ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

世界第3位の経済大国の、「有権者」の責任と決断を、世界が見つめている!

2013年07月17日 | 日本とわたし
もしかしたら、数日間ぐらいしか、ここに載せられへん記事かもしれません。
そやから、まず、読んでください。
投票日が来る前に、まず読んでください。

「自民党は、TPPに参加はしても、食糧が国の要であることは熟知している。食は必ず守る。安心してほしい」

おおうそつき!!

そもそも、途中参加の国には、自分とこの主張を反映させる余地なんかあんまりないねん。
やっとこさで参加できるようになったマレーシアでの交渉会合は、すでに15日から始まってんねん。
日本はまず、米議会の承認手続きしてもらわな入れてもらえんくて、9日遅れで合流するだけやねん。
ほんで、その時にはもう、関税関連の交渉はもう終ってて、知的財産権とかについての会議に参加できるだけやねん!

いったい、どないしたら、食糧のこと交渉できるん?
誰に向かって話すつもりなん?
マレーシアの海にでも向こて叫ぶっちゅうのかっ!

TPPの意味、このおっさんはわかってんのか?
TPPはすなわち、関税の関税撤廃と、自由貿易をガンガンやりまくりたい連中が作ったもんや。
トボケんのもええ加減にせんか!

と、なんでもっと、もっともっと、農業やってる人らは怒らんのか?
怒って当たり前のことすら、しゃあないとあきらめてるのはなんでなんか?

TPP入ります。軍隊作って戦争ごっこしたいです。そのごっこに行かん言うたら極刑です。憲法も我々の都合のええように変えます。
ほんでもってもちろん、原発はガンガン再稼働させます!!

こんなどうしようもない阿呆を支持するのかせんのか、それを世界は見てるんやで!
日本の有権者としての責任と決断が、どんなものであるのかを、世界はじぃっと見てるんやで!

  
【参院選、間近】海外紙が指摘する安倍政権の課題

昨年12月の衆院選で、地滑り的な勝利をおさめ、総理の座に返り咲いた安倍氏。
デフレ解消による経済浮揚を目指す、「アベノミクス」の断行を誓い、国益のために、TPPへの参加も表明した。
 
一方、「タカ派」で知られる同氏の台頭に、韓国・中国は警戒を強め、歴史問題や、領土問題による摩擦が、火花を散らしている。

こうした中、安倍首相の悲願である、「ねじれ国会解消」のチャンスが、21日に巡ってくる。
参議院選挙だ。
前評判では、安倍首相率いる自民党の勝利は、ほぼ間違いないとされている。
 
日本国民は、本当に、日本が抱える諸問題の解決を、安倍首相に一任するつもりなのか。
参院選後の日本は、どうなるのか。
海外各紙が分析した。


【TPP参加 農家の「聖域」は本当に守られるのか?】

選挙応援で、全国を駆け巡る安倍氏の、先週の訪問先は、東北だったという。
人口の少ない宮城、山形の町で、首相は声を涸らし、支持を訴えた。
話題はTPP。
「自民党は、TPPに参加はしても、食糧が国の要であることは熟知している。食は必ず守る。安心してほしい」
それが、首相の演説内容だった。

しかし、ことはそう簡単ではないと、専門家は指摘する。
安倍首相は、コメ、麦、牛肉、乳製品、甘味資源作物の、農業の重要五品目を、関税撤廃の例外とする考えを主張する見込みだが、
先行参加する11ヶ国から、大きく出遅れている日本が、自国の主張を反映させる余地は少ない、という。
 
15日に、マレーシアのコタキナバルで始まった、第18回交渉会合が、日本にとって、TPP参加表明以来、初めて参加する交渉の場となる。
初参加の日本は、米議会の承認手続きが必要なため、23日からの合流となる。
そのため、関税関連の交渉には参加できず、知的財産権などが俎上に上がる会議のみへの参加となる。

 
前述の、安倍首相の選挙演説は、いかにも、「700%」の関税がかかる米を含め、現状維持を確約するかのようだが、
もともと、関税の関税撤廃と、自由貿易を標榜するTPPにおいて、農業に「強い」米、豪などの各国が、手つかずの聖域を守るとは考えにくいとされる。
 
