ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

瓦礫広域処分は莫大な浪費!全量、地元で処分し、貴重な資金は直接、被災者と被災地のために使うべき!

2012年06月25日 | 日本とわたし
がれきについては、今までもなんべんも書いてきた。
細かいデータや科学的根拠、実際に証明できるかできひんか、被災地での実質的な問題、そういうことについてもいろいろ読んできた。
目に見えん、誰にもまだ確かなことが分からんもんが相手だけに、物事の正誤を見つけるのは非常に困難。
やけど、人には常識や勘、経験から得た知識っちゅうもんがある。

岡山博さんとおっしゃる、仙台赤十字病院呼吸器科医師、東北大学臨床教授が、こんな意見を発表してはる。

・津波瓦礫の焼却や、広域処分は、瓦礫処分を早めることにならない。
 やれば、莫大な費用と、時間を浪費し、復興を妨げる。

・莫大な費用をかけて、他の地方に運んで処分する、合理的理由は無い。
 広域処分は、莫大な浪費だ。
 浪費せずに、全量、地元で処分し、貴重な資金は、直接、被災者と、被災地の為に、使うべきだ。

・岩手、宮城の津波瓦礫は、遺品として扱い、全て集めて、仙台平野の海岸に、山積み処分し、
 大古墳のように整備して、慰霊と、津波記念の、大公園にするのがよい。

・岩手や、宮城の海底や、海岸にある、津波瓦礫の放射能は低いので、放射能処理施設で、管理しなくてもよいが、
 焼却や、拡散してはいけない。

・焼却や、広域処分は、費用と時間を浪費する。
 かえって、放射能処理を妨げる。
 汚染を拡大する、可能性がある。

・山積み処分が、最も、早く、経済的で安全な、合理的処分法だ。



わたしには、この岡山医師の意見が、至極まともやと思えるのやけど、みなさんはどうですか?
山積み処分を、宮脇先生の『命の森』の防波堤と併用したら、さらに進むんちゃうやろか?


で、ここから以降は、そんなことは全く眼中に無く、ひたすら放射能拡散を狙う政府に同調する、困った首長のいる市町村の話。

「説明できないもんは帰れ!もう来るな!」市民説明会終了

輪島市民を対象にした、初の説明会が開催された。
梶市長に加え、環境省中部地方環境事務所からも2名が、説明役として参加する。

会場には、空席が目立つ。
市長が、サクラを動員するかと警戒したが、ほとんどその形跡はなし。

しかし、せこい対応も、随所で。
 
前日までの、「守る会」の問い合わせに対し、「市外の人は入れない」と言っていたにも関わらず、
会場受付には、市外の人用の受付番号札が、用意されている。
空きがあったら、順番に入れるとのこと。
市外の参加希望者の、批判をかわすための、アリバイつくりである。。

環境省の説明は、通り一遍、資料のデータは古く、中身も見にくい。
ちゃんと説明する気があるのか、という印象。
説明会自体、初めに結論ありきの、形式的な場としか考えていないのだろう。
 
マスコミを利用した、「みんなの力でがれき処理」キャンペーンでは、数十億円の税金を投入しておきながら、
肝心のところでは、貧乏路線である。

参加者からの質問に対しては、的確な回答はついになく、環境省課長の帰りの時間があるからと、まだまだ続く質問を遮り、終了。
表題の怒号は、守る会・新木代表。
 
ちなみに、新木代表は、前列で手をあげ続けるも、ついに指名なし。
意図的な、新木はずしである。
ここは、市の作戦通りなのだろう。
しかし、誤算は、発言者全員が、反対の立場であったことだろう。
 
環境省の課長が帰っても、梶市長はじめ、輪島市の福祉環境部の職員がいるではないか。
市民説明会といいつつ、真摯に、市民に説明する気がないのは、明らかである。
 
さて、どうみても、受入への市民の理解が深まったとは、言いようがない説明会であったが、
明日の市議会最終日、受入決議を予定する拓政会は、予定通り、突き進むつもりか。
 
仮に、これで受入決議をすれば、議会(拓政会)が、市民の前に、大恥をかくだけのことである。

以下は、今晩のニュースから。

まずは、北陸朝日放送
『震災がれきの、受け入れを検討している輪島市は、24日、住民説明会を開きました。
説明会には、住民ら、およそ50人が参加し、
輪島市の梶文秋市長が、受け入れを予定している、岩手県宮古市の、がれきの放射能濃度調査の結果や、受け入れの基準値について説明し、理解を求めました。
質疑応答では、住民から、がれきを処理場で焼却した際に、排ガスに含まれる放射能濃度についてや、フィルターの性能に関して質問が相次ぎましたが、
主催者側が、予定時間のため、説明会を打ち切り、反対派の住民からは、不満の声が上がりました』(18:00)

