ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

屋根の修理と小鳥の死

2013年04月11日 | ひとりごと
最高気温が13℃、最低気温が3℃……とほほ……。
ほんでもって雨、また明日も雨。

けどまだ花が咲いてないからよかった。
冷たい雨がじゃあじゃあ降っても、冷たい風がびゅうびゅう吹いても、つぼみがほころびかけてるだけの花の赤ちゃんは、しっかりと枝にしがみついてる。
ぎょうさん飲みや。

さて、旦那が最近、思い出したように言うてたことがあった。

「うちの屋根、穴あいてるで」

ふんふんと聞き流してたけど、どうやら旦那は、明日も大雨やという予報を聞いて、いよいよその穴が気になってきた。
朝食を食べてから、ズームがよう利くわたしの相棒カメラを手に、外に出てった。

どこどこ?3階の屋根の左端の真ん中あたり。


ふむふむ、そういやへっこんでるかも……もうちょっとズーム。


さらにズーム……あっちゃ~……。


なんかプラスチックでも当てて釘で打っとく?
いや、あんだけのもんが剥がれてんから、どっかに落っこちてるはずや……。

あっ!
そういや、カエデ爺さんの根元らへんに、風景に馴染まんもんが落っこってたような記憶が……。

あったあった、ありました!こんなんが5枚ほど。


よっしゃ、部品はそろた!金槌と釘で修理しちゃる!


2階の屋根に上っただけでもひぇ~!!こえぇ~!!


とりあえず激写!


日曜大工がこれほど似合わん人もめずらしい。


そんなとこから撮らんと、もっと下から撮って欲しいと言われ、わたしは地上に。


こんな感じでよろしおまっしゃろか?


いやもう、あんさん、パズル遊びに真剣!


なぁ~んて、せっかく修理してくれてんねんから、ありがたく感謝!!


さあ、雨さん、どっからでもかかってきなはれ!


さて、本日最初の生徒が部屋に入ってくるなり、ちっちゃな鳥が歩道で倒れてる、と言う。
外に出て見てみると、大きな目を開いて、苦しそうに息してる。
ついさっき、えらい喧嘩してた3羽の鳥がいたけど、そのうちの1羽かなあ……。
う~ん、どうしたもんか……。

そや、藁がうちにあった。
丁度仕事に行くとこやった旦那に頼んで、ひとまず藁の上に避難させてやることにした。

仕事が終わって見に行くと、残念ながら死んでしもてた。


ごはん粒とか食べさせたろうと思てたのに……。

カエデ爺さんの根元に埋めてやろう。
枯れ葉をどけて、爺さんの細かい根っこをガシガシしながら土を掘る。


爺さんにゆったり抱っこしてもらい。
コメント (8)
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『安全安全て、金かかるがな。原発動かさんかったら商売上がったりや。動かせ動かせ!』by 読売新聞

2013年04月11日 | 日本とわたし
産経新聞の社説にも、びっくり仰天のんがたびたび載ってるのやけど、
さすが読売新聞、原子力マフィアの御用聞き、正力松太郎の置き土産。

↓正力なる人物について書かれた本の筋書きからの抜粋
『日本国内の反米世論が強く、共産化の可能性すら現実味を持って語られていた1950年代、正力は、アメリカの危機感を見透かしたかのように、CIAに近づく。
一方、反共主義者正力は戦後、日本テレビを全国で放送するため、「原発の父・正力」を旗印に、総理を目指す。
両者は、読売新聞5000人記者の集めた情報を、CIAに横流しし、同紙を反共宣伝機関にすることを認める代わりに、
正力に、原子力技術を提供するという、悪魔のような契約だ。
「ポダム」なるコードネームを付けられ、「CIAの資産として育てる」とノートされた正力だが、
「原子炉をくれ」「テレビをくれ」とねだりまくって言いなりにならず、CIAをあきれさせる。
とにかく総理になりたい正力の尽力で、原発の法整備、基礎技術導入はなされた。
皮肉なことに、正力の夢・総理就任はかなわず、正力の夢の道具でしかなかった原発は、いまや国内54基となり、国の生命を脅かしてる』

活断層が動いても大丈夫なように、安全設備の強度を増す工学的な対応って……なに?
活断層が動いても大丈夫って、活断層の動きがどんなんか予想つくん?
どんな動きになるのか、想像することしかできひんくせに、そんな自然の脅威に対抗できるような工学的技術と知恵って、今の人間の世界に存在してんの?

言葉遊びは誰にでもできる。
書くだけやったら誰にでも書ける。
けど、おっきな新聞会社が、こんなゴミみたいなこと、書いてええのか。

重大事故時に、原子炉内の圧力を逃がすベントをする時、フィルターがついてへんかったらどないなるん?
アメリカは、ほんの一部の原発だけやねん、活断層の上に建っとるのんは。
比べて日本はどうやのん?
活断層だらけの上に国土が乗っかってるねんから、すべての原発につけんのは、せめてもの償いとちゃうん?
安全を考えたら費用が嵩む。
それで廃炉に追い込まれるとこもある。
それのどこがあかんねん?
こんな危険極まりない発電施設の安全性について、手抜きがないようにしたら採算とれへんのなら、とっとと廃炉にしてしもたらええやん。
廃炉にして困るのは、今の今まで甘い汁を吸い続けてブクブクに太った電力会社とその一味だけやん。
ああ、あんた、讀賣もその一味やったな。

原発の停止で電力供給は綱渡りってか?
アホ言わんといて。
あんたらの先行きが綱渡りなんやろ?

