自分の家のテレビは、夕飯後に、どうしても観たい映画やドキュメントがある場合、いっちゃん(イチロー)を応援したい時、それ以外には、まったく電源が入らへん。
なので、おっきな事件なんかが起こった時も、ツィッターで流れてるのを読んでびっくりして、テレビをつけたりする。
けど、つけても、やっぱり確認するだけで、続いて観続けるということもない。
ニューヨークタイムズやニューヨーカーに、日本の問題が載ることもある。
けども、やっぱりツィッターで流れてから早うて1日、遅かったら3日ぐらい経ってしもてる。
ところがこの件は、さすがに早かった。
BBCも然り。
日本でも、もちろん報道されてるんやんね。とっくの昔に。
福島原発は、2年と4ヵ月以上経った今も、ものすごく厳しい状態にある。
厳しいというより、危機的な状態にある。
途方もない、もう聞いても想像すらできひん放射線量を放出し、海や空気や地面を汚染し続けてる。
一日も、一秒も休むことなく。
そんな、ものすごく危険な場所で働いてくれてる人たちは、おびただしい被ばくを強いられてる。
命や健康を削ってまで、必死に作業してくれてはるのに、報酬はもとより、生活環境が信じられへんほど良くない。
東電は、もうとっくの昔に破綻してる。
続いてる芝居をしてるだけ。
そういう芝居を続けられるのは、政府が責任逃れのために東電を使てるから。
なにもかもがうそ。
それも、恐ろしいうそ。
今までは、幸運やったから済んできたけど、モクモク煙出たり火が出たり、なんや知らん水をジャアジャアかけてたり……。
それを、日本のテレビや新聞は、いったいどこまで伝えてる?
内緒にしててええことと悪いことがあるけど、そういう普通の常識なんか持ち合わせてないから、
しばらくの間は、ネットでよう調べた方がええと思う。
白地に赤く 日の丸そめて ああ美しい 日本の国は
なんかしらんけど急に、小学校の1年生の時に習た歌を思い出した。
メルトダウンした原子炉内は、現在では、冷却状態のはずであるが、
今日、ここ1週間で、2回目の湯気が、3号機から上がっているのが確認された。
第3号機は、破損が最も酷く、放出されている放射線量が非常に高いため、
作業員は、中に入る事が、不可能な状態である。
その、機能しなくなった原発の、所有者である東電は、
その湯気がどこから来ているのかを、推測のみするばかりだ。
月曜日、東電はようやく、放射能汚染水が太平洋付近に流されている事を認めた。
東電担当者(尾野):
「大変なご心配をかけて申し訳ありません。特に、福島の皆様には、大変申し訳なく思っております」
慣例となった謝罪会見も、空虚さを増すばかりである。
外部の専門家は、以前より、原発からの汚染水が太平洋に流されている事を、疑っていた。
ウォッチドッグを所有する、日本政府も、
汚染水が太平洋に流されている事を、1か月前に発表したものの、東電は、今週まで、否定を続けていた。
また、東電は、汚染水漏れの事実を認める発言と同時に、以下のことも発表した。
福島第一原発作業員の内、がんを発症するレベルの、放射線の中で働いている作業員は、175人であると以前発表したが、
実際は、作業員の10%にあたる、1900人以上であったことを公表した。
福島第1原発:敷地海側トレンチの水 23億ベクレル
【毎日新聞】2013年07月27日
福島第1原発の敷地内から海へ、放射性物質を含む地下水が流出している問題で、
東京電力は27日、汚染水の漏えい源とみられる、敷地海側のトレンチ(地下の配管用トンネル)にたまっている水から、
1リットル当たり、23億5000万ベクレルの高濃度で、放射性セシウムを検出した、と発表した。
同原発2号機で、原発事故直後の2011年4月に、取水口付近などで、高濃度汚染水が漏れ、
その際、1リットル当たり、36億ベクレルの放射性セシウムが検出されている。
トレンチには、その際の汚染水が滞留しており、海への漏えい源の疑いがあるため、東電が調査した。
東電は、トレンチ内の汚染水について、9月から、放射性物質の濃度を下げる、浄化作業を始める予定としている。
放射性セシウムの内訳は、
放射性物質の量が半分になる「半減期」が約2年のセシウム134が、1リットル当たり7億5000万ベクレル、
約30年のセシウム137が、同16億ベクレルだった。