北陸放送はこちら。
『岩手県で発生した、震災がれきの受け入れを検討している、輪島市で24日、市民を対象にした、説明会が開かれ、
出席者からは、風評被害への補償などを求める、意見が出されました。
24日の説明会では、輪島市の梶文秋市長が、
輪島市としての、がれきの放射線量の受け入れ基準値を、東京都などと同じ、1キロあたり100ベクレル以下に設定した経緯などについて、説明しました。
また先月、岩手県宮古市で行った、がれきサンプルの放射線量の測定結果が、不検出だったと報告して、出席者に、受け入れへの理解を求めました。
これに対し、出席者からは、風評被害への補償を求める意見や、「説明が不十分」などとする意見が出されましたが、
全体の出席者は、輪島市外からも含め、およそ50人に留まり、200席用意された会場には、空席が目立ちました。
輪島市の、がれき受け入れを巡っては、25日の市議会で、受け入れに賛成する決議案が、可決される見込みで、
梶市長は、説明会の終了後、「関係業界への説明と、処理場がある地元町会への説明を行ったあと、最終的に判断したい」と語りました』

次は、テレビ金沢
『岩手県の、震災がれきの受け入れを、検討している輪島市は24日、すべての市民を対象とした、説明会を開いた。
輪島市は、今月から、がれき受け入れに関する説明会を、処理施設近くの地区などで、開いているが、
同日の説明会は、すべての市民を対象としている。
そして、梶文秋市長から、岩手のがれきの安全性や、市独自の、厳しい受け入れ基準などが説明された。
会場を訪れたのは、約60人。
反対の立場の人が、多かったとみられ、風評被害を心配する声や、処理の過程で、放射性物質が漏れることはないのか、という意見が相次いだ。
輪島市は、がれきの受け入れについては、説明会での意見なども参考にし、総合的に判断するとしている』

NHKは、一番長い。新木代表の、迫力ある抗議の様子も放映。
『東日本大震災の被災地ででた、がれきの受け入れを、準備している輪島市で、
市民を対象にした説明会が開かれ、参加者から、「がれきが安全だとする根拠を示してほしい」などの意見が出されました。
岩手県宮古地区の、がれきの受け入れに向けて、準備を進めている輪島市は、
これまでの、がれきを処理する施設周辺の住民や、漁協などを対象にした説明会に続いて、
24日はじめて、すべての市民を対象に、説明会を開きました。
会場には、200席以上が用意されましたが、3割ほどしか埋まらず、環境省の担当者が、がれきの安全性について説明したあと、
輪島市の梶文秋市長が、これまでの検討の経緯や、1キロあたりの放射能濃度が、100ベクレルを超えないことを基準とした、がれきの受け入れ計画を、説明しました。
これに対して、参加者からは、「単に安全だ、と言うのではなく、その根拠を示してほしい」とか、
「風評被害に対して、誰が責任を取るのか」といった、意見や質問が相次ぎました。
輪島市や環境省は、「科学的根拠に基づかない、悪評がでた場合には、毅然たる態度でのぞむ」などと、強調しましたが、
議論はかみ合わず、2時間足らずで、説明会の終了が告げられると、参加者から、時間の延長を求める声が上がって、会場は一時、騒然としました。
輪島市は、今後も、各地区で説明会を開いた上で、来月下旬以降に、試験焼却を行いたい考えです。
説明会に参加した、輪島市内の50歳の男性は、
「市民は、冷静に判断しようとしていると思うので、市は、もっと情報を公開して、市民に判断の材料を与えてほしい」と話していました。
一方、受け入れに反対している、市民グループの代表の新木順子さんは、
「きょうは、説明会を開いたという、既成事実を作るためのもので、市民のための説明会ではなかった」と、説明会での議論が不十分だ、と指摘していました。
説明会のあと、梶文秋市長は、
「いろいろな意見があることは、しっかりと受け止めます。しかし今、何をすべきかと考えると、
がれきの受け入れの支援を、するべきだと思います。
団体と個人、それぞれの意見を聞いて、総合的に、判断したいと思います」と話していました』
06月24日 19時37分

