まさこちゃん一家の、マンハッタン旅行最後の観光日。
わたしもまいてもらうことにした。
行き先はニューヨーク植物園。
ブロンクスにある、250エーカーもの広々とした土地に、1890年代のビンテージものの鉄の枠組みによる「水晶宮」ふうの温室やら、石の庭園やら、2世紀に渡り、全く伐採されてない原生林やら、巨大な森やらを楽しめるところ。
ってんで、待ち合わせの地下鉄B線のプラットホームに向かう。
ペンステーションに9時45分に着いてしまい、11時には早よ過ぎると思たけど、まあでも、180丁目以上は上がったことがないもんで、念のために行ってしまうことにした。
予想では、10時半には着いてしまうやろけど、まあ、適当に時間をつぶせばよかろうと……。
ところがところが……。
マンハッタンの地下鉄の愛想の無さと通知の悪さに、とことん振り回されてしもた。
結局、B線は、145丁目以上は行かんことが、いろんな失敗の後に分かり、D線に乗る。
その時すでに、地下滞在時間1時間半が過ぎており、思いっきりの遅刻……すまん……。
地下鉄のプラットホームでは、やたら陽気な工事人の兄さんが近づいてきて握手。
「あんた、韓国人?」
「ちゃいます、日本人です」
「そうかそうか、日本人か」と肩を組まれ、
「結婚してるん?」
「はい、してます」
「え?指輪してへんやん。いやあ、残念やなあ、かわいらしいのに(←あんた、視力大丈夫か?)」
兄ちゃん、あんた、わたしの年言うたろか。越し抜かすで。
などという珍事もあり~の、地下で連絡のつけようがなく、焦りまくりの申し訳なさあり~の、とにかく30分遅れで無事に再会。
ぼちぼちと坂道を下り、ゲート近くのタコス屋さん(後でまさこちゃんの言うことにゃ、店の名前がミスター・ポンチョやったそうな!)で、
1枚1ドル25セントの、ソフトシェルのタコスを、それぞれ2枚ずつ食べ、いよいよ植物園に突入!
ゲートで、ひとり20ドルの、全園&特別展示場見学&園内周遊バス搭乗が可能な券を買う。
いやもう、まさこちゃん達がやってきた途端に夏と化したここ東海岸なんやけど、それまでが寒過ぎたもんで、なんぼなんでも開花には間に合わんかった。
なので、植物園といえど、春の花も木の芽も、ほとんどゼロ……むむむ……残念っ!
ぽつっと咲いてる花を見つけてはパチリ!
桃か?
お~い、花よぉ~!
りんごの木やと思うけど……。
なんでこんなふうに横に伸びるのか……。
君は今日のスターです。
ぎょうさん咲いてくれてありがとう!
ここが多分、水晶宮の温室。今月は『蘭』
では、ここからしばらく、らんらんらん♪
ちょっとひとやすみ。
再びらんらんらん♪
あんさんは誰?
ひっそりとつややかに。
熱帯植物らしいけど……。
わたし好みの怪しい方々。
まだまだ続く……。
さてここからは砂漠編。
サボテンがデカい!
いろんなサボテン。
そして再びらんらんらん♪
いやあ、圧巻でした。
蘭ばっかの後に、こういう方々を見ると、ちょっと心が和みます。
垣根迷路をせっせせっせと作ってはる方々。
おぉ~、木に花が咲いとぉ~る♪
めちゃくちゃ暑いし、かなり疲れてきたので、ここらへんで周遊バスに乗ることに。
原生林。
マグノリアの花がやっとこさ咲き出した!(例年なら一ヵ月ぐらい前)
ゲート近くにある、植物研究所の建物に入る。
セキュリティのおっちゃんがやって来て、「これ、5ドルで売ったるけど買う?」と言う。
う~ん……今日みたいな暇な日は、相手して欲しいのやなと思い、とりあえず適当に答える。
6階に上ると、なんともけったいなお方達がいた。
もうちょっとしたら、この方達が巨大化し、この研究所の建物の正面広場に現れるらしい……。
しかし、天井はすてきや。
4階に下りると、めちゃくちゃ入りにくそ~な図書&資料館があり、
その横の細長の展示場で、懐かしの天ちゃんがいはった!
ここを訪れはった時、案内役の博士に、世話になったお礼にと、菊の模様の勲章をあげはったらしい。
米の標本。
見慣れてるけど、こうやって見るとまた違う。
これはなんぞや……忘れた。
ブラジルナッツは、こんなふうに入ってるのやそうな。
椰子の木の標本。自然ってほんまに美しい。
ひょうたん!
これも木やけど……忘れた。
研究所の外観。
門に行くまでの駐車場で、とてつもなく長い手を横に伸ばした木を発見!つっかえ棒も無し!
多分これは、人の手によるもんやろけど、やっぱり気になる木。
あ~暑かった……。
帰りに、長男拓人に、安くてうまいバーガーのお店を教えてもらい、一緒に食べに行くことにした。
拓人も、これまでに何回となく、まさこ家にお世話になったもんな。
教えてもろた住所あたりをうろうろするも、なかなかその店が見つからん。
よう見ると、通りの向こうに、そらもうちっちゃいスペースに、宣伝する気が全く無さそうな『ISLAND BURGER』の文字がっ!
いやもう、美味しいバーガーでした。
どういうわけか、まさこちゃんが払うと言うて頑として聞かず……拓人もわたしも奢ってもらうことに……なんでやねんっ!?
それはさておき、もし、マンハッタンにいらしたら、ここをぜひぜひお勧めします。
ビールもマンハッタン価格ではなくリーズナブル。
グァカモリ(アボガドのディップ)も、ピリ辛やけどうまいでっせ♪
またの再会を願いつつ、皆と別れて拓人はクィーンズへ、わたしはニュージャージーへ。
夜になってもじぇ~んじぇん寒ないし……。
なんか、5日ってやっぱあっという間やね、まさこちゃん……。
わたしもまいてもらうことにした。
行き先はニューヨーク植物園。
ブロンクスにある、250エーカーもの広々とした土地に、1890年代のビンテージものの鉄の枠組みによる「水晶宮」ふうの温室やら、石の庭園やら、2世紀に渡り、全く伐採されてない原生林やら、巨大な森やらを楽しめるところ。
ってんで、待ち合わせの地下鉄B線のプラットホームに向かう。
ペンステーションに9時45分に着いてしまい、11時には早よ過ぎると思たけど、まあでも、180丁目以上は上がったことがないもんで、念のために行ってしまうことにした。
予想では、10時半には着いてしまうやろけど、まあ、適当に時間をつぶせばよかろうと……。
ところがところが……。
マンハッタンの地下鉄の愛想の無さと通知の悪さに、とことん振り回されてしもた。
結局、B線は、145丁目以上は行かんことが、いろんな失敗の後に分かり、D線に乗る。
その時すでに、地下滞在時間1時間半が過ぎており、思いっきりの遅刻……すまん……。
地下鉄のプラットホームでは、やたら陽気な工事人の兄さんが近づいてきて握手。
「あんた、韓国人?」
「ちゃいます、日本人です」
「そうかそうか、日本人か」と肩を組まれ、
「結婚してるん?」
「はい、してます」
「え?指輪してへんやん。いやあ、残念やなあ、かわいらしいのに(←あんた、視力大丈夫か?)」
兄ちゃん、あんた、わたしの年言うたろか。越し抜かすで。
などという珍事もあり~の、地下で連絡のつけようがなく、焦りまくりの申し訳なさあり~の、とにかく30分遅れで無事に再会。
ぼちぼちと坂道を下り、ゲート近くのタコス屋さん(後でまさこちゃんの言うことにゃ、店の名前がミスター・ポンチョやったそうな!)で、
1枚1ドル25セントの、ソフトシェルのタコスを、それぞれ2枚ずつ食べ、いよいよ植物園に突入!
