ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

地下ダムよりタンク…夜中にコソコソ記者会見…茶番を続ける電力会社と政府…こいつら逮捕してほしい!

2013年04月10日 | 日本とわたし
続けて三つのニュースをここに載せます。
なんでかっちゅうと、あまりにもバカバカしいからです。

汚染水を保管せなあかん。
けど、なんでかしらんけど漏れてまう。
姑息にも1ccっちゅう値を使て、やばいことはやばいけど大したことはない、という印象を与えようとしてるけど、これ、比重を1としたら、1000万Bq/kgやん?!
ものすご汚染された水が、地下に漏れてて、それがどこまでしみてるかもわからず、タンクタンクタンク言うて、地下ダムを今だに実現させてない阿呆。

ほんで、原子力寄生虫の長である田中氏が言うことにゃ「隣の福島第二原発にいる保安検査官1人を、福島第一原発に異動させ、監視やトラブルの対応などに当たらせる措置を取った」やて……。

1人やで1人。
しかも、隣から連れてきた人間で、その人間にどれだけの危機管理能力があるんか知らんけど、どんだけミミッチイねん?!
日本にも、原発の危機管理に詳しい学者や技術者が、いっぱいいるはずちゃうん?
海外とまではいわんでも、せめて日本の知識と経験を招集して、特別チーム組んで取り組まなあかんこととちゃうん?

この法外な量と規模の汚染はもう、近所の漁業組合に謝罪したら済む問題とちゃうやんか。
風評被害って……。

戦争より農業。
原発より漁業。

国が、戦争や原発で繁栄するというのが、いかにアホらしい幻影か。
戦争も原発も、人を殺し、国を滅ぼす。

そんな愚かな事に固執し続けてきた自民党という政党の幹部連中、それから、原子力を推進してきた責任者や役員、学者や技術者は、
この今の、ほんまに厳しい、困難を極める問題の元を作った人間として、全員罪に問われるべき!

解決は、こういう連中ができることではなくて、前々から言われてるように、世界の叡智を寄せ集めて、地球規模の問題として解決に当たるべき!



汚染水1万トン 綱渡りの対応
【NHKニュース】4月9日 18時22分

東京電力福島第一原子力発電所で、水漏れが確認された地下の貯水槽から、汚染水を移送していた先の貯水槽でも、水漏れが起きていることが分かり、
東京電力は、2つの貯水槽にある、およそ1万トンの汚染水を、別のタンクに移す検討を始めました。
しかし、タンクの容量に余裕はなく、綱渡りの対応が続いており、抜本的な解決策を見いだせない厳しい状況となっています。

新たに水漏れが見つかったのは、最初に水漏れが確認された2号貯水槽から、汚染水を移送していた先の、西隣にある1号貯水槽です。
東京電力によりますと、9日午前、1号貯水槽の水漏れを検知するための穴の中から、前の日よりも200倍以上高い塩素濃度が検出され、
その後の調べで、1cc当たり1万ベクレルの放射性物質が検出されました。

この場所は、3重の遮水シートの内側から、2番目と3番目の間で、今のところ、シートの外側の地盤付近では、塩素濃度に変化はありませんが、東京電力は水漏れが起きていると断定しました。
相次ぐ水漏れについて東京電力は、構造上の問題などから、貯水槽の上の方から漏れている可能性を挙げて、上部に水が達しないよう、水位を80%以下に管理しながら使う、と説明していました。
しかし、今回の水漏れは、貯水槽の水位が55%の段階で見つかっており、東京電力は、「別の原因が考えられる」として、
2つの貯水槽にある、およそ1万トンの汚染水を、別のタンクに移す検討を始めました。

東京電力によりますと、貯水槽以外に、汚染水を保管できる可能性のあるタンクは、合わせて2万9000トン分ある、としていますが、
このうちの多くは、毎日発生する、汚染水を処理したあとの水をためるタンクなどで、東京電力は「できるだけ使いたくない」としており、
保管場所は、余裕のない状況となっています。

貯水槽の信頼性は、大きく揺らいでいますが、東京電力は、ほかに有効な手だてがないとして、1号と2号の貯水槽からの移送を優先し、
ほかの5つの貯水槽については、監視をしながら当面、使わざるをえないとしています。
ただ、東京電力が可能性を挙げたタンクについても、貯水槽からの距離の問題などで、必ず使えるとは限らず、
原因を特定できないなか綱渡りの対応が続いており、抜本的な解決策を見いだせない厳しい状況となっています。



福島第一原発 現地の保安検査官を増員
【NHKニュース】4月10日 16時46分

東京電力福島第一原子力発電所で、地下の貯水槽から汚染水が漏れるなど、トラブルが相次いでいることを受けて、
国の原子力規制庁は、監視体制を強化するため、10日付けで、現地の保安検査官1人を増やしました。

トラブルが続く福島第一原発の国の監視体制を巡っては、現地で検査などに当たる国の職員が8人と、原発事故の前と同じで、
人手が不足しているのではないかという指摘が、地元の福島県などから出ていて、原子力規制庁が検討していました。
その結果、10日付けで、隣の福島第二原発にいる保安検査官1人を福島第一原発に異動させ、監視やトラブルの対応などに当たらせる措置を取ったということです。
これについて、原子力規制委員会の田中委員長は、10日の会見で、
「今回のトラブルで、規制委員会として対応が十分でないことが分かった。
重要なのは、住民に不安を与えないことで、発電所の外に影響が及ばないようにすることを、最低限のとりでとしたい」と述べました。

そのうえで、相次ぐ汚染水の水漏れについて、田中委員長は、
「汚染水の保管計画を、破綻させるわけにはいかない。長期的にどう対処すべきか、規制委員会としても考えたい」と述べて、
東京電力だけに任せるのではなく、規制委員会としても、積極的に関与していく考えを示しました。



福島第1原発:汚染水漏れ 東電が県漁連に謝罪/福島
【毎日新聞】2013年04月09日 地方版

東京電力福島第1原発の地下貯水槽から、大量の放射性汚染水が漏れた問題を受け、東電の新妻常正常務は8日、いわき市の県水産会館に、県漁業協同組合連合会の野崎哲会長を訪ね、謝罪した。

県漁連は先月、相馬双葉沖で、主要魚種のコウナゴ(イカナゴ)の試験操業を始めたばかり。
今のところ、市場価格に影響は出ていないが、組合員からは、「仲買人が値をつけなくなる」など、風評被害に拍車がかかることを心配する声が寄せられており、野崎会長は、新妻常務に強く抗議した。

東電はこの日、「汚染水が海に漏れ出す心配はない」とし、汚染水を移すなどの対策を説明。
野崎会長は、組合員に向けた謝罪と説明の場を設けることを求め、24日に予定されている県地域漁業復興協議会に、新妻常務が出席する方針。【中尾卓英】
コメント (4)
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