北陸放送はこちら。
『震災がれきの受け入れを、検討している輪島市が、放射性物質の安全基準などについて、市民を対象にした、説明会を開きました。
説明会には、市内外から、およそ50人が参加しました。
この中で、輪島市の梶市長は、市独自の受け入れ基準などを説明した上で、
「宮古市の、がれきに含まれる放射性物質は、わずかだった」と訴え、受け入れに、理解を求めました。これに対し、出席者からは、「放射性物質が、どの程度の範囲で、どのくらい広がるのか知りたい」などといった質問が、相次ぎました。
その後、市が予定していた終了時間となり、会は打ち切られました。
こうした対応に、参加者からは、
「市は、市民説明会を開いた、という既成概念を作りたいだけだ」といった、不満の声が相次ぎました。
輪島市は、今後、焼却施設のある美谷町で、説明会を行うなどした上で、正式に、受け入れを表明したいとしています』

そして、傍聴に行かれた新木さんからのメッセージです。
『議会傍聴に、行ってきました。

震災がれき受け入れ反対の、請願書に関して、
請願に反対する大派閥(拓政会)は、疑いもなく、環境省や輪島市の、説明通りの討論(行政が作成したような)文でした。
それを読むだけ。
再々質問には、的外れの、下手な説法まがいな答弁。
 
がれき受け入れ反対請願に賛成の議員は、少数派ではあるが、真剣に資料を集めて、手づくりの討論文の感がして、説得力がありました。
大きな派閥になると、政務調査費を行政からいただきながら、有効に利用していない感を抱きました。
 
特に、科学放射能に関しては、微量でも、人体に影響を及ぼし、その解明がまだできていない、
風評被害の責任に関しても、日本政府も、具体的なものが示されていない、
バグフィルターに関しも、放射能の防護が、100パーセントの解明がされていない。
国が責任を持つ、輪島市が責任を持つ、といっても、市民は理解できるわけもなく、納得もしません。
昨日の説明会も、その件について、市民の質問に、的確に返答ができないまま、行政の都合で説明会がうち切られ、騒然となりました。
 
輪島市民に付託された、多くの議員が、輪島市民の安心安全のためどころか、
焼却施設周辺住民の声を、真実とは少し曲げて、理解しているような表現に呆れてしまい、
「あんたたち、どちらの立場で議論しているの」と、言いたくなるほどでした。

市民の声を、ないがしろにしている議員に、あきれるばかりです。
市民が、市民を守らなければ、と言う思いで集まったのが、昨日の説明会だったと思います。
参加した人たちは、60人程度でも、しっかりと、震災がれきに関して学び、自分は何を質問するか、きちんと考えをまとめてきていました。

折角、説明会に、意見を出そうと参加したのに、行政に、声を届けないまま帰る悔しさを、にじませていた参加者もいました。 
これで、十分な説明会、そして、安全について理解を得た、と言えるのでしょうか。

今日、輪島市漁協が、賛成を市長に伝えた、と報道で知りました。
反対をしている光浦町、鵜入町の漁業者も、漁協の組合員です。
私の住んでいる輪島崎町も、ほとんどの世帯が漁業者で、漁協に所属しています。
輪島崎町漁業会、輪島崎女性部も、「がれき受け入れに反対」です。
未だ、他の漁業地域も、反対を表明しています。
実行委員長は、反対している人たちの声を、どのように受け止め、判断したのでしょうか?
 
私たち、輪島崎町漁業会と、輪島崎女性部は、漁協が賛成でも、がれき受け入れ断念まで、「反対」を貫くことを確認しました。

漁民の一部を集めて、全体を集めて説明したような説明会は、漁民として、また市民として、納得していない。

漁協のほかに、区長会、観光協会、商工会議所、などの団体も、
一人一人に意見を聞くこともなく、代表者だけで決定することに、市民、会員は、とても不満を抱いています。
これで梶市長は、住民合意を得たと、押し通すつもりなのでしょうか。

現地ではもう、木くずがなくなって、広域処理をしなくても、良い状況になってきているはずなのに。

不満を持っている市民の皆さん、漁協に、区長会に、声を上げましょう。
このままでは、市民がないがしろされてしまいますよ。

このままにしていると、反対している美谷町、光浦町、鵜入町の人たちに、
 
ほら!あの団体も、この団体も、賛成しとるやろ!!と、包囲網を厚くして、強力な圧力をかける恐れがあります。

みんなで、勇気を出しましょう!!
美谷町、鵜入町、光浦町に、元気を送りましょう』



そして、わが故郷、三重県では、

ブログ『日々雑感』の記事、がれき受入れで紛糾中の三重県 がれきを受入れたい知事の頓珍漢な回答がヒドイ、を紹介します。
 

知事、松阪市などの基準に難色 震災がれき処理
中日新聞 2012年5月10日

東日本大震災のがれきの、広域処理問題で、鈴木英敬知事は、九日の定例会見で、
松阪市など、一部市町が、放射性セシウムが検出されないがれきに限って、受け入れる考えを示したことに、
「震災前から、自然界には放射線があり、全く検出されないというのは、物理的に難しい」と述べた。

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20120510/CK2012051002000015.html

「震災前から、自然界には放射線があり、全く検出されないというのは、物理的に難しい」

はぁ!?

