3月28日に『美しい島をより美しく』の記事の中で紹介させていただいた、ある看護士さんの医療援助の記録を、ずっと英訳なさっている方がおられます。
A Japanese medical aid worker's diary
JKTSというタイトルのブログは、彼女が被災地へ医療スタッフとして行かれ、そこでの毎日の様子を、飾らず淡々と、けれども温かな眼差しでもって、見て感じてこられたままに記録された日記です。
3月28日に書かれた記事で一度は終わっていたのですが、このたびまた、4月6日に追記された物も含めて英訳されたことを、ころさんが教えてくれました。
彼女は、現場に実際に身を置き、避難所や崩れかけた自宅でおられる今回の被害者の皆さんの、体と心の治療に懸命にとりかかられました。
離れた所で活字だけを読み、いくら想像力を働かせたところで、彼女が実際に経験し、実感したことを知ることなどできないと思います。
その過酷さ、悲しみの深さ、痛みの大きさ、やるせない思い……。
それでもそこに微笑みがあり、嬉し泣きがあり、希望があり、未来がある。
自分達にできることを見つけて、小さくても、わずかでも、とるに足りない事でも、
行動し続けること。
思い続けること。
決して忘れないこと。
『ひとりの小さな手』
ひとりの小さな手
何もできないけど
それでもみんなの手とあわせれば
何かできる 何かできる
ひとりの小さな目
何も見えないけど
それでもみんなの瞳でみつめれば
何か見える 何か見える
ひとりの小さな声
何も言えないけど
それでもみんなの声が集まれば
何か言える 何か言える
ひとりで歩く道
遠くてつらいけど
それでもみんなのあしぶみ響かせば
楽しくなる 長い道も
ひとりの人間は
とても弱いけど
それでもみんなが集まれば
強くなれる 強くなれる
A Japanese medical aid worker's diary
JKTSというタイトルのブログは、彼女が被災地へ医療スタッフとして行かれ、そこでの毎日の様子を、飾らず淡々と、けれども温かな眼差しでもって、見て感じてこられたままに記録された日記です。
3月28日に書かれた記事で一度は終わっていたのですが、このたびまた、4月6日に追記された物も含めて英訳されたことを、ころさんが教えてくれました。
彼女は、現場に実際に身を置き、避難所や崩れかけた自宅でおられる今回の被害者の皆さんの、体と心の治療に懸命にとりかかられました。
離れた所で活字だけを読み、いくら想像力を働かせたところで、彼女が実際に経験し、実感したことを知ることなどできないと思います。
その過酷さ、悲しみの深さ、痛みの大きさ、やるせない思い……。
それでもそこに微笑みがあり、嬉し泣きがあり、希望があり、未来がある。
自分達にできることを見つけて、小さくても、わずかでも、とるに足りない事でも、
行動し続けること。
思い続けること。
決して忘れないこと。
『ひとりの小さな手』
ひとりの小さな手
何もできないけど
それでもみんなの手とあわせれば
何かできる 何かできる
ひとりの小さな目
何も見えないけど
それでもみんなの瞳でみつめれば
何か見える 何か見える
ひとりの小さな声
何も言えないけど
それでもみんなの声が集まれば
何か言える 何か言える
ひとりで歩く道
遠くてつらいけど
それでもみんなのあしぶみ響かせば
楽しくなる 長い道も
ひとりの人間は
とても弱いけど
それでもみんなが集まれば
強くなれる 強くなれる