ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

『なんで原発作ったと?』

2012年06月26日 | 日本とわたし


ほんまやなあ。

ほんまになんで、あんなもん作ってしもたんやろなあ。

それも、かなん言うてるのに、だまして、おどして、ひっかきまわして、

挙げ句の果てには、札束まいて、

なんぼ反対しても、かなわんかってん。

がんばった大人もおってん。

それはそれは大変な思いして、なんとか止めようとしはってん。

けど、やってきた人間は、やくざも顔負けの連中で、後ろ盾にえらい強い権力持ったもんがいるもんやから、そらもうやりたい放題しよってん。

それはもう、どない頑張ってもあかんと、どんなに強い意思を持った人でも、ポキッと折られてしまうほどのしつっこさと狡さやってん。

ほんまはな、その時に、今のわたしらみたいに、
その土地とはなんの関係もないけど、その人らがなんのために闘うてるんか、
それを自分のことのように考えて、自分のことのように同情して、自分のことのように一緒に闘わなあかんかってん。

そやのに、その時にわたしがなに考えてたか。

なんか困ってはるみたいやなあ。
気の毒やなあ。
せやけどわたし、自分のことで精一杯で、そんなことまで考えられへんわ。
悪いけど、仕方ないよね、他の人もみんなそうやもん。

そうやって、見て見んふりして、ごまかして、放っといて生きてきた。

そしたら、知らんうちに、原発が54基も建てられてしもてて、他にも恐ろしい核物質がウジャウジャある施設まで作られてた。

マジ?

50才過ぎて、やっと自分の目と心で、日本のこと見つめるようになって、初めて出てきた言葉がコレや。

ほんま、情けなかったわ。反省したわ。どないしょう思たわ。取り返しつかへんやん、こんなん。

子どものみんな、ほんまにかんにん。

なんで原発作ったん?

なんでここまで、ぎょうさん作らせてしもたん?

済んでしもたことを言うてもしゃあない、では済まへん。

何万年っちゅう放射能汚染のお守りを押しつけるんやから。

そやし、怒って。せめて、みんなの気持ち、おっきな字で書いて、ランドセルに貼りつけて。

大人のアホ!なにしとってん!なんとかせえよ!

ランドセルユーザーのみんな、ランドセル革命やって!大人に喝入れて!
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大阪も応援したってや~!!

2012年06月26日 | 日本とわたし
大阪・関西電力本社前・原発再稼働反対の超大規模抗議行動!
日時:6月29日(金)
時間:18:00-19:30
場所:関電本店前 大阪府‎ 大阪市北区中之島3丁目6-16

地図 → http://yfrog.com/esb1cmp


呼びかけ:TwitNoNukes大阪有志一同

ツイート文:
【今週金曜!緊急大拡散!】#大飯原発再稼働決定をただちに撤回せよ !6/29(金)18~ 東京・首相官邸前&大阪・関西電力本社前で原発再稼働反対の超大規模抗議行動!10万人規模で集まりましょう!こちらの「ツイート」ボタンで拡散を! → http://twitnonukesosaka.blog.fc2.com/blog-entry-20.html


日本が、地震リスクに常にさらされている中、
いったん暴走し始めたら、コントロールできなくなる原発と、核燃料・使用済み核燃料をそのままにすることは、
第二の福島事故をやらかす危険性を、温存することを意味し、
結果として、市民の生命・財産を、危機にさらすことになります。
一刻も早く、核燃料を抜いて、使用済み核燃料とともに、できるだけ安全な場所に移し、原発を、廃炉に向かわせねばなりません。
ましてや、原発の再稼働など、言語道断です。
今こそ、西に住む私たち、一人一人が、声を上げましょう!! 

今まで以上の、情報拡散とご参加を、どうか宜しくお願い致します!
10万、20万の人の波で、彼らに、原発を諦めさせましょう!
この抗議行動の、情報を拡散する為に、緊急拡散ツイートキャンペーンに、皆様のご協力をお願いします!

6月29日(金)、18時から19時半まで、関西電力本社ビル前で、原発の再稼働に反対する、抗議行動を行います。
同日同時刻、東京・首相官邸前、名古屋・関電東海支社前でも、抗議が行われる予定です!

是非、多くの皆様の、ご参加をお願いします!
また、この抗議行動の情報を拡散する為に、緊急拡散ツイートキャンペーンに、皆様のご協力をお願いします!