セシウム134,137は自然界に存在しないから!
(原爆実験の分は、超微量で考えられるけど、量が違う。また知事は、そのことを言ってるわけではない)

「セシウムが検出されない、がれきに限って受け入れる」って言ってるのに、
「震災前から、自然界には放射線があり、全く検出されないというのは、物理的に難しい」

って回答はおかしいだろ。

まぁ、
こんなレベルの知識をお持ちのお方が、「安全だ!安心だ!受け入れろ!」って受入れ進めてくんだぜ。

シビれるだろ?


とか言うて呆れ果ててたら、今日になってこんなニュースが……。

がれきの受け入れ解消か--松阪市長/三重
毎日新聞 2012年06月26日 地方版

山中光茂松阪市長は、25日の市議会の議案質疑で、東日本大震災の、がれきの受け入れについて、
「岩手、宮城両県からの情報によると、東京都をはじめ、埼玉、群馬、静岡などで、がれきの受け入れが進んだ結果、
松阪市が、可燃がれきを受け入れる、不可欠性がなくなってきた」と述べた。

同市は、がれき受け入れのあり方を考える、シンポジウム開催や、被災地視察、アンケートの実施を見込んだ、「災害廃棄物広域処理支援検討事業費」(407万円)を、12年度補正予算に計上しているが、見直しの可能性も出てきた。【橋本明】


さて、受け入れてしまってる千葉では。
我孫子、印西「容認できぬ」 焼却灰、手賀沼に一時保管
東京新聞 2012年6月19日

『県は18日、放射性セシウムを含む、ごみ焼却灰に関し、「保管状況が切迫している」(森田健作知事)ことを理由に、
膠着(こうちゃく)していた、一時保管場所問題の打開に動いた。
昨年10月に、手賀沼終末処理場を、候補地として提案してから、すでに7カ月余り。
この日の、県の決定について、処理場が立地する我孫子、印西両市は、「容認できない」と、なお一斉に反発した。
一方で柏、松戸といった、周辺の市は、「心から感謝する」と歓迎し、県の決定に対する評価は割れた。 (横山大輔)

我孫子市の、星野順一郎市長は、1回きりの住民説明会から、わずか9日後の決定に、「信じられない」と、驚きと怒りを隠さなかった。

県は、決定前に立地する、市議会や住民向けに、説明会を開くとしてきたが、反対する我孫子市議会向けには、開けていない。
9日に、住民向け説明会を開いたが、出席した約40人からは、反対論が強く、再度の説明会を求める要望が、出た直後だった。

同処理場にはすでに、周辺七市の、下水処理で発生した、放射性物質を含む、汚泥焼却灰が保管されている。
星野氏は、これを理由に、
「さらに、ごみ焼却灰ということになれば、我孫子、印西両市が、東葛地区の最終処分場のようなイメージになってしまう」と、懸念を表明した。

印西市の、山崎山洋市長もこの日、地元理解を得られていないことなどを理由として、
「問題が解決されないまま、強行に建設することは、容認できない」と、県に電話で伝えた。

これに対し、灰の保管場所がなく、一部、清掃工場の稼働を停止している、柏市の秋山浩保市長は、
「市のごみ行政が、危機的な状況にある中、知事に、重く厳しい決断をしていただいたことに、心から感謝する」と、歓迎するコメントを発表した。
松戸市の本郷谷健次市長も、「大変感謝している。灰の保管場所は限界。1日も早く、使用開始できることを望んでいる」との談話を発表した』


↑やっぱり絶対に間違うてると思う。
今の政府が、まともなことを言うたりしたりできると思てる?
がれきを受け入れさすのに、あれやこれやと脅迫したり餌で釣ったり、
原発押し付ける時の手口とおんなじ、お得意の方法で次から次へと市町村を周り、
それに負けたりひっかかったりした首長がおる市町村は、がれきだけやない、燃やした後の灰の始末まで押し付けられて、
それでのうてもゴミ問題でヒイヒイ言うてるのに、誰にも助けてもらえんで、近所同士でいがみ合い。

いったい、なにが哀しゅうて、国と東電の仕出かした放射能公害の後始末を、日本全国でせなあかんわけ?
がれきも灰も、燃やす施設の建設も管理も、せなあかんのは国と東電。
できんのなら、まず、自分らの不始末として自分らを解体処分して、それから後に頼んで回るのが筋ちゃうのん?

