ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

『首相の訴えで国民理解を』って……福井県の知事さん、頭大丈夫?

2012年06月04日 | 日本とわたし
福井知事『首相の訴えで国民理解を』 NHKニュース 6月4日 20時10分

関西電力大飯原子力発電所を巡り、福井県の西川知事は4日、細野原発事故担当大臣と会談し、
野田総理大臣は、運転再開の必要性について、直接、国民に訴えて理解を得るべきだ、という考えを強調しました。

この中で、福井県の西川知事は、
「原発の再稼動について、総理大臣が国民に直接訴え、疑問に答えていただくことが、国民の安心と支持につながる。
そうした対応がなされれば、県民の理解を得る努力をし、県議会やおおい町の意見を聞いたうえで、問題解決をしたい」と述べ、
野田総理大臣は、運転再開の必要性について、直接、国民に訴えて理解を得るべきだ、という考えを強調しました。
そのうえで、西川知事は、大飯原発の監視体制に、県の職員を加えるとともに、新しい原子力の規制機関を早急に発足させること、
それに、使用済み核燃料の問題について、国と事業者に加え、電力消費地を含めた検討体制を作ること、などを求めました。

これに対し、細野大臣は、
「政府は1年以上にわたり、原発の安全性の向上に向けた努力を進めてきた」と述べたうえで、
監視体制に、県の職員を参加させることなどについて、前向きに対応する考えを示しました。

会談のあと、細野大臣は記者団に対し、「政府の考えをしっかりと説明させていただいたので、今後、福井県の判断を見守りたい」と述べました。
政府は、大飯原子力発電所の、3号機と4号機の運転再開について、
福井県の同意が得られれば、改めて、関係閣僚による会合を開き、運転再開を正式に決定する方針です。


西川知事は橋下市長発言などを批判

細野大臣らとの会談を終えた福井県の西川知事は、記者会見を開き、
「原発は、目先の問題でなく、基幹電源としての必要性、国の経済への影響、国際的なエネルギー問題など、
あらゆることについて、総理みずからが、国民に対して明確に説明する必要がある」と述べ、
野田総理大臣に対して、直接国民に向かって、運転再開の必要性を訴えるよう、改めて求めました。

また、大阪市の橋下市長の発言や、関西広域連合の声明について、
「原発の運転再開を巡る議論は、勝ったとか負けたとか、子どもみたいな話ではないし、
『期間限定』などと、スーパーの安売りのようなものでもない」と述べて批判しました。


“特別な監視態勢の強化”とは

大飯原発の運転再開にあたって、政府が打ち出した「特別な監視態勢の強化」は、
東京電力福島第一原発の事故で、国の初動の対応に、数多くの課題があったことから、その内容を踏まえています。
福島第一原発の事故では、東京電力が、社内のテレビ会議システムで、原発から直接、最新の情報を得ていた一方で、
国の原子力安全・保安院の原発の監視システムが、地震の影響で機能しなくなり、政府は、事故の情報が十分に得られませんでした。
このため、大飯原発では、関西電力本店と原発を結ぶテレビ会議システムに、総理大臣官邸と保安院を組み入れ、
事故やトラブルが起きた場合の、情報収集に備えることになりました。
また、福島第一原発の事故では、発生当初から、原発の敷地内にいた保安院の検査官が、
事態の悪化に伴って、敷地外に退避していたことが、政府の事故調査・検証委員会の調査で分かっています。
このため、大飯原発では、経済産業省の副大臣や政務官を、現地に責任者として常駐させ、
現場での検査官の指揮などに当たるとともに、検査官も増員することにしています。

しかし、福島第一原発の事故で大きな課題となった、国から、地元自治体や住民への情報伝達については、具体的な対策はなく、置き去りにされたままです。
また、住民の避難などを含む、自治体の防災計画は、いまだに国の計画が進んでいないことから、完成のめどは立っていません。
政府が、大飯原発の運転再開のために、応急的に打ち出した監視態勢の強化が、十分に実効性のある内容なのか、
福井県は、今後、検証を行うことにしています。


福井県の判断に注目

大飯原発の2基については、先月下旬以降、運転再開に向けて動き出しています。
福井県に隣接した京都府や滋賀県は、運転再開に慎重な姿勢を示していましたが、2府県が参加した関西広域連合は、先月30日、
「運転再開は限定的なものとして、適切に判断するよう強く求める」という声明をまとめ、再開に柔軟な姿勢を見せ始めました。
31日には、大阪市の橋下市長が、「事実上容認する」と述べ、
滋賀県の嘉田知事も、「臨時的な運転再開は、やむをえないという気持ちに近い」と話しました。
また、野田総理大臣は、先月30日、関係閣僚との会合を開き、関西広域連合から一定の理解が得られつつあるという認識を示したうえで、
福井県などの判断を得て、みずからの責任で決める考えを示しました。
しかし、福井県内では、地元おおい町でも、住民の間に、原発の安全性に対する不安や、政府に対する不信が根強く、
おおい町に隣接する、小浜市などの周辺自治体からは、運転再開に慎重な意見が出ています。
こうしたなか、福井県では、原発の安全性を独自に検証している、県の専門家の委員会が、近く検証結果をまとめる予定です。
また、おおい町の時岡忍町長は、県の専門家の委員会の検証結果を踏まえ、町としての判断を決めるほか、
福井県の県議会も、各会派ごとの意見をまとめ、西川知事に伝える予定です。
こうした結果を基に、西川知事が、運転再開についてどのような判断をするのか、注目されています。




『首相の訴えで国民理解を』って……、福井の知事さん、頭大丈夫?