なお、今後も引き続き、大人数で集まって、真摯に抗議し続けるために、次の事項について、ご理解とご協力をお願いいたします。

※反原発・脱原発に関係のない、特定の政治団体や、政治的テーマに関する旗やのぼり、プラカード等は、なるべくご遠慮ください。

※関西電力本社ビル付近には、高層マンション等があり、抗議時間帯が、夕食の時間に重なることに配慮し、
抗議は、19時半までとなります。ご了承ください。

※抗議を行う場所は、関西電力本社ビルの、敷地内の歩道で、その横は、高速道路への連絡通路となっているため、車が頻繁に通ります。
車道側の路側帯に立つと、抗議に参加される以外の通行者が、車道にはみ出すこととなり、危険ですので、
できるだけ、一段上の歩道に上がって、抗議にご参加ください。
歩道上には、人がすれ違える程度の、通路を確保し、抗議にご参加の方は、こちらを行き来するように、ご協力下さい。 


関西電力本社ビルから出てこられる方々は、全員が、関電グループの従業員ではないし、
抗議者と同じく、それぞれ、一人の市民でもあるので、
罵声を浴びせるのではなく、抗議に加わり、共に声をあげるよう促し、一緒に闘おうと、声をかけましょう。
(「人殺し」などという、筋違いな形での、個人への攻撃は、たとえ声だけであっても、刑事告発される可能性もあります。
そうなれば、今後の抗議を続けることが、難しくなる危険があります)


※6月に入ってから、スピーチをするのではなく、ひたすら、「再稼働反対、原発いらない、いますぐ廃炉」を、繰り返しコールする形を採っています。
ご要望があれば、拡声器を用いたスピーチの、時間をとりたいと思います。
 

スピーチに際しては、次の各項につき、ご理解・ご協力をお願いいたします。
1.一人あたり、「1分程度」でお願いします。
2.反原発・脱原発テーマに、関係のないテーマでのスピーチは、ご遠慮ください。
3.特定の団体の、アピールにつながるスピーチは、ご遠慮ください。
あくまで、独立した一市民として、アピールをお願いします。
4.上記に沿わない内容であると判断した場合、中断をお願いすることもあります。
あらかじめご了承ください。
5.イベントの告知等は、最後に10分程設けますので、そこでお願いします。

********************************************

<呼びかけ文>

6月16日、野田政権は、大飯原発3、4号基の再稼動を、ついに正式に決定してしまいました。

野田首相、枝野経産相、細野原発担当相、藤村官房長官らによる、閣僚会合での、中長期の安全対策をすべて後回しにした、「暫定的な安全基準」による「安全」、との政府判断。
おおい町議会の、再稼動に慎重な、多くの住民の意見を無視する形での、再稼動容認。
福井県の、原子力安全専門委員会による、「安全」との、政府判断の追認。
野田首相の、再稼働の必要性を訴える、記者会見の「儀式」。
責任を負いたくないばかりに、この「儀式」を受けて、ようやく再稼動に同意した、西川知事や時岡町長。

こうした出鱈目で拙速なプロセスにより、今回の大飯原発再稼動は、進もうとしています。

首都圏反原発連合が、3月29日から、毎週行ってきた東京・首相官邸前での抗議行動では、
当初、300名程度だった参加者が、1000人→2700人→4000人→11000人⇒45000人!!と、回を追うごとに、劇的に増加してきました。
関西電力本社前でも、4月から、当初、わずか5人で開始した抗議行動が、100人、300人、6/1には1000人を超え、
6/8、6/15には、悪天候にもかかわらず、500名ほど、先週22日には、1500超もの人々が、再稼働反対の声を上げに、集まりました。

福島第一原発事故の、収束もままならないまま、そこから、何の教訓を得る事もなく、
再稼動ありきで、物事を進めていった、野田政権に対しての怒りが、いよいよ噴出する形で、この抗議行動の規模は、拡大を続けています。
野田政権は、世論の大半を占める、再稼動に慎重な市民の声を無視し、今回の決断を下しました。
したがって、私たちもまた、今回の決定を、黙って受け容れる必要は、一切ありません。

前回をはるかに凌ぐ、全国10万人規模の抗議行動で、大飯原発再稼動決定を、ただちに撤回すること、
私たちが、一切諦めていないことを、野田政権に対して、突きつけましょう!
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できることすら何もせず、危険を拡大させ続ける愚か者の集団は、もはや政府とは呼べない!