引き受けたらあかん。
引き受ける必要が無いのやから。
瓦礫は動かさず、現地処分。
マントルや公園や防波堤の森造るのに使いたい言うてはるし、造り出したら、今の量では足らんぐらいやねんから。
自信持って、大反対してください!
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庭の赤ん坊たち

2012年06月25日 | ひとりごと
昼過ぎになると必ず雷雨がやってきて、庭の水やりの手伝いをしてくれる。
ありがたやありがたや。

だんだんおっきくなってきた。

ブラックベリー。


ゴーヤの花と実。


トマト。


青ピーマン。


なすび。


これは熟年ブルーベリー。


おまけ。虫がたかってるとどぉ~しても撮りたくなる。


育ってくれてありがとう!
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6月29日、誰もが仕事を休み、学校を休んで、歴史に残る日に、その足跡を残すのだ!

2012年06月25日 | 日本とわたし
広瀬隆さんから、「全日本国民に向けて緊急メッセージ」
首相官邸前大アクション
大集結の呼びかけ!

みんな集まれ!!
6月29日
電車に飛び乗れ!!
首相官邸前だ!!


6月29日(金)18時から、首相官邸前にて、原発再稼働阻止のため、先週の22日よりさらに、超大規模な原発稼働阻止行動がおこなわれます。

地下鉄『国会議事堂前』駅3番で出口を出てすぐのところです。
呼びかけは、首都圏反原発連合有志です。

『福島の女たち』も来ます。
私も、仙台での講演会終了後に、新幹線に乗って駆けつけます。
首都圏から遠い全国の人も、首都圏~関東地方に住む仲間・親戚・友人・知人・恋人に、「この国会デモに参加するよう」強く呼びかけてください。
数が大事です。

すぐに呼びかけてください。
電話でもメールでも。


腐敗したN(なにも) H(放送しない) K(公共放送)は、22日のデモを一切報道しなかった!!
キャスター達は、報道人として、よく恥ずかしくないものだ。
彼らがどれほど無能であるかを、今度はこちらが、全世界に証明してやろう。
われわれが、ヘリコプターをチャーターして、29日には上空から、巨大デモの全景を、全国にビデオは配信することにした。
撮影はプロのビデオカメラマンが引き受けてくれました。
愚鈍なマスコミに代わって、インターネットで流します。



国民の手で、政策を変える時代だ。
われわれ国民が、変化を待っていてはいけない。

自宅のテレビに向かって、罵言雑言を投げつけても効果はない。
さあ、家から外に出て、行動する時が来た。
この怒りの群衆の数を、見せてやろうじゃないか。

打倒・野田の声は、巷でますます大きくふくれあがっている。
動きは驚くほど加速度的だ。
次は大きくアクセルを踏むぞ。
6月29日には、爆発状態になるだろう。

無能で、傍若無人な野田佳彦に、このまま原発の再稼働をさせるわけにはいかない。
一年以上にわたって国民が続けてきた、原発廃絶を求める言動が無になる。
全国民を恐怖に陥れ、正気を失った政府が、再びわれわれを殺そうとしている。
こうしている間にも、福島第一4号機が崩壊するかもしれない。

6月29日には、誰もが、仕事を休み、学校を休んで、総決起だ!!
若い人たちが動き出した。
家族と、まわりの仲間を引き連れて、国会議事堂前へ!!
生き残るために!!
国会を、即時解散させよう!!
数が大事です。数がものを言います。 


このままでは、日本が滅亡する。
子供たちが殺される。


首都圏に遠いため、国会議事堂前に来られない人たちは、みなさんの地元で、
野田佳彦に与する者すべて、国会議員、地方議員、首長たち、与党・野党を問わず、
「野田一派を、次の選挙で落選させる」全国運動を起こしてください!!

国民の命を脅かす、この重大な犯罪者たちを、日本社会から排除しよう!!

国会議事堂~首相官邸を包囲して、野田佳彦個人の退陣を求める緊急行動を起こす時が来た。
野田を倒せば、原発は止まる。

野田の政治生命を経とう!!
それを、首都圏のすべての人に呼びかけます!!

