娘よ…この日に会えた 四十九日の供養直後に発見
よかったね愛ちゃん。
おうちに戻れてよかったね。
けれども、愛ちゃんはもうとっくにおかあさんとおとうさんの所に戻ってるんだよね。
他の、まだ体を見つけてもらっていない人達もきっと、魂はみんなの所に戻ってるはず。
もっと生きたかった。
こんなふうに、いきなり奪いとられたくなかった。
一瞬だけど苦しかった。痛かった。冷たかった。
でも今は、それはそれは明るくて暖かくて、なんともいえない気持ちのいい場所にいる愛ちゃん。
空から見守っていてね。
わたしは愛ちゃんにも、そして他のどの人にも、一度も逢ったことはないのだけれど、
毎日一回は、みんなの名前をひとりずつ読んでいます。
初めて名前を読もうと画面にそれを出した時、そのあまりにも多いことに心が崩れ、涙があふれるばかりで、とても読むことなどできませんでした。
愛ちゃんの名前も見つけましたよ。
愛ちゃんのことは、新聞の記事で、ご両親が毎日、愛ちゃんの好きな甘い物をお供えしながら探してらっしゃることを知り、それから名前を覚えました。
愛ちゃんが暮らしてきた町は、これからどうなっていくのだろう。
きっと大丈夫、じきにもとに戻れるよ。
そう言えなくなってしまった大人達を、愛ちゃんは許してくれますか。
よかったね愛ちゃん。
おうちに戻れてよかったね。
けれども、愛ちゃんはもうとっくにおかあさんとおとうさんの所に戻ってるんだよね。
他の、まだ体を見つけてもらっていない人達もきっと、魂はみんなの所に戻ってるはず。
もっと生きたかった。
こんなふうに、いきなり奪いとられたくなかった。
一瞬だけど苦しかった。痛かった。冷たかった。
でも今は、それはそれは明るくて暖かくて、なんともいえない気持ちのいい場所にいる愛ちゃん。
空から見守っていてね。
わたしは愛ちゃんにも、そして他のどの人にも、一度も逢ったことはないのだけれど、
毎日一回は、みんなの名前をひとりずつ読んでいます。
初めて名前を読もうと画面にそれを出した時、そのあまりにも多いことに心が崩れ、涙があふれるばかりで、とても読むことなどできませんでした。
愛ちゃんの名前も見つけましたよ。
愛ちゃんのことは、新聞の記事で、ご両親が毎日、愛ちゃんの好きな甘い物をお供えしながら探してらっしゃることを知り、それから名前を覚えました。
愛ちゃんが暮らしてきた町は、これからどうなっていくのだろう。
きっと大丈夫、じきにもとに戻れるよ。
そう言えなくなってしまった大人達を、愛ちゃんは許してくれますか。