2012年06月26日 | 日本とわたし
今月の24日に開催された、広瀬隆さんの講演会の中から、抜粋した覚え書きを残します。
この講演会の最後に、前々回に書いた、全日本国民に対する呼びかけ、
『6.29首相官邸前大アクション「野田の政治生命を断とう!原発推進派を落選させよう!」』があったのでした。

では、以下は講演会の後半部分からの内容です。

GE出身の、東電の下請け企業として、現場を管理している、東北エンタープライズの名嘉社長によると、
4号機の、5階に置かれた機材の重量は、1800トンもあるらしい。

東電は、震度6強まで耐えられると、バカなことを言っているが、
地震学者の最有力説として、3年以内に、震度7以上の地震が発生する確率は、90%とされる。


3号機で、空から降ってきたのは、核燃料である。
この核燃料には、セシウムやストロンチウムだけではなく、プルトニウムも含まれている。
東電はこれを、応急処置で、地中に埋めて隠してしまったが、雨で地中に染み出すだろう。
これから向こう、10年にわたって、海中で、核燃料の破片が見つかるだろう。
これらの放射性物質は、徐々に海中に溶け出す。
セシウムとプルトニウムは、水溶性なので、生物濃縮に取り込まれやすい。
すでに、それは始まっているだろう。
海岸から3キロメートルの範囲まで、使用済みの核燃料の、破片を探すべきである。
アーノルド・ガンダーセン【福島第一原発 真相と展望より】


ところが、東京電力が、事故から1年後に、ようやく着手した海洋汚染防止策は、わずか7万3千平方メートル(270m四方)の範囲だけ。
必要な10分の1にもならない。


東京新聞 2012年3月4日の記事から
『2月26日から3月3日の間、福島第一原発では、海底に溜まった放射性物質が、拡散しないよう、
セメントと粘土を混ぜた固化材で、海底を覆う作業に取りかかった。

原発前の、専用港の内側、約7万3千平方メートルを、約60センチの厚さで、固める計画。
港内の海底土から、昨年11月、1キログラムあたり、160万ベクレルの、放射性セシウムを検出しており、
海底の、汚染土が巻き上がって、漏れ出すのを防ぐ狙い。
東京電力は、2月28日から、試験的に作業を始めた。
近く、本格的な工事に入り、6月ごろに終る予定。

また、2号機温度計が故障した問題で、東電は、原子炉内につながる配管を使い、炉内に、新しい温度計を設置する方針を示した。
早ければ、7月下旬に、設置を終える計画だ。
しかし、使える配管は、いずれも細くて曲がりくねっているうえ、作業現場の放射線量が高いこともあり、難航が予測されるという』


2012年現在、六ヶ所再処理工場が、パンクしているので、
全国の原発が、リラッキングによって、燃料を、ギュウギュウ詰めにする処置をとって、しのいでいる。
臨界事故を防ぐために、ラックの材料に、中性子を吸収するホウ素を添加して、何とか暴走を食い止めている。
しかし、ラックが地震で破損すれば、福島第一原発3号機のように、臨界暴走による大爆発が起こり得る。



すべての食品に、「ベクレル表示」か、「生産地・生産者の表示」を、求める必要がある。
測定器の購入代金と、人件費はすべて、東京電力に請求する。
EUを含む、43カ国と地域が、12都県からの農産物輸入を、禁止している。

昔のドイツも酷かったが、医者が立ち上がった。
日本は今だに、そういう気配はない。

食料の自給率をみてみると、

千葉県食料自給率は、わずか30%。東京は1%
日本の食料自給率%
北海道210
青森 121
岩手 106
宮城 76
福島 85
茨城 72
栃木 74
秋田 176
山形 133
新潟 99
富山 76

佐賀 107
鹿児島91

よりによって、九州では、自給率最高の、佐賀県と鹿児島県だけに、原発がある。
今度、原発事故が起これば、日本人にはもう、食べ物が無くなる。



大飯原発の、再稼働を目論む関西電力でも、使用済み核燃料は、現在、原発の、一時貯蔵プールに置かれている。
美浜・高浜・大飯の原発11基のプールの、燃料貯蔵容量は、9703体(4420トン)で、既に、7割程度が埋まっている。
美浜・大飯は、昨年12月まで、高浜は、今年2月まで、運転していたので、非常に高温で危険な、使用済み核燃料が、大量にある。