訴訟も、署名も、申し入れも、株主運動も必要である。
だが今は、一点に全員の力を集中しましょう。
原発が動き出したら元も子もないのだから。
“打倒・野田”の行動に立ち上がりましょう。

国民的な緊急行動を呼びかけてください。
官邸前に来れば分かります。
涙が流れてきます。

主権は、われわれ国民にある。
国民は、なめられている。
誰も、野田佳彦のような人間のクズを、総理大臣に選んだ覚えはない。


われわれは、原発の問題で、直接民主主義を望んでいる。
だが、議会と政府が、間接民主主義の実権を握り続けて、日本列島に住むすべての人間の命を、危険にさらすというなら、有効な手段を選ばなければならない。

歴史に残る日に、あなたも参加しよう!!
コメント (2)
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Million Dollear Quartet

2012年06月25日 | 音楽とわたし


旦那母が、マンハッタンにあるアパートの、台所の模様替えに勤しんでいる。
いろいろとサイズの手違いや、デザインの間違いがあったりして、なかなか大変そうだ。
その手伝いに来がてら、日常の子育てからちょいと離れて、マンハッタンを楽しもうと、旦那姉も同行してきた。

「台所の片付けの合間に、夕飯とミュージカルに行こうと思ってるけど、あんた達もどう?」
と、大変嬉しいお誘いを受けたので、もちろん、尻尾をフリフリ、旦那とふたりで出かけた。

夏の雲!


マンハッタンのビル街の上にも。


通りの向こうにも。


待ち合わせの時間にはまだ少し時間があったので。


母のアパートはダコタハウスの隣で、その界隈には、なんとも味わいの深い顔のアパートが。


歩道の植え込みに、えらいキレイに咲いてる紫陽花やな~と思って、撮って帰ったら、なんと造花だった……。


ダコタハウスゥ~!(その左隣の背ぃ高ノッポが母んちのアパート)


このランプを観るたびに、ジョン・レノンが殺されてしまった、あの夜のことを想像してしまう。


アパートの近くの中近東のレストランでご馳走になり、地下鉄に乗っていざいざ!


こんな地下に劇場があるとは思っていなかった。


なかなか斬新。


『MILLION DOLLAR QUARTET』


写真撮影禁止のため、これが最後。


ショーの内容を全く知らずに出かけたけれど、思いっきり楽しい、どちらかというとコンサートのようなショーだった。


ここで、ちょっとナマケて、どなたかが書いてくださったショーの内容をちょいと拝借。

『このショーは、1956年12月4日、メンフィスで実際に行われた、エルビス・プレスリー、ジェリー・リー・ルイス、ジョニー・キャッシュ、カール・パーキンスのセッションと、それをめぐる、サン・レコード社長サム・フィリップスの思いが交錯するドラマです。

登場人物のプレスリーについては、説明する必要もないでしょう。
このショーの中でも、彼は既に、押しも押されぬ大スターになっており、ガールフレンドと一緒に、ちょっと古巣に立ち寄る…という感じで描かれています。
シンガーでもあるガール・フレンドは、プレスリーも、やがては壁にぶつかる日が来るであろうことを予測しており、
この「立ち寄り」は、彼の今後に、何らかの影響力を残すようなセッションにしたい、と願います。

ジョニー・キャッシュは、映画『WALK THE LINE』で知っているくらいでしたが、いかにも素朴なカントリー・ボーイという感じに描かれていますが、
彼のルーツである、伝統的なカントリー音楽に、当時のロカビリーのテイストを取り入れて、新しい音楽世界を創作することについては、なかなか野心的な面を見せます。

カール・パーキンスは、ギタリストで、私は初めて知ったのですが、プレスリーのヒットで有名な『Blue Suede Shoes』を作った人だったのですね。
彼は、この名曲を生み出しながらも、自身には注目が集まらないことが、不満で仕方がありませんでした。
また、「ロックはあくまでもギターから」と思う彼には、わきで、キーボードの派手なパフォーマンスをするジェリー・リー・ルイスが、気に入らなくて仕方がありませんでした。

だいたい、それぞれ、強烈な個性を持ったアーティストたち…みんな「一筋縄」でいくはずがありません。
そして、田舎のマイナーなレコード会社を、メジャーなレーベルに押し上げるチャンスを狙う社長。

ショーの中では、ジェリー・リー・ルイス役は。キーボードの前に座ったままの演技なのですが、
本物のジェリー・リー・ルイスと同様、なかなか華があって、けれんみたっぷりのパフォーマンスをする人でした。

劇中においても、ジェリー・リー・ルイスは、いかにも「天才肌」で屈託がなく、自分の天性の勘を信じてパフォーマンスをしているよう。
どこかストイックなパーキンスとは、基本的に反りが合わない…。
実際の、ジェリー・リー・ルイスは、その後。大変なスキャンダルに見舞われるのですが、それを暗示する当て擦りのセリフもあったような気がします。


