ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

小さいけれど確実に幸せなこと

2013年04月27日 | ひとりごと
昨日の晩は、音楽仲間であり、すばらしいソプラノ歌手ミアが設立した『OPERA THEATRE OF MONTCLAIR』のコンサートに行ってきた。
彼らの歌を初めて聞いたのは、この会を支援しようと名乗り出た方のお宅で開催された、ワインとスナック、そしてデザート付きの、小さなコンサートやった。
会のメンバーは皆、オペラ歌手にふさわしい力量と演技力があり、間近に、いろんなオペラのハイライトシーンを聞かせてもらい、おおいに楽しんだ。
今回は、前回よりは規模を大きくして、教会を借り、伴奏もピアノではなく、オーケストラでしようという試みやったんやけど、
どうしたことか、音楽家や芸術家がうじゃうじゃいる町やのに、メンバーを集めるのにめっちゃ苦労して、コンサート直前まで第一と第二のヴァイオリン奏者が見つからんかったらしい。
第一と第二のヴァイオリンがおらんオケって……人間の声など吹っ飛ばしてしまうブラスバンドにもできず困りきってたのやけど、当日やっと、町の大学の生徒に頼んで頭数だけは揃えた。



という、ドタバタな状況がしっかり演奏に出たオーケストラ。
リハーサルも無し、ほぼ初見で弾いたり吹いたりしてる人が多くて、指揮者もどうまとめたらええのかわからんようで、これはちょっと聞くのが辛かった。
歌い手がすばらしいだけに、めちゃもったいないというか、どないしかして聞き分けて心を鎮めようと思たのやけど、
絶対音感っちゅうのは、こういう場合には持ちとうないモノで、2.3曲聞いてるうちに、頭の真ん中らへんがクラクラしてきた。

ここら辺に住んでる、音楽好きの連中の耳は、ひじょ~に肥えてる。
そやし、周りの観客の様子を見ながら、やばいなあ……と心配した。
このコンサートは、この会を育てるための寄付をするというのが目的やから、その分いつもよりチケットが高かった。
うちなんか、そやから旦那が今回は行かなんだ。
そやからよけいに心配になった。
案の定、ちらほらと、途中で帰っていく人が出てきた。
今後の運営に、マイナスの影響が出たりしませんように!
ほんまにすばらしい歌手の集まりなんやから。

外に出ると、まあまあ見事なお月さん。



翌日の今日、土曜日は、一週間最後の仕事日。
本日もそれはそれは見事な晴天なり!

あ、あんた、そこは禁止区域ちゃいますのん?
あ、ばれたか……。


同じく午前中の仕事を終えた旦那が、せっせと家の窓の外枠をきれいにしてくれてるので、わたしもちょいと外で働くことにした。
名付けて、空き地を庭に近づけるぞ~プロジェクト。

地続きの空き地から、なんぼでも持ってってええよ~と言うてもろた石を、あれこれ運んでは並べてみる。


鳩小屋の基礎のために埋めてあった砂利は工事用のんで、思いっきり愛想も品も無い、ほんまにジャリジャリした感じの砂利なんやけど、せっかくやから日本庭園の真似事をやってみた。
いやもう、あるもんそのまんまやんか、と言われて当然ですが、ここはひとつ、大目に見てもろて……。


これからまた寒うなるまでの間、ぼちぼち、ちょこちょこ、空き地を庭と呼べるように、植えたり掘ったり積んだりしていこと思う。

さてこれも、我が家の得意技、廃物利用なり。
バターケースのフタばっかりが割れたり無くなったりして、皿だけが二枚残ってた。
ふと、これにワインのコルクがぴったり入るかもと思いついた。
入れてみた。


ええ感じや♪

あ、そや、食器立ての受け皿の、水はけがようなるようにしてみよう!



今日は、小確幸がいっぱいあった日。
コメント (3)
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