ゲートで、ひとり20ドルの、全園&特別展示場見学&園内周遊バス搭乗が可能な券を買う。
いやもう、まさこちゃん達がやってきた途端に夏と化したここ東海岸なんやけど、それまでが寒過ぎたもんで、なんぼなんでも開花には間に合わんかった。
なので、植物園といえど、春の花も木の芽も、ほとんどゼロ……むむむ……残念っ!
ぽつっと咲いてる花を見つけてはパチリ!
桃か?
お~い、花よぉ~!
りんごの木やと思うけど……。
なんでこんなふうに横に伸びるのか……。
君は今日のスターです。
ぎょうさん咲いてくれてありがとう!
ここが多分、水晶宮の温室。今月は『蘭』
では、ここからしばらく、らんらんらん♪
ちょっとひとやすみ。
再びらんらんらん♪
あんさんは誰?
ひっそりとつややかに。
熱帯植物らしいけど……。
わたし好みの怪しい方々。
まだまだ続く……。
さてここからは砂漠編。
サボテンがデカい!
いろんなサボテン。
そして再びらんらんらん♪
いやあ、圧巻でした。
蘭ばっかの後に、こういう方々を見ると、ちょっと心が和みます。
垣根迷路をせっせせっせと作ってはる方々。
おぉ~、木に花が咲いとぉ~る♪
めちゃくちゃ暑いし、かなり疲れてきたので、ここらへんで周遊バスに乗ることに。
原生林。
マグノリアの花がやっとこさ咲き出した!(例年なら一ヵ月ぐらい前)
ゲート近くにある、植物研究所の建物に入る。
セキュリティのおっちゃんがやって来て、「これ、5ドルで売ったるけど買う?」と言う。
う~ん……今日みたいな暇な日は、相手して欲しいのやなと思い、とりあえず適当に答える。
6階に上ると、なんともけったいなお方達がいた。
もうちょっとしたら、この方達が巨大化し、この研究所の建物の正面広場に現れるらしい……。
しかし、天井はすてきや。
4階に下りると、めちゃくちゃ入りにくそ~な図書&資料館があり、
その横の細長の展示場で、懐かしの天ちゃんがいはった!
ここを訪れはった時、案内役の博士に、世話になったお礼にと、菊の模様の勲章をあげはったらしい。
米の標本。
見慣れてるけど、こうやって見るとまた違う。
これはなんぞや……忘れた。
ブラジルナッツは、こんなふうに入ってるのやそうな。
椰子の木の標本。自然ってほんまに美しい。
ひょうたん!
これも木やけど……忘れた。
研究所の外観。
門に行くまでの駐車場で、とてつもなく長い手を横に伸ばした木を発見!つっかえ棒も無し!
多分これは、人の手によるもんやろけど、やっぱり気になる木。
あ~暑かった……。
帰りに、長男拓人に、安くてうまいバーガーのお店を教えてもらい、一緒に食べに行くことにした。
拓人も、これまでに何回となく、まさこ家にお世話になったもんな。
教えてもろた住所あたりをうろうろするも、なかなかその店が見つからん。
よう見ると、通りの向こうに、そらもうちっちゃいスペースに、宣伝する気が全く無さそうな『ISLAND BURGER』の文字がっ!
いやもう、美味しいバーガーでした。
どういうわけか、まさこちゃんが払うと言うて頑として聞かず……拓人もわたしも奢ってもらうことに……なんでやねんっ!?
それはさておき、もし、マンハッタンにいらしたら、ここをぜひぜひお勧めします。
ビールもマンハッタン価格ではなくリーズナブル。
グァカモリ(アボガドのディップ)も、ピリ辛やけどうまいでっせ♪
またの再会を願いつつ、皆と別れて拓人はクィーンズへ、わたしはニュージャージーへ。
夜になってもじぇ~んじぇん寒ないし……。
なんか、5日ってやっぱあっという間やね、まさこちゃん……。