し、死を覚悟しなければならない老若男女であふれた時、その責任を誰がとるのでしょう?
今の政治家ではありません。
管氏も牧野氏も、それから谷垣氏も亀井氏も、もうとっくに奥に引っ込んでいて、責任を問われることもありません。
東電の社長も副社長も、それから他の役員も然り。
だからなんでも言えるのですね。
命をかけて国民を守る、なんて口先だけで言って、
本当に命をかけて事態をなんとか改善しようと格闘してくださっているのは、現場に居残り続けてくれている東電の社員さん達と、下請けの作業員さん達、それから援助に駆けつけてくださっているいろんな組織の方々、そして地元の方々だけです。
ここでは、3月11日の災害から以降の原発事故について、詳しい情報や状況が丁寧に記事となって掲載されています。
その中のひとつ、京都大学原子炉実験所 小出裕章氏による『最悪の「レベル7」引き上げの意味』についてのラジオインタビューや、
『原子力の専門家が原発に反対する訳』という講演を知ることができました。
この記事の中では、内閣府の原子力委員会が立ち上げたホームページに、原子力対策についての意見募集の案内が掲載されています。
どんなふうにでもいいから、ここにひとりでも多くの方々が、原子力対策についての意見を送ってくださることを願っています。
それからまた、東日本大震災で被災した学校に本を送ろう!と立ち上げられた『被災地の学校に本を送るムーミンの会』をご紹介します。
『3月11日から悲しい知らせが毎日届きます。
子どもたちはどうしているのでしょう。
学校はどうなっているのでしょう。
学校が再建されるまで、とても大変な道のりだと思います。
今わたしたちになにができるのか。
そして学校に絵本を送ろうと決めました。
絵本にはすばらしい力があります。
読む人に希望や笑顔をあたえてくれます。
生きるっていいなって思わせてくれます。
被災地の子どもたちがほほえむことをねがって、
絵本をおくる運動をします。
ご協力ください。
お家にある本などおくってください。
再開された学校に数十冊ずつおくります。
コツコツと長く続けていきたいと思います。
どんなにおそくなってもいいですから。
よろしくお願いいたします。
賛同人・ご一緒にやってくださる方 募集中!
『被災地の学校に本を送るムーミンの会』
本の送り先
340-0017
草加市吉川5-8-5
石岡洋子
いろんな情報が飛び交っています。
テレビ、ラジオ、インターネット……。
いったいどれが真実に一番近いのか、いったい誰が本当のことを言っているのか、
それがわからないから、一番自分が信じたいものを信じる。
あるいは、そんなことを信じたくなんか全くないけれど、信じざるを得ないから仕方なく信じる。
そうやって自分を納得させて信じたとしても、だからどうすればいいのかを決めるのはまた次の大変なことになる。
日本の国民がそんなふうに、
ある人は妙に楽天家になり、
ある人は変に悲観論を口にするようになり、
ある人は頑なに同じことをくり返し言うようになり、
けれども心の奥底では、払拭できない薄いシミが少しずつ少しずつ広がってきている。
地震国日本に暮らす以上、天災は避けようの無い運命だとはわかっていても、
この、明らかに、あからさまに、奢りと油断と長年のいい加減さが招いた人災までをも、運命の仲間に入れるまでには寛容になれない。
当たり前です。
そんなものを運命などと思う必要なんて、ノミのクソほどもありません。
本当はどうなんだ、本当はどれほどヤバい状況になっているんだと、隠している連中の襟首を掴んで大声で聞き咎めたいほどなのに、
大手の新聞社やテレビが、責任と良心と誇りを捨てて、言われたままに、あるいは曲げられたままに伝わってくる数字や状況説明を、なんの疑いもなく垂れ流し、
ただちに◯◯はない。今はそれほど深刻ではない。と耳にタコができるほどに言い続けています。
放射線がただちに体に支障をきたすのは、爆弾や爆発の場合で、そんなものと比べて安心させられ続けている国民。
何年、あるいは何十年後に、じわじわと発症し、死を覚悟しなければならない老若男女であふれた時、その責任を誰がとるのでしょう?
今の政治家ではありません。
管氏も牧野氏も、それから谷垣氏も亀井氏も、もうとっくに奥に引っ込んでいて、責任を問われることもありません。
東電の社長も副社長も、それから他の役員も然り。
だからなんでも言えるのですね。
命をかけて国民を守る、なんて口先だけで言って、
本当に命をかけて事態をなんとか改善しようと格闘してくださっているのは、現場に居残り続けてくれている東電の社員さん達と、下請けの作業員さん達、それから援助に駆けつけてくださっているいろんな組織の方々、そして地元の方々だけです。