いつも貴重な情報を教えてくれる
ミツハルさんが、
原発村の陰謀、核廃棄物処分場をこっそり準備してる事実について調べてくれた。
そのまとめをここに転載させてもらいます。
よく読んで、あいつらのやってることを知り、今までみたいに騙されへんぞ!という意思を示してください!
燐光群の芝居『たった一人の戦争』を見る。
現在、
北海道の幌延町(ほろのべちょう)と、岐阜県の瑞浪に『超深地層研究所』というのがあり、
そこで将来の核廃棄物処分場の建設を想定した地層調査が行われているという事実を知った。
坂手洋二インタビュー
①「日本は、イギリスやフランスに頼んでガラス固化体にしてもらったりして、
最終的に高レベル放射性廃物4万個を、どうにか処分しなくちゃいけない状況なんですね。
今、返還された一部を六ヶ所村に保管しているんです」
②「この高レベル放射性廃棄物の処分方法として、国際的には地層処分が選ばれていて、
世界中で唯一、その最終処分地として決定しているのは、フィンランドのオルキルオトという場所のみで……、
ドキュメンタリー映画『100,000年後の安全』に描かれています」
③「日本では、北海道の幌延町(ほろのべちょう)と、岐阜県東濃(とうの)地方にある瑞浪が、『超深地層研究所』という名前で地層調査が行われています。
この
瑞浪は、ウランが出たというだけで、研究所になったんですね」
④「東濃の人たちは、あくまで研究用で「廃棄物は持ち込まない」という約束のもと請けたはずなんですが、
たぶん、結局ここが、最終処分地になるという可能性は否めない、と誰もが思っているはずです。
もちろん、東濃の人たちも、ここに埋めていいとは思っていないんですよ 」
⑤「この研究所では、地下の様子を、月1回、実際に見学できるんですね。
僕も何度か行きました。
そして、見学の前に、放射性廃棄物の地層処分についての説明が書かれたパンフレットを配布されて、地下行きのエレベーターに乗るんです。」http://t.co/yGSeckUN
『たった一人の戦争』パンフ抜粋
①「
一本のガラス固定体に、広島型原爆約三十個分の死の灰が入っている、といいます。
この廃棄物は高温を発するので、一定の温度に下げるのにさえ、数十年を要します。
そして十万年後にやっと、ウラン鉱石なみの放射線量になります」
②「現存するこの研究所は公有地で、20年間の予定で借りられており、研究終了後は埋め戻して返されることになっています。
けれど、もしも国からの
「交付金」に目が眩んで、地元自治体が希望した場合は、研究施設の『跡地利用』が検討されることになります」
③「その時は、「研究所」だった場所が、ホンモノの「最終処分場」になるのです。
そして現在、それ以外の処分候補地が、検討されている様子はありません」
④「現在の該当地は、削岩機で岩に穴を開け、地層調査を行いながら、ダイナマイトで岩を砕き掘り続ける作業を繰り返しています。
岩盤の隙間が多く、地下水が溢れるように流れ、排水に苦労している場所です」
⑤「どうすれば水が消えるのか検討もつきませんが、「核のゴミ」を入れた容器が腐食して中身が漏れれば、汚染水が地上に出てくることは必至ですし、大地震があれば、ひとたまりもないでしょう」
独立行政法人・日本原子力開発機構 東濃地科学センター
「瑞浪超深地層研究所」(立坑や水平坑道などを利用して行う研究)
「地質環境の長期安定性に関する研究について」(東濃地科学センター )
「東濃地科学センターでは、高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発の一環として、
その基盤的な研究である、地質環境の長期安定性に関する研究を進めています」
瑞浪市会議員立候補者アンケート結果(お百姓と土岐市の自然)
「2011年1月26日から2月1日までの期間、瑞浪市議会議員立候補者に下記のアンケートを実施しました。
そして、2月4日には、瑞浪市会議員候補者アンケートの結果がまとまりました」
「瑞浪超深地層研究所→スリカエられて処分場」(お百姓と土岐市の自然)
①「
名古屋から車で1時間走れば、瑞浪超深地層研究所に着きます。