「守る」とはいうが、「どうやって」には触れないその論調からすれば、しょせん、補助金頼りになりかねないと、フィナンシャル・タイムズ紙は分析している。


【なぜ、怒らない? なぜ、声を上げない? 不思議の国、日本】

ブルームバーグは、日本通のコラムニスト、ウィリアム・ペセック氏の、「外国人が日本国内から見た日本」を掲載している。
 
同氏は言う。
年金問題、高齢化社会、世界最大規模の借金、急上昇するエネルギー価格、アメリカとの基地問題―日本が抱える問題は山積みだ、と。
そして、いぶかしむ。
 
「なのに、不安の声はなぜ上がらないのか。自民党の圧勝が、既成事実視されるのはなぜなのか?」
 
さらに同氏は分析する。
たとえ、日本の農産物が、GDPの1%あまりに過ぎなくても、
自民党が政権を牛耳っていた時代の選挙区割りが、そのまま残る現状と、自民党の「支持基盤」としての存在意義からしたら、
「農業従事者」の存在は、決して軽視できないもののはずだと。
そして、いぶかしむ。

TPP参加表明によって、一種、「切り捨てられた」観のあるこの人々はなぜ、その力を行使しないのか。
なぜ、怒らないのか?


そもそも、自民圧勝の雰囲気が漂ってはいるが、日本国民は決して、安倍氏を、全面的に支持しているわけではない、と同氏は言う。
安倍氏のナショナリズムに共感する日本人は少なく、韓国や中国との関係悪化を心配して、首相は靖国参拝を強行するかと、眉をひそめている人は多い。
 
TPPについても、保守的な国民性から、自由競争を喜ぶよりも、
中国からの汚染植物の流入や、アメリカの巨大スーパーの林立、賃金の低下、情け容赦のない資本主義を、危険視する人の方が多い。
 
福島第1原発では、高濃度の放射性物質の汚染水が、太平洋に流出。
原子力発電への不安の声は絶えないのに、再稼働を目論む自民党に、政治を任せてしまうのか?
 
アベノミクスで、法人税率は、引き下げが検討されている。
世界に冠たる大借金国で、緊縮財政の断行が必須とされ、消費税の引き上げは必至だというのに。

老人が増加していく消費者だけが、「痛み」を押し付けられることに、不満はないのか?

こうした疑問に対し、ペセック氏が見つけた答えは、20年来の経済低迷を経験しながら、
ホームレスや失業者が群れなすことも、犯罪率が急上昇することもなく切り抜けてきた日本の「特質」、
あきらめムード、リーダーがころころと変わることに、嫌気がさしていること、だとみている。
 
しかし、それでも、と同氏は言い添えている。
安倍氏に、なんでも思いのままにできるほどの「白紙委任状」を渡してしまえば、そのツケは、払いきれないほどの高額になるかもしれない。
バランスを見極めて、選挙権を行使すべきだ、と。


【圧勝が足かせに? 安倍氏、大風呂敷をたためるか?】

一方、ロイターは、分析記事で、自民の圧勝を予測しつつ、それが、かえって安倍氏の仇となる、との見方だ。
 
同紙は、
「本当に、日本に必要なのは、徹底的な改革だが、それを断行する度胸もビジョンも、安倍にはなく、しょせん、大風呂敷を広げているに過ぎない」
との、識者の談を紹介している。

真の改革を目指すならば、
「農地改革」
「企業が赤字事業を切り捨て、成長セクターに移行しやすくする労働市場施策」
「企業税削減」
「日本の高齢化の人口減少に対応するための、移民法の改正」など、思い切った手を打たなければならないが、
安定志向、懐柔型の安倍氏には、首相の持つ権力である「組閣人事権」と、「解散権」を活かした断行はできない、との見方だ。
 
同紙によれば、皮肉にも、「圧勝」こそが、安倍氏の「改革」足かせとなる可能性がある、という。
選挙のために、「国益優先」の姿勢を守っている候補者たちも、ひとたび当選すれば、次の参院選、つまり2016年まで、身分を保障される。
そうなれば、それぞれの、支持基盤の「既得権益」を守ろうとし、総理に「物申す」可能性が高い、というわけだ。 
 