音楽の歴史の中では『伝説のセッション』というのはいくつかありますよね。
このミリオン・ダラー・カルテットも、不思議な縁で、同じ場所に集ったミュージシャンたちが、
「永遠の一瞬」を作り上げた時間に、私たちを引き戻してくれます』




↑この写真が、実際に撮られた本人達の写真。
手塩にかけて、というより、彼らの才能を信じて、売り込みに駆けずり回った社長の、自分の元から離れていってしまうアーティスト達への思いを思うと……。
これがショーの中で、暗闇からパッと現れた時には、胸がキュンとした。

お勧めのショーです♪
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原発は、この世にあってはあかん物!

2012年06月25日 | 日本とわたし
吉田伸夫さんという、東京大学大学院博士課程修了の理学博士(専攻は素粒子論科学哲学・理論物理学)フリーの研究者で、
東海大学・明海大学などで非常勤講師として『環境と資源』『科学技術概論』などの講義を担当しておられる方が書かれた、
核燃料処理についてのあれこれを、ここに書き残したいと思います。

どうして再稼働を許してはいけないのか、そもそも、日本に原発があるということがなぜ間違っているのか、それをずっと考えています。
そのヒントになるでしょうか?
 

核燃料再処理の方が、高コスト(12/04/28)

内閣府原子力委員会は、原発から出る使用済み核燃料処理に、掛かる費用の計算結果を発表した。
それによると、再処理して、核燃料を取り出すよりも、全量をそのまま埋設する、直接処分の方が、安上がりになる。
総コストで、再処理の方が高くつくことは、以前から知られていたが、
2030年までに掛かる費用で見ると、青森県六ヶ所村にすでに建設された、再処理工場を稼働させた方が、割安になるとの試算もあり、
どちらが、コスト的に有利か、はっきりしなかった。
今回の計算では、300年以上先という、超長期を想定して、再処理を行う場合にも、
再処理工場の解体費用を計上するなどした結果、再処理のコストが、大幅に膨らんだ。
2030年まで、現在と同程度の原発を稼働させた場合、
全量再処理する場合は18兆円
全量直接処分する場合は13.3~14.1兆円、の費用が掛かる。
 
原子力発電の最大の問題は、強い放射能を帯びた使用済み核燃料を、どのように処理するかである。
核燃料を、容器に封入して、そのまま地下300メートル以上の地層に埋設する、直接処分を行うのはアメリカ・ドイツ・スウェーデン・フィンランドなど。
最終処分場の場所が、(ほぼ)決定したのは、スウェーデンとフィンランドだけで、それ以外は、候補地すら決められない。
アメリカでは、ネバダ州・ユッカマウンテンに建設するという、ブッシュ前大統領の方針が、オバマ大統領によって撤回され、議論が紛糾している。
一方、再処理の方針を示しているのは、日本・ロシア・中国・インドなど(フランスやイギリスは、再処理・直接処分の両方を行う)。
再処理工場で、核燃料となるウランやプルトニウムを取り出し、残りの廃液を、ガラス固化体にして、地中に埋設する。
プルトニウムを扱うため、再処理を行うのは、核兵器保有国が多い。
再処理をした後、ガラス固化体を、数十年間冷却する必要があるので、最終処分場を決めるまでの時間的余裕があるが、
安全性評価と、建設に掛かる期間を想定すると、急がなければならない。
 
日本で、再処理の方針が決められたのは、国内での調達が難しい、エネルギー資源を確保しようとしたため。
再処理によって、取り出されるプルトニウムを、高速増殖炉の燃料として利用すれば、
100年以上の長期にわたって、エネルギー枯渇の心配がなくなるという、楽観的な見通しもあった。
しかし、高速増殖炉の開発は、実験炉もんじゅが、ナトリウム漏れの事故を起こしてから進んでおらず、近い将来に、開発できる見通しはない
そもそも、高速増殖炉は、技術的にきわめて難しく、アメリカ・ドイツ・イギリスが早々に撤退、
しばらく研究・開発を続けていたフランスも、スーパーフェニックスの事故がきっかけで開発を断念した。
ロシアや中国で、開発が検討されているとされるが、詳細は不明

高速増殖炉が作れなければ、再処理で取り出されたプルトニウムは、ウランと混ぜたMOX燃料として、プルサーマル発電に使われることになるが、
全量を使い切るのは難しく、核兵器の燃料に転用可能な、大量のプルトニウムを抱えて、国際的な不信感を招きかねない

また、六ヶ所村に建設した再処理工場も、トラブル続きで、いまだ試運転を繰り返している段階。
コスト面だけでなく、技術的な観点からも、再処理の見直しが迫られている。




廃炉のプロセスを、端的に、わかりやすく書いてくださったものを見つけました。


廃炉のプロセス

原子力発電所の廃炉は3段階で行われます。

①発電機や配管など原子炉の周辺設備を解体・撤去する
②炉心部分を封鎖して安全状態を保ったうえで5~10年据え置き、放射能レベルが下がるのを待つ
③炉心部分を解体・撤去し、更地に戻して完了


以上の作業でおよそ15~20年ぐらいの時間、500~900億円の費用が必要です。

福島第一原発の1~4号機の場合、事故で炉心が溶融し、損傷が激しいので、廃炉費用は、試算によると1兆円を超える可能性もあるとのこと。

国内でこれまで廃炉になった原発は、東海発電所(日本原子力発電、茨城県東海村)が最初の商業用原子炉でした。
1998年に停止して廃炉に着手、廃炉完了は2021年の予定、費用は840億円
 
世界では現在、約430基の原発が稼働中。
原発の寿命は30~60年。
今後、どんどん廃炉を迎えるのです。
次世代へ、大変な負担を残すことになります。




原発を研究してる人達は最初、永遠に枯渇せんエネルギーの実現に向けて、高速増殖炉を完成させようと、意気盛んに研究開発したんやと思う。
まさか、人類の、最高の頭脳と技術をもってしても、叶わん夢やとは思てなかったんやと思う。
けども、アメリカがあきらめた。ドイツもイギリスもあきらめた。
その後も粘って研究・開発を続けてたフランスも、事故があって断念した。
せやのに、これほどの悲惨な事故を起こして、その解決が全くできてない日本が、今だに断念せえへんのはなんで?

使用済み核燃料の処理について、まだどっこも解決してない。
70年かかっても、どないしたらええのかわからんことってなに?
そんな年月かけんなよって思わへん普通?
そんな無駄金、使うなよって思わへん普通?

燃料を、再処理しようが、直接処分しようが、長い長い年月かけて冷やし続けなあかん。
ちゃんと冷えて地中に埋めたら埋めたで、途方も無い長さの放射能生存の間に、土や海に溶け出さへんかどうか、誰にもわからん。

いったいどこの阿呆が、こんなもんを地球のあちこちに、ボコボコ作って、放射能で汚してもええと思たんか?
いったいどこの狂人が、もうどうしようもないってとっくの昔にわかってたのに、活断層の上に建てたりしたんか?

わたしらは今、廃炉廃炉って叫んでるけど、普通に運転してた原発でも、廃炉するって決めてからゆうに20年はかかる。
その間、電気をまるっきり作らん、ただの廃棄物やのに、放射能が絡んでるがために、お守りすんのにどんだけお金かかるやら。
ほんで、廃炉が終わっても、その放射能まみれのガラクタを、いったい狭い国土のどこに埋めるつもりでいるんやろ?

ほんで、いったいその作業を、どこの誰にさせるつもりなん?
野田首相は、「私の責任で原発を再稼働させる」って言い切ったけど、
わたしはもうこんな、見知らぬ人であっても、たかが電気のために、いや、電気なんか全然関係無いのに、
そんなもんを押し勧めた人間のために、被ばくしながら仕事をせなあかん人がいるっていうことがどうしてもいややねん。

そやし、これを提案したい。

これまで原発推進してきた国会議員、地方公務員、学者、原発作ってる企業、売ってる企業、原発に関連する委員会やら専門機関、それから電力会社の社員は全員、
廃炉作業の一年なり二年なりの、原発現場労働作業に携わるっていう、原発法作ろう。
もうまっぴらごめんやねん。
こんだけぎょうさんの人が、少々不便でも、経済が低迷しても、安心して暮らせる日本に、一日でも早う生まれ変わらせたいと思てるにも関わらず、
ゴリ押しの詐欺まがいのことして、権力と金にモノを言わせて、今だに原発にしがみついてる阿呆らの姿見るのは。
そいつらがしがみついてるせいで、どんだけの人が苦しんでるか。命を縮めなあかんか。
絶対に間違うてる。
いくら国の閣僚やからって、国会議員やからって、どこやらの首長やからって、
大企業や財閥で、権力と金をいやっちゅうほど持ってるからって、専門に学んだ学門を、金さえもろたら曲げて使ても平気やからって、
やってええこととあかんことがあんねん。

絶対に許さへんから。ほんで、この許さんぞ~菌は、全国に今広がってんねんから。
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