まあ、活断層が動いても、ミサイルがぶち込まれても大丈夫な原発ができると思い込んでるあんたら、
汚染水の処理すらもどうしようものうて、やっては失敗、またやっては事故、ほんでペコペコ頭下げてる姿見て、誰が信じられると思てんねん。


原発新規制基準 ゼロリスクにとらわれるな
(4月11日付・読売社説)
 
原子力規制委員会が、原子力発電所に適用する、新たな規制(安全)基準の最終案を決めた。
 
東京電力福島第一原発事故を踏まえ、従来の想定より大きな地震や津波への対策を求めた。
原子炉が壊れる重大事故を防ぐため、電源や冷却機能の拡充も盛り込んだ。
 
事故前の基準の欠陥を改めることは必要だろう。
だが、新基準の検討過程で内外から相次いだ、「ゼロリスクを求め過ぎだ」との批判は、ほとんど反映されなかった。
問題をはらむ基準案である。
 
その一つは、原発敷地内の活断層の扱いだ。
これまでは、12万~13万年前以降に動いたものを対象としていたが、最大40万年前まで遡って調査することを課した。
 
規制委はすでに、これを先取りして、原発敷地内の活断層を調査している。
この際、島崎邦彦委員長代理は繰り返し、「活断層が100%ない」という証明を求めており、新基準にも同様の項目が設けられることになった。
 
あまりに非科学的な要求だ。
むしろ、活断層が動いても大丈夫なよう、安全設備の強度を増す工学的な対応を優先すべきである。
 
専門家が、「過剰」と指摘する項目もある。
典型例が、重大事故時に原子炉内の圧力を逃す手段である、フィルター付きベントだ。
 
新基準は、全原発に設置を義務づけたが、米国は先月、専門家の議論を経て、米国の原発には当面、不要とした。
米エネルギー省幹部が、「日本の厳しい基準が海外にも影響しかねない」と懸念を示したのは、もっともである。
 
規制委は、意見公募を経て、7月までに新基準を施行する。
これに基づいて、停止中の原発の安全性について審査する。
 
重要なのは、審査の効率を上げることだろう。
技術に詳しい職員が限られ、同時に審査できるのは、3か所の原発だけという。
人材確保など、体制強化が必要である。
 
原発ごとの柔軟な対応も不可欠だ。
一律に、消火設備などの数を決めるのは、現実的ではない
 
審査では、各炉に最新技術の導入を義務づける、「バックフィット制度」を適用する。
安全向上は大切だが、費用がかさみ、廃炉を迫られる例も出るのではないか。
 
原発の停止で電力供給は綱渡りだ。
火力の燃料費高騰で、電気料金も上がっている。
安全を確認した原発の再稼働は急務である。
 
規制委は、100%の安全を求める風潮にとらわれることなく、各原発の再稼働の可否を判断してもらいたい
(2013年4月11日01時30分 読売新聞)



汚染水移し始めたら、ポンプ配管接続部で漏れる
読売新聞 4月11日(木)15時52分配信

東京電力福島第一原子力発電所の三つの地下貯水槽から、放射性物質を含む汚染水が漏れ出た問題で、東電は11日、
3号貯水槽から6号へ汚染水を移し替える際、配管の接続部から漏水した、と発表した。

漏れた水量は約22リットルで、含まれる放射性物質は約64億ベクレル
現場は、貯水槽を覆う盛り土部分のため、貯水槽周辺の土壌まで漏れた可能性はないという。

漏水は、3号貯水槽から汚染水を送り出す、ポンプの出口付近で起きた。
東電は、3号で、7日に判明した漏水について、貯水槽の最上部で起きていると推定。
水位を下げるため、汚染水(約1万400トン)の一部を6号へ移す作業を、11日午後2時に始めた。
その3分後、配管の接続部から漏水しているのを作業員が発見し、ポンプを停止した。
汚染水は、約6平方メートルの範囲にこぼれ、盛り土に染み込んだ。
東電は、その部分の土を除去する。
コメント (2)
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じりじりと春

2013年04月11日 | ひとりごと
まさこちゃん達が帰国した、真夏日やった日の夕方、予報時刻どおりに、どんどんどんどん空が暗くなっていき、


あっという間に思いっきりグレ~……。


雲のうずがグワ~ンと動き、その中心から、おどろおどろしいもんが出てきそうな迫力。


隅っこでは、夕焼けしてるという混乱っぷり。


そのうちに、ゴロゴロという音が遠くから聞こえてきて、辺りはピカピカゴロゴロ、えりゃ~にぎやかに。

久々のお水をいただき、からっからに乾いてた草木はきっと、あ~美味しいとばかりに大喜びしてるに違いない。

翌朝、ぐっと気温が下がり、只今12℃。
まあこれが、平年の春の気温なので、とりあえず良しとしよう。

ポンちゃんも、お水を飲んでいっきに元気を取り戻した。


曇り空の望遠はボケるボケる!


咲く気まんまん♪


お隣にも春。


野生のヒヤシンス♪


まさこちゃんが見逃した春。
写真いっぱい撮って送ったるけんね♪待っちょってね♪
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