また、ストロンチウムなどが出す、放射線の一種のベータ線測定から算出した放射性物質は、同7億5000万ベクレルだった。【野田武】
なので、おっきな事件なんかが起こった時も、ツィッターで流れてるのを読んでびっくりして、テレビをつけたりする。
けど、つけても、やっぱり確認するだけで、続いて観続けるということもない。
ニューヨークタイムズやニューヨーカーに、日本の問題が載ることもある。
けども、やっぱりツィッターで流れてから早うて1日、遅かったら3日ぐらい経ってしもてる。
ところがこの件は、さすがに早かった。
BBCも然り。
日本でも、もちろん報道されてるんやんね。とっくの昔に。
福島原発は、2年と4ヵ月以上経った今も、ものすごく厳しい状態にある。
厳しいというより、危機的な状態にある。
途方もない、もう聞いても想像すらできひん放射線量を放出し、海や空気や地面を汚染し続けてる。
一日も、一秒も休むことなく。
そんな、ものすごく危険な場所で働いてくれてる人たちは、おびただしい被ばくを強いられてる。
命や健康を削ってまで、必死に作業してくれてはるのに、報酬はもとより、生活環境が信じられへんほど良くない。
東電は、もうとっくの昔に破綻してる。
続いてる芝居をしてるだけ。
そういう芝居を続けられるのは、政府が責任逃れのために東電を使てるから。
なにもかもがうそ。
それも、恐ろしいうそ。
今までは、幸運やったから済んできたけど、モクモク煙出たり火が出たり、なんや知らん水をジャアジャアかけてたり……。
それを、日本のテレビや新聞は、いったいどこまで伝えてる?
内緒にしててええことと悪いことがあるけど、そういう普通の常識なんか持ち合わせてないから、
しばらくの間は、ネットでよう調べた方がええと思う。
白地に赤く 日の丸そめて ああ美しい 日本の国は
なんかしらんけど急に、小学校の1年生の時に習た歌を思い出した。
メルトダウンした原子炉内は、現在では、冷却状態のはずであるが、
今日、ここ1週間で、2回目の湯気が、3号機から上がっているのが確認された。
第3号機は、破損が最も酷く、放出されている放射線量が非常に高いため、
作業員は、中に入る事が、不可能な状態である。
その、機能しなくなった原発の、所有者である東電は、
その湯気がどこから来ているのかを、推測のみするばかりだ。
月曜日、東電はようやく、放射能汚染水が太平洋付近に流されている事を認めた。
東電担当者(尾野):
「大変なご心配をかけて申し訳ありません。特に、福島の皆様には、大変申し訳なく思っております」
慣例となった謝罪会見も、空虚さを増すばかりである。
外部の専門家は、以前より、原発からの汚染水が太平洋に流されている事を、疑っていた。
ウォッチドッグを所有する、日本政府も、
汚染水が太平洋に流されている事を、1か月前に発表したものの、東電は、今週まで、否定を続けていた。
また、東電は、汚染水漏れの事実を認める発言と同時に、以下のことも発表した。
福島第一原発作業員の内、がんを発症するレベルの、放射線の中で働いている作業員は、175人であると以前発表したが、
実際は、作業員の10%にあたる、1900人以上であったことを公表した。
福島第1原発:敷地海側トレンチの水 23億ベクレル
【毎日新聞】2013年07月27日
福島第1原発の敷地内から海へ、放射性物質を含む地下水が流出している問題で、
東京電力は27日、汚染水の漏えい源とみられる、敷地海側のトレンチ(地下の配管用トンネル)にたまっている水から、
1リットル当たり、23億5000万ベクレルの高濃度で、放射性セシウムを検出した、と発表した。
同原発2号機で、原発事故直後の2011年4月に、取水口付近などで、高濃度汚染水が漏れ、
その際、1リットル当たり、36億ベクレルの放射性セシウムが検出されている。
トレンチには、その際の汚染水が滞留しており、海への漏えい源の疑いがあるため、東電が調査した。
東電は、トレンチ内の汚染水について、9月から、放射性物質の濃度を下げる、浄化作業を始める予定としている。
放射性セシウムの内訳は、
放射性物質の量が半分になる「半減期」が約2年のセシウム134が、1リットル当たり7億5000万ベクレル、
約30年のセシウム137が、同16億ベクレルだった。
また、ストロンチウムなどが出す、放射線の一種のベータ線測定から算出した放射性物質は、同7億5000万ベクレルだった。【野田武】