ここでは、高レベル放射性廃棄物(原発から出る猛毒物質のゴミ)を処分するための研究をしている、とされてきました」
②「計画段階で「研究だけというけれど、処分場にされてしまうのでは」と、地元の人たちは反対しました。
しかし、
「研究と処分は明確に分けられ、処分場にはしません」と事業主の動燃(ウソツキ動燃です)は住民を押さえつけ、
研究所は2003年に本格着工をされてしまったのです」
③「ところが、
2005年に、資源エネルギー庁や日本原子力研究開発機構、電力中央研究所など、高レベル放射性廃棄物の処分に関わる機関が集まり、
『地層処分基盤研究開発調整会議』という団体を作り、
『高レベル放射性廃棄物の、地層処分基盤研究開発に関する全体計画』という計画書を作り、公表しました」
④「それによると、
瑞浪超深地層研究所は、国が計画する高レベル放射性廃棄物の処分計画に組み込まれていて、
建設当初は、20年間だけ利用し、後は埋め戻すとされていたのが、2040年以降も利用するとされていました」
⑤「あれぼど住民に約束した「研究だけだから」、「20年たったら埋め戻すから」、が無くなってしまったのです。
『瑞浪超深地層研究所』がスリカエられ『瑞浪高レベル放射性廃棄物処分場』となってしまう可能性は、いよいよ大きいのです」
先に『お百姓と土岐市の自然』から引用した『瑞浪市会議員立候補者アンケート結果』の日付は、2011年2月5日、
『瑞浪超深地層研究所→スリカエられて処分場』は2010年8月1日、
いずれも3.11以前(!)に書かれたものです。
この重大事が、3.11以降ですら、まるで表沙汰になっていない!
『放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜のホーム・ページ』
そしてこの動画はお薦めです!
原発関係パンフのタイトルは"Dreamer"
『ようこそ瑞浪超深地層研究所へ』
「瑞浪超深地層研究所では、地下を体験する見学会を毎月開催しています。
参加無料ですので是非ご参加ください。
12月の見学会:平成23年12月17日(土) 13:00~15:00 (申込期限:12月15日(木)まで)」
「めざすは日本最深!エネルギーの将来を支える研究坑道:瑞浪超深地層研究所 研究坑道掘削工事」(株式会社『大林組』)
「瑞浪超深地層研究所(岐阜)の"高レベル"処分研究進む」2007年10月22日(月)『東奥日報』
「難航している最終処分事業を後押しするためにも、同センターは、全国の自治体関係者に視察を呼び掛けていく方針だという」
『東奥日報』(2007年10月22日)
「大澤所長は「きちんと管理すれば、放射性廃棄物は安全に扱うことができることを、どう理解してもらうかが重要ではないか。
まず地下を実際に見てもらうことが必要。地下を見れば安心感が増すと思う」と話している」
「
超深地層研究所の『着工』に強く抗議する(談話)」(社会民主党全国連合幹事長 福島瑞穂・2002年7月9日)
①「超深地層研究所の立地は、それだけで、この地域が高レベル放射性廃棄物の最終処分地となることを強く示唆するものである」
②「核燃料サイクル開発機構は、地元自治体に対し、放射性廃棄物を持ち込まない、処分場にしないなどの約束をしている。
しかしそれは、研究所のすぐ隣の土地を処分場にしない、という約束ではない」
③「社民党は6月10日、この地域を視察し、研究所予定地と東濃地科学センターの間に、約4平方キロメートルの広大な用地が存在していることを確認した。
高レベル放射性廃棄物の、ガラス固化体4万本分の処分場に相当する広さである」
④「具体的な処分技術の最後の詰めは、処分予定地と同じ地質、同じ地層を対象に行われなければならない。
地下1千メートルまで掘り下げる超深地層研究所の設置は、この地域での処分技術確立を目指すものと言わざるを得ない」
⑤「『着工』は、ショベルカーが沈殿池の掘削を開始する、という形式的なもの。
作業は10分で終わり、さらに、掘削場所は埋め戻されたことを地元の人々が確認。
作業上では、何の意味もない『着工』。
これは、ただ単に、瑞浪市に4.5億円、周辺自治体に9億円の電源三法交付金を与える名目」
2002年7月9日に、社民党の福島瑞穂(当時幹事長)が発表した
「超深地層研究所の「着工」に強く抗議する(談話)」の文面を読めば、
欺瞞だらけの原発行政に対する、社民党のきわめて真摯で、一貫した姿勢を垣間見ることができる。
「
超深地層研究所・東濃地科学センターは、経済産業省(現通産省)の監督下に入ります」(脱原発@中部)
①「来年1月の省庁再編に伴い、今まで科学技術庁が所管していた、核燃機構の超深地層研究所は、現通産省である経済産業省の監督下に入ります」
②「核燃料サイクル開発機構は、文部科学省と経済産業省との共同所管になりますが、
研究内容によって、文部科学省と経済産業省に分かれます。
日本原子力研究所の場合は、すべて文部科学省に入りますが、
核燃機構の核燃料サイクル事業の一部である、放射性廃棄物関連の研究は、経済産業省の監督下に入り、
原子力の産業活動に組み込まれた施設、という位置づけになります。
東濃地科学センターも、超深地層研究所も、経済産業省が見監督。
処分事業者(原子力発電環境整備機構)が行う研究調査との境界が、ますます分かりにくい体制になります」
尋常ならざる莫大なお金をかけて、地下1000メートルまで掘っておいて、
そこを『研究』目的だけに限定して、他に処理場が決まったら「ハイ、さよなら」というのは、
経済合理性という観点から見ても、行政側の意図として考えにくいのではなかろうか。
もうすぐ経産省の管轄になるみたいだし、なおさら。
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ふぅ……ここまで読んで、どうですか?どない思わはりましたか?
やつらのいつもの手口、やんね。
もうほんま、原子力がつく機構も会も研究所もなんちゃら院も、いらんねん。核燃いらん燃!
けど、実際の話、日本はもう核のゴミだらけ。
これ以上増やさんためにも、なにがなんでも廃炉やね。
廃炉かて、スイッチ止めたらできるんとちゃうもんね。
毎日毎日、ただただ冷やすためだけに、めちゃくちゃなお金使て、少なくとも30年以上は冷やし続けなあかんもんね。
ほんまアホやったな日本。
けど、前向いて歩いていくしかないもんな。
そうせんと、次の世代の子らに申し訳無さ過ぎやもんな。
アホやったけど、それに気ぃついてからはようやってくれたやんか。
遠い未来の日本の子らに、そう言うて思い出してもらいたいもんな。
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追記
ミツハルさんより追記のメールが送られてきました。
『瑞浪の超深地層研究所の件ですが、ツィッター名kuroneko0401さん
という方から以下のコメントをいただきました。
施設跡地に関しては
超深地層研究所跡利用検討委員会が設けられていて、議事録も公開されていますよ。
以前の騒動を受けて
瑞浪市が出したコメントがこちら。
少なくとも、現時点では最終処分場を受け入れる気はないみたいですね』
ミツハルさんもわたしも、この情報を情報のひとつとして受け止めはするが、
単純に、ああよかったよかった、瑞浪は大丈夫なんや、などと胸を撫で下ろしたりはできん。
掘った深さは1000メートルには及ばず、今のところ400メートル強ぐらいらしいけど。
ある日突然、まるで大魔神の優しい顔が般若の顔にクルリと変わって破壊活動に精を出すように、
あの狂団の連中のやる事や言う事を、そうでっかそうでっかと、なんの疑いも持たんと見聞きすることなんかできひん。
あとひとつ、実際に係った方から、『危ないのは岐阜ではなくて北海道の方だ』という情報をもろた。
『北海道には、こんなことになってもなお、原発を受け入れようとする気風がある。
それだけでも充分に、原発金と菌が繁殖する可能性が多いと。
なので、北海道の幌延町(ほろのべちょう)の方に、今後は注意を払うべきだ』と。
もう、日本中至る所に、ありとあらゆるチャンスを狙て、原発狂団が原発金と原発菌をばらまいてる。
負けてたまるか!許してたまるか!
人数ならこちらも負けてへんもん!