このことは、安倍氏にとって「悲願」である、憲法改正にも通じる。
同盟を組む公明党は、改憲には及び腰であり、国民の直接投票にかける要件である、議員の3分の2の票が集まるかは怪しい。
 
中国・韓国との関係を、悪化させるにちがいない「アキレス健」、靖国参拝についても同じで、
結局、参拝を期待する支持者と、隣国との関係悪化を恐れるそれ以外との板挟みに苦しんで、どちらつかずになりかねないと、同紙は指摘している。

自民は圧勝するのか。
そして、その圧勝は、安倍氏にとって、白紙委任状となるのか、足かせとなるのか。
世界第3位の経済大国の、「有権者」の責任と決断を、世界が見つめている。


http://www.huffingtonpost.jp/2013/07/17/abenomics_n_3608990.html
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メロンもどきとシカくんとオペラコンサート

2013年07月17日 | 音楽とわたし
暑い……。
汗かいてへん時の方が少ないほど暑い……。
今週いっぱいは、軒並み96℉と、ケラケラ笑うお日様マークが並んでる。
こうなったら、さらに汗かくようなことして、おおいにダイエット!とぉ~りゃ!

こないだコリアンマーケットに旦那と買い物に行った。
いつもは週末は混むからと避けてたけど、食材が足らんから仕方なく行ったら、
あらら?
みんな、涼しいとこに逃げてはるんかなあ……。
いっつも混んでるルート46が、恐いほどガラガラ。

さて、週末のマーケットは試食コーナーだらけ。
カートを押しながら、ミツバチさんのように立ち寄る。
その試食の中で、めちゃ美味かったのはコレ!


元の形はというと、ラグビーボールみたいなん。ほんでもって重い。

切ってみた。


なんちゅうか、熟れきったメロンみたいな感じ。けど、味は……う~ん……ジューシーで甘い。


さて、今年はなぜか、新しいお客さんがやってくる裏庭。

ちょっと前にはキツネさん。
ほんでもって、オポッサムさん。
ほんでほんで、ついにこの方、シカくん!


旦那が焦りまくって撮ってくれた。


実はこのシカくん、この季節に遊びにきてもらいたくないのであ~る!


なんでかっちゅうと、シカくんの好物はもちろん、開いたとこのきれいな花や、そろそろ食べごろの野菜。


たのんまっせ~!食べんといてや~!


と、全く関係のない話をしつつ、実はわたし、かなり焦りまくってる。
日本の参議院選挙の動向はもちろんのことやけど、

いきなり、Opera Theatre of Montclairっちゅう、オペラ歌手さんらが立ち上げた、オペラのアリアを歌う会のコンサートの伴奏を頼まれて、

はいな~♪と引き受けてしもた……。

コンサートは来週の日曜日。
しかも、この週末は、友人のウェディングに招待されてて、お泊まりで遠出をせにゃならん……。
歌手は全部で5人いて、曲はそれぞれ1曲ずつ、ほんでもって各曲がけっこう長い。
ついさっき、プログラムが送られてきて…………むずかしやん……。
特に、バリトンさんのんがキツい……ひじょ~にキツい……。

合わせをそれぞれの歌手とやらにゃいかんし、合わせる限りは弾けてなあかんし、う~んう~ん

会場は、めっちゃすてきなお屋敷の中。
お客も多いっぽい。
ちょっとハチマキしてがんばらにゃ
コメント (8)
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村民に施設の仕事を斡旋し賛成させ、核のごみを燃やさせようとする村と国。鮫川村を悪党から救おう!

2013年07月17日 | 日本とわたし
今朝、Misaoさんがこんなツィートをしてはった。

明日、鮫川村役場に、環境副大臣が来ます。
役場が知らない事が色々明るみにでて、おどおどしているところ、喝を入れに来るのでしょう。
福島県内では、すでに、20か所のこういった施設の計画がある中で、
鮫川村が中止になったら大変な前例になるので、環境省も必死な様子。

鮫川村については、わたしもここで何回も記事に書いてきた。
環境副大臣が喝入れに来る?
慌てて調べてみた。
ここ数週間、大丈夫であってほしいと思いながら、他のことで手一杯やったから、つい見落してきてしもた。
なんちゅうこっちゃ……。


【最終!拡散希望】
★鮫川村8000bq/kg以上の放射性廃棄物実証実験焼却炉、稼働反対の座り込みアクション★
(福島県鮫川村/いわき市近く)
日時:2013/7/18 10:00~14:00(予定)


地元の方々の呼びかけのアクションです。
応援よろしくお願いします! 