・国から地元自治体や住民への情報伝達について、具体的な対策はなく置き去りにされたまま。
・住民の避難などを含む、自治体の防災計画は、いまだに国の計画が進んでおらず、完成のめどは立ってないまま。

ほんで、さらに、重要免震棟もベント設備も無し、原発のすぐ後ろの崩れやすい崖は、ペラペラのセメントで固めただけ、
原発までの道路はたったの一本で、そこも通行止めになること多し。
その大飯で万が一なにか重大な事故が起こるようなことがあったら、その周りにボコボコ建ってる原発にだって影響が及ばんとは限らん。
その周りの原発は、事もあろうに、一本の橋を渡らな行けへんもんやら、もうそれはそれはとんでもないとこに建てられてしもてる。

そんなん、地元の人が一番知ってはる。
ほんまは怖いと思てはると思う。
けど、今までもそうやったように、その日の暮らしのためにやむを得ず、その万が一を思考の奥の奥のそのまた奥に仕舞い込んで、
原発ムラからばらまかれる金と、立派な施設と、他のとこよりマシな保障とかですり替えてきはったんやと思う。

電力会社の幹部がはっきり言うたやんか。
電力供給のためちゃいます。会社の存続がかかってるからですって。
せやのに、なんで今だに、電力電力言うてんのん?
電力会社の独占体制と、巨額の流し素麺的儲けが、ピタッと止まってしまうのがかなんだけやん。

なぁ~にが、政府が大飯原発の運転再開のために応急的に打ち出した監視態勢の強化が、十分に実効性のある内容なのかどうかやねん!
バカ言ってんじゃないわよ!←東京弁 
アホ抜かすなっちゅうねん!←大阪弁

もうこれ以上かっこ悪いことせんといて。
もう充分アホ晒してしもてるねん。

あんな、今すぐは無理やけど、いつか必ず、原発を日本みたいな地震国にボコボコ建てるように仕組んだ人間は皆、裁判にかけたる。
大飯の原発、再稼働なんかさせてみ?
あんたらもその罪人の仲間入りや。
廃炉にしてみ?
あんたらは賢者の一番乗りや。

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野田首相、起こった事故の責任もとれないのに、「私の責任で」と言わないでください!

2012年06月04日 | 日本とわたし
緊急署名
大飯原発3.4号の再稼働を断念するよう求めます


悲惨な福島原発事故を直視してください
事故の責任もとれないのに「私の責任で」と言わないでください
安全性はすべて置き去りなのですか


内閣総理大臣 野田佳彦 様
福井県知事  西川一誠 様


しっかりと目を見開いてください。
福島原発事故が生み出した被害と苦しみ、苦悩と憤りに、正面から向き合ってください。
今なお、15万の人々が避難生活を続け、故郷に戻れぬ悲しみの中にいます。
避難できず、とどまらざるを得ない人々がいます。
子供たちの健康と将来を思い、不安にさいなまれている母親たちがいます。

軽はずみなことは言わないでください。
「私の責任で再稼働を判断する」などと言わないでください。
事故が起これば、誰も責任などとれません。
福島事故で、政府も東電も、とれる責任さえとっていません。

安全性はすべて置き去りなのですか。
国の安全指針は、福島原発事故で基本的に崩れてしまいました。
新たな基準もないのに、大飯3.4号だけは動かすことができるのですか。

大飯原発近傍の3つの活断層が連動して動けば、大飯3.4号では、事故時に、制御棒を基準値(2.2秒)以内に挿入できません。
国はこのことを知っているため、その評価は再稼働の後に行う、としてしまっています。
関西電力もこのことを知っているため、評価を改変しています。
関電は、2つの活断層の連動で、700ガルの地震動を設定しています。
ところが、3つの活断層が連動しても、700ガル以内に収まると言っています。
こんなずさんなやり方が、福島原発事故後にまかり通るというのでしょうか。
3号機の真下に伸びる破砕帯は、活断層の可能性があると、専門家も指摘しています。
敦賀原発のように、詳細な調査は行わないのですか。

安全性をまったく軽視した「暫定的安全基準」で、再稼働を了承しないでください。
福井県知事は、県民と関西の人々に責任をとれるのですか。

耐震安全性の評価も、斜面崩落の安全性評価も、避難道路の完成も、すべて再稼働の後でいいのですか。
おおい町の人々の、不安と憤りの声が聞こえませんか。

大飯原発で事故が起これば、関西1400万人の命の水瓶である琵琶湖は、すぐに汚染されてしまいます。
隣接の京都や滋賀、岐阜、そして大阪をはじめ関西一円が汚染されてしまいます。

福島原発事故が語っているのは、原発の電気よりも、子供たちの命が大切だということです。
 
大飯原発3.4号の再稼働を断念するよう、強く要求します。




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