ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

平和な夕方三連発

2011年06月05日 | 日本とわたし
まずは一昨日。

夕暮れに発色する葉っぱ。


頼れる本物の男に変身した旦那。
近所の男衆に仕事っぷりを自慢する。



実際、ほんの数日でここまでやったのはすごい!
けど、この後いったいどないするつもりなのか……そこがミステリーのまま。


そして昨日。夜まで一切、何も食べ物を口にしなかったので、この粥がなんとも美味かった。
この鍋、吹きこぼれ寸前で見事に止まる優れものだ。感動した。



そして今日、ミツワショッピングの帰りに寄ってくれたさやか&ジェフ&絵真一家。
「なにか買うてきて欲しいもんある?」と嬉しい電話をいただいたので、ネギと豆腐ともやしとどら焼きをリクエスト。

さやかはクラフト作りの名人。
震災以降、あちこちで募金活動を計画し、そこに手作りのアクセサリーやしおりなどを作って売っている。
どこにこんなにも大勢の日本人が暮らしていたのだろう!とびっくりするほどの人数が集まってきて、
さやかが手取り足取り教えるクラフト作りに励んでいる。
地元の学校や機関もとても協力的で、物を売るだけではなく、着付け教室、折り紙教室、和太鼓の演奏などのパフォーマンスなども取り入れ、
そんなこんなの工夫を凝らした募金活動はとても好評で、集まったお金もハンパではない。
一回の会で一万ドル?!少なくても一万ドル近く。すごいなあ……。
彼女は仕事も持っている。日本語を教える先生だ。
奥さんをして、おかあさんをして、先生をして、そして手を休める間もなく夜中の二時ぐらいまで毎晩作り続けている。
なにかしていないと気持ちが収まらない。
わたしも同じ気持ちではいるけれど、イマイチ動けていない、成果を出していない、そんな罪悪感をひしひしと感じた。

いろいろおしゃべりしながら、昨日の今日なので、とりあえずお酒とチーズは我慢我慢。おかきとりんごと枝豆をポリポリがりがり。

もうすぐ7才の絵真は、遊びたくって仕方がない。
DSのゲームでカタカナの練習や、習字の練習を見せてくれたりしたけど、それにもすぐに飽きる。
だから前庭の、まだもう少し片づいていない花植えを手伝ってもらうことにした。
それから石ころ集めも。
水撒きも手伝ってもらって作業終了。やっぱみんなですると早い。お手伝いありがとね。

帰り際、歩道近くの芝の上に、こんなちっちゃな卵の殻があるのを見つけた絵真。やっぱ子供の目線っていいなあ。


これはロビンという、こちらの地域では春とともにやってくる渡り鳥としてとてもポピュラー。
こんな鳥。


ばいばい、また遊びに来てね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電気はこんなふうになっていた!

2011年06月05日 | 日本とわたし
Pappelさんが、前回の『え?東電やめられるやん!!』の記事に、コメントを書いてくれました。
その中で、電力の自由化についての、資源エネルギー庁の説明があることを教えてくれました。
わたしは本当に物事を知らずに生きていたんだなあ……と、3.11のあの日から呆れ返っています。
まだまだ家庭の電灯にまでは至らない制度のようですが、今ここで、ひとりひとりが声を上げれば、もしかしたら進化の速度が変わるかもしれません。


*『電力の自由化』って何ですか?

『電力の自由化』は2000年4月から進められている電力事業分野の制度改革です。
電気の供給は、地域ごとに国から許可された電力会社(以下「電力会社」とします)のみが行ってきました。
しかし、制度改革により、新たに電気事業に参入した事業者(特定規模電気事業者)や他区域の電力会社から、電気を購入することができるようになりました。
2004年4月からは、電力会社との契約で、高圧500KW以上の利用者(中規模工場、中小オフィスビル、デパート・スーパーなど)が、電力を購入する事業者を選択することができるようになりました。
さらに、2005年4月からは、高圧50KW以上に範囲が拡大され、これにより全国の電力需要の6割強が自由化されました。


*自由化の範囲とスケジュール

電力の自由化は、1995(平成7)年の電気事業法改正による卸売り分野(一般電気事業者への電気の販売)の自由化を皮切りに、2000(平成12)年以降、小売り分野(一般への電気の販売)の自由化対象の範囲が段階的に広げられています。
小売り分野では、2004(平成16)年に、電力需要全体の約4割に小売り自由化の範囲が拡大され、さらに2005(平成17)年4月からは同6割強まで拡大されました。  
     

*電力の自由化で「電気料金」はどうなるのですか?

自由化範囲の利用者は、価格などの条件を含め、利用者と電力供給者(電力会社または特定規模電気事業者)間の相対契約を行うことになります。


*電力会社からの購入を「継続する場合の手続き」は必要ですか?

契約している電力会社に「電力需給契約」について確認し、そこで示された条件・契約内容(特定規模需要電気供給条件)で継続される場合は、改めての手続きは不要です。


*電力会社以外には「どこから」電気を購入できるのですか?

電力会社以外からは、特定規模電気事業者(以下PPS "POWER PRODUCER&SUPPLIER")といわれる電気事業に新規参入した電力供給者から購入することができます。
ただし、PPSの供給能力や地域によっては購入できないこともあるほか、電力会社の送電線を介して電気を購入することになるため、電力会社の送電線の使用料が電気料金に含まれることとなります。

なお、PPSは、平成18年3月末現在、全国で23事業者から電気事業法に基づく届出が行われており、その一覧は、資源エネルギー庁のホームページに掲載されています。


*「PPS(特定規模電気事業者)から電気を購入」するにはどうしたらいいですか?