朝日新聞 2012年1月20日の記事より
『浜岡原発の炉内核燃料について、
静岡県が、中部電力に試算を要請した結果、浜岡原発で、今の状態で、全電源が喪失した場合、
「原子炉内の燃料は3日、燃料プール内の、使用済み核燃料は25日で、溶融する」との試算結果が19日、明らかになった。
核燃料の発熱量から、冷却水の蒸発時間を算出し、溶融までの日数を試算したという』


3日後にメルトダウンどころか、浜岡原発は、東海大地震の一撃で、地盤ごと吹っ飛ぶ!
こんなことを計算している時ではない。

この燃料を、急いで、危険な原子炉とプールから取り出し、
臨界事故が起こらないように、燃料棒の間隔を広くとった、高性能の金属キャスク(容器)に収納して、
海岸線から遠い場所に移動し、厳重に保管しなければならない。

運転停止中の、福島第一原発4号機が爆発したように、危険性は全く去っていない。


3月11日 14時46分 三陸沖で大地震発生。
3月12日 15時36分 1号機で水素爆発。原子炉建屋が吹き飛ぶ。放射能の大量放出が始まる。
3月14日 11時01分 3号機が水素爆発。原子炉建屋が吹き飛ぶ。
3月15日 朝 2号機の格納容器内にあるサプレッションプール付近で水素爆発。
     午前6時頃 4号機の使用済み核燃料プールで水素爆発。原子炉建屋が吹き飛ぶ。

3~4号機の、共通排気筒につながる太い配管は、3号機の爆発後に、吹き飛んでいる。
排気筒への配管が、吹き飛んだ後の4号機に、水素が流入するはずがない。

ゲン・サージ博士による分析
何ヵ月も放射能の晒されていることにより、燃料プールの水から水素が溶け出して、建屋を爆発させた
アーニー・ガンダーセン氏の分析
事故直後の段階で、4号機の、燃料ラックの上部が、空気中に頭を出している映像があることから考えて、
プール内の燃料の上部が、空気中に頭を出し、その部分で、建屋を吹き飛ばすほどの、水素が発生した可能性がある。
燃料プールの水は、全体が、沸点より低い80℃以下であっても、部分的に、沸騰が起こり得る


国も東電も、今回のどの爆発も、食い止められなかった。
プールにヒビが入るなどして、水位が下がり、冷却できなくなると、温度が上がって、燃料棒の鞘である、ジルコニウム合金が発火する。
こうなると、もはや、水では消火できない
核燃料が、大気中で燃えるという、人類の、だれも経験したことがない、恐ろしい状況になる
4号機のプールに入っている、セシウムの量は、1940~70年代に行われた、すべての核実験で、大気中に放出された量より多い。
したがって、日本の国が、消滅するばかりでなく、地球規模の、巨大な汚染が起こる。
菅直人元総理の元政策秘書官が、「4号機は、津波が来る前に、地震で、80cmの不等沈下を起こして、建物自体が、傾斜してしまった」と言っている。
地震で傾斜した後、さらに、プールを支えている建物の下部が、水素爆発で損傷した。
なぜ、この事実を隠そうとするかといえば、不等沈下が起こった事実が、露顕すれば、
原発が、地震には耐えられなかったことになり、すべての原発の、再稼働が不可能になるから
だ。

また、福島第一原発には、4号機の西、約50mの建物内に、1~6号機のプールに保管されている1.4倍の、6375本もの、使用済み核燃料を、保管する共用プールがある。
東日本大震災後は、一時、津波で、冷却装置が故障して、水温や水位の変化を、把握できなくなった。
8月には、建屋の地下電線管を通じて、9トンもの地下水が流入したほど、ガタガタになっている。
ただちに爆発する危険は少ない、と見られてきたが、冷却不能になれば、やはり、大惨事を起こすことになる。
この燃料については、キャスクに入れて取り出すことは、困難なことではない。
だが、政府は、全くなんの対策も、処置もしていない


次の原発事故に備えて、必需品の防護マスク
3M-8233 N100防毒マスク 
家族一人ずつ持っていること。
そして子供と若者は、必ず海外ビザをとっておくこと。


*今回の講演会で使った資料については、「朝日ユーストリーム 広瀬隆6月7日」で検索してください。
週刊朝日 http://www.wa-dan.com/
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