福島県いわき市の、私の親しい友人からの要請で掲載します。
個人有志の呼びかけですので、公式webはありません。
下記の情報は、私のほうで集約しましたので、文責は私にあります。
拡散よろしくお願いします。

*告知第一弾 http://www.twitlonger.com/show/n_1rlcskr より、一部追加修正などがあります。


【座り込みのお知らせ/拡散希望】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★鮫川村8000bq/kg以上の放射性廃棄物実証実験焼却炉、稼働反対の座り込みアクション★
(福島県鮫川村/いわき市近く)


水源である鮫川村に、環境省が、8000bq/kg以上の放射性廃棄物実証実験焼却炉を建設し、稼働しようとしています。

これに反対して、7月18日に、地元の人たちの呼びかけで、現地で非暴力の座り込みを行います。
アクセスの困難な場所ですが、応援をよろしくお願いします。
尚、当日の様子は、IWJで中継予定です。

*座り込みの日は、施設の「マスコミ最終公開日」にあたります。
*おしどりマコさん、ケンさんも、座り込みに参加予定です!
*是非ご一読ください!→参考:毎日新聞 2013年07月14日 地方版

http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130714ddlk07040069000c.html

鮫川の焼却減容化施設「勝手に建設工事」 地権者ら、運転差し止め要請/福島
【毎日新聞】2013年07月14日 地方版

環境省が、鮫川村で試験運転中の、放射性物質に汚染された、草木や稲ワラなどの焼却減容化施設について、
用地の地権者の1人である会社員、堀川宗則さん(58)が12日、
自らが署名押印していない施設設置同意書を基に、勝手に建設工事が進められたとして、
同省と村に、運転の即時差し止めを申し入れた。

施設が建設されたのは、同村青生野の元牧場(1600平方メートル)。
村によると、昨年5月、堀川さんら地権者18人でつくる、青生野協業和牛組合と、周辺住民9人から全員の署名押印を添え、
「仮置き場」名目での、設置を認める同意書が提出された。
しかし、堀川さんは、同意書に署名押印しておらず、有印公文書偽造の疑いがある、と指摘。
村に文書開示を請求し、偽造が確認された場合には、法的措置も検討するとした。

また、今年5月、村の案内で、地権者のうち16人が結んだ、同省との土地の賃貸借契約についても、
堀川さんらは、サインしていないという。
それでも工事は進み、今月4日の試験運転に続き、16日からは、汚染廃棄物の焼却処分が予定されている。
記者会見した堀川さんらは、
住民に、施設の仕事をあっせんして賛成させる汚いやり方で、核のごみ捨て場になる恐れがある施設建設を進めた、町と国に憤っている」と述べた。

環境省は、
「施設は、焼却が終了すれば撤去する仮設的なもの。民法上、建設にあたって、地権者全員の同意は必要ないと考えている」との見解を示した。

【中尾卓英】


日時:2013年7月18日(木)10:00 ~14:00

場所:放射性廃棄物実証実験焼却炉現地/福島県東白川郡鮫川村大字青生野字江堀320
(交通の不便なところで車でしか行けません。住所はカーナビででない場合があるそうです。)

集合:9:30(下記2カ所を集合場所とします)
●あぶくまエスエヌネット
http://www2.ocn.ne.jp/~abukuma/accessmap.html の駐車場
 座り込み現地へは、駐車場からピストン輸送いたします。
●鮫川村立青生野小学校/福島県東白川郡鮫川村渡瀬青生野7
http://p.tl/JrvS



*このアクションは、非暴力で行われます。
 ご参加の際にはご留意をお願いいたします。

*地元の方々が闘い続けてきた上でのアクションです。
 ご参加の際には、地元の方々の運営方針に従って頂けますよう、お願いいたします。

*座り込み現地は、携帯電話などの電波が、非常に入りにくい場所だそうです。
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