前設問のとおり、すべてのPPSから電力を購入することが可能とは限りませんので、まず、電力購入が可能かどうかをPPSに問い合わせることが必要です。
現在、四国地域を供給エリアとするPPSは少ないのですが、購入可能となった場合、電力会社とPPSとの条件面の比較を行い、購入先を検討することができます。

なお、PPSや供給地域、使用条件などによって異なりますが、契約から電気の供給開始までは、1ヶ月から3ヶ月程度の時間がかかるようです。


*PPSから電気を購入する場合、現在の「設備の変更」は必要ですか?

現在設置されている電力会社の計量器などは、通常、そのまま設置を継続することになります。
その場合、資産区分や維持管理責任は電力会社となりますが、電力使用量を把握するためにPPSの端末装置を設置する場合があります。


*PPSの発電設備にトラブルがあった時は、「電気が止まってしまう」のですか?

PPSからの電力の供給は原則として電力会社の送電設備を通じて行われますので、PPSの電力供給量が不足した場合でも、利用者に対しては電力会社から電気が送られ停電することはありません。

こうしたトラブルへの対応のため、PPSや発電事業者、利用者、電力会社などの間で協定(覚書)を交わすことがあります。


*「特定規模電気事業をはじめる」ためには、どんな手続きが必要ですか?

特定規模電気事業を開始する場合は、電気事業法の規程に基づき、「特定規模電気事業開始届出書」の提出が必要です。

特定規模電気事業の開始<資源エネルギー庁HP>

また、電力会社の小売託送サービスの利用(送配電ネットワークとの連系など)することになりますので、事前に電力会社に特定規模電気事業の開始について申込みを行う必要があります。(検討料が必要)


*自家発電設備で発電し「余った電気を売る」ことはできますか?

事業者が所有する自家発電の余った電気は、条件により電力会社に売ることができます。
電力会社以外の利用者に直接売るためには、PPS(届出)、特定電気事業者(許可)となるか、特定供給(許可)を行う方法があります。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

え?東電やめられるやん!!

2011年06月05日 | 日本とわたし
東電やめたら電気代3割節約 

なんでもっと早よ言うてくれへんのん?
うれしいやん!
みんなでやめよ!
東電やめよ!
原発に頼ってる電力会社なんかやめよ!
他の地域の人も探してみよ!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国は人を守らない!

2011年06月05日 | 日本とわたし
一昨日の夜中に、激しい腹痛に見舞われた。
なかなかに、一瞬、救急車か?と根を上げたくなるほどの痛みだった。
それが三回起こり、そろそろ旦那に相談した方がいいかと、すぐ横で静かに寝息をたてている彼の方を見た時、
やっと下痢の兆候が感じられ、ホッとしてトイレに行った。

金曜日の夜まで、ものすごく忙しい毎日が続き、
そんな中で、少しでも時間が空くやいなや、TwitterやFacebookで、新しい原発関連の記事を探した。
まるで、空き時間に強力な磁石がついているみたいに、わたしは時間さえあったらコンピューターの前から動かなかった。

だからもちろん寝不足になったし、頭が休憩する、ということがなかった。
先週末に、友人夫婦と楽しい時間を過ごした時でさえ、話している間に居眠りをしてしまいそうになるほどに疲れていた。
そろそろいい加減、というものを考えなければ、と思っていた。
わたしひとりが寝不足をしようが、無理をしようが、原発大反対と叫ぼうが、
放射能は今日も日本の空を舞い、土に落下し、水にしみ込み、まんべんなく、平等に、ありとあらゆる生物の細胞を傷つけていく。
そこには例外はなく、容赦もなく、痛みもかゆみもなく音もない。

国は人を守る。
本当はそんなことはほとんど無かったのだ。
人が国を守ってきたのに、なぜかついつい、国が我々人を守るはずだと思ってしまうのはどうしてだろう。
いつの間に、こんなにも見事に、洗脳されたのだろうか。
国は人を守らない。守ろうともしない。
これは過去の歴史からも明らかで、真実なのだから、しっかりと腹をくくって認めなければならない。
だから期待してはいけない。
希望を持って待ってはいけない。
時間が勝負の時は特に、待つことは死や病をもたらす。

福島原発の事故は、これから先、地球規模で環境や人の命を脅かす。
日本は国際的な犯罪を犯している。
そんな国が、その領域に住んでいるからといって、守ってくれると思うのは大間違い。
犯罪国なのだ。
自分の罪を隠すことに必死で、他のことはもう考えられない。

署名やデモは抵抗の証。
放射能汚染がまだ少なくて済む所に暮らす者は、必死で取り組まなければならない。
物事知らずの阿呆ではない、という証明をたてなければならない。
けれども、汚染地域に今だに残っている人達は、速やかに、自分と自分の愛する家族のために、そこから離れることを実行するべき。
国は本気であなた方を無視している。
国の殻を被った悪意ある人間が、日本というブランドの役員なのだから仕方がない。
まずは命を永らえて、深刻な病に伏せることを回避し、後で元気で国に楯突くことができるよう、今こそ逃げるべきだと思う。

旦那も友人も、そして東日本に居る友人も、そんなに思い詰めてもしょうがないんだから、と言う。
それはきっと、わたしの身体を心配してくれているからだろうと思う。
わたしも、こんな離れた所から、なにを喚いても叫んでも、どうなるものでもないではないか、と思う時もある。
けれども、わたしは母親で、命を繋いだ責任がある。
地球を、そして、この地球に居座る人間を、こんな汚いままに受け継げと言えるほど、無責任にはなれない。
だから、なにか少しでも、どんな小さなことでもいいから、希望の兆しが見えるまで、止める事はできない。


昨日一日、粥一杯だけで、あとは絶食した。
お腹はもう大丈夫。
あとはこの頭痛と疲弊感が消えてくれたら、復活あるのみ!
いえぇ~い!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする