ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

相方の誕生日に

2013年07月10日 | 家族とわたし
昨日は愛しの旦那の誕生日。

わたしが、9年オババから8年オババに戻る日。

ふたりとも、精神年令については、年相応という状態からはほど遠いから、あんまり自覚がないのやけども、
年々、実感するのはやはり、からだ年令。
そのことでボツき始めた旦那を、そんなこと、もうとっくの昔から経験しとるわい!と、心の中で言いながら眺めること21年。

わたしのせいで、突然、日本語しか話せへん幼児ふたりのおとっつぁんになった旦那。
まだ、20代後半の若者やった。
幼児やった息子らが、その年になって初めて、わたしという人間は、なんちゅう大変なことを押し付けたんやろかと、ちょっと反省とかもしてみる。

旦那はスリーマイル原発の事故を間近で経験したことで、わたしは核実験最盛期に生まれてるということで、
ふたりとも、健康に長生きできるのかどうか、それは定かではないのやけれど、

生き方、考え方で、そういうハンデをちょっとずつ減らしながら、これからも、お互いに、生まれた日を祝い合うていきたい。

誕生日、おめでとう!


最近、蒸し暑い毎日が続いてる。
寝相がかわった家猫。


蚊帳ハウスで、初めていただいた夕飯。旦那作。


お金に余裕がないわたしらは、アルモンデ生活が主体になる。
必要やから、欲しいからと、あれこれ買うことなんかできひん。
それを、なんとなく悲しく思てたりした。
けど、日本が大変なことになって、いろいろと毎日考えてるうちに、
物を持つ、ということについて、反省したり、考えを改めたりせなあかんことに気がついた。

旦那と新しい人生を歩き始めてからの期間の5分の4ぐらいは、ほんまにお金が無うて大変やったから、
人様の親切や、人様からのいただき物で、衣食住を賄うてた。
こちらに越してからも、揃えた家具や洋服はみな、人様のお古。
食べ物は日本と比べてケタ違いに安いし、消費税もかからへんので、助かった。
医療保険はケタ違いに高いけど、幸い、誰もおっきな病気にかからんかったから、破産に追い込まれることはなかった。

旦那は、ケチの王さん。
物を買うたり、なにかを新調したり、ということに興味が無い。
けど、その日一日の、ちっちゃい楽しみには、スルッとお金を使う。

もういっかい、誕生日、おめでとう!
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『安倍さん、原発事故を起こした張本人は、あなた、安倍さんですよね!』

2013年07月10日 | 日本とわたし
安倍首相が郡山市(注*本日2015年3月4日、いわき市民の方から、これはいわき市平であるとの指摘をいただきました)で街頭演説中、抗議のプラカード掲げたこの女性は、こう言わはったらしい。
「福島のママ達に、
我慢しないで、という思いと願いをこめて、
プラカードかかげました。
堂々と抗議をしよう」



『安倍さん、
原発事故を起こした張本人は、
あなた、安倍さんですよね!』



『私の大切な宝物達は、
安倍さん、あなた方の、お金、権力欲しさのために、
生まれ、命をけずられ、人体実験にされ、
生きていかされてるんじゃない!』




先日、『総理、質問です。原発廃炉に賛成?反対?』と書き込んだボードを、掲げる前に取り上げられ、職務質問を執拗に受けたおかあさんの記事を書いた。

それと同時期に、別の、福島在住のおかあさんの、この写真を見つけた。


なんで、こんなふうに、取り囲まれなあかんのか。
なんで、まるで悪いことしてるみたいな扱い受けなあかんのか。
このおっさんらが向かわなあかんのは、彼女やのうて、世間とちゃうのか。
彼女を背にして、守ったらなあかんのとちゃうのか。

文句のある奴、堂々と出て来い!
ひとりで来い!
こっちはひとりで、必死で、守らなあかん命のために、訴えてるんや!

怒り、悔しさ、悲しさ、子を守りたいという本能が、くっきりと浮き出た彼女の目は、一心にわたしらに向けられてる。

わたしに続け!わたしに続け!わたしに続け!


日本のおかあちゃん、このおかあちゃんらを、なんで助けたらへんの?
なんで、もっともっと、街角やらに出て、汚染地の子らを救たりましょう!と、立ち上がらへんの?
女として、おかあちゃんとして、日本の社会を変える担い手として、

彼女らみたいに、どんなとこでもええから、自分の思てること書いて、
通りに出たり、角に立ったりしながら、それを高う高う掲げてえな。
そうやって、世間をギュウッと睨みつけたろうな。

日本は日本のおなごが変える。

もう、おっさんやら爺さんやら待ってたら、子どもらが弱ってしまう、死んでしまう。

国は、国のおなごが変える。
いつの時代もそうなってんねん。





2006年12月13日 衆議院議員 吉井英勝
巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a165256.htm

2006年12月22日 内閣総理大臣 安倍晋三

巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b165256.htm

Q(吉井英勝):海外では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか
A(安倍晋三):海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない

Q(吉井英勝):冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない

Q(吉井英勝):冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない

Q(吉井英勝):原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えてあるのか
A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない

★自民政権 電源の長期喪失は「考慮不要」と国が太鼓判(1990年)→事故拡大の原因
安全委、「電源喪失は考慮不要」 原発対策遅れの原因か
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011040601000162.html

★自民政権、原子力安全委員会、全電源喪失の「対策不要」電力業界に作文指示(1992年)
http://megalodon.jp/2012-0606-0103-35/sankei.jp.msn.com/affairs/news/120604/dst12060411340002-n2.htm

★自民政権、原発を規制する立場の保安院を推進する資源エネルギー庁がある経産省内に設置(2001年)

★自民政権、損傷隠し「安全」とIAEAで報告、福島第一原発1、2号機、
福島第二原発1号機など十機の定期安全レビュー、安全確保技術基準を満たさず(2002/10/13)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-10-13/15_1501.html

★自民政権、原発の炉心隔壁や配管などがヒビ割れた状態での運転許可を閣議決定(2003年)
http://www.47news.jp/CN/200301/CN2003012801000340.html

★自民政権、老朽原発の安全運用に不可欠な耐震実証試験を廃止し実験施設を叩き売り
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/164/0037/16403010037002a.html

★自民政権、保安院と東電、福島第一の電源喪失リスクを共有するも対策とらず(2006年)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20120515-OYT1T00457.htm

★自民政権、東電が地震専門家から大津波の警告を受けるも退けるのを是認(2009年)
http://yamagata-np.jp/news_core/index_pr.php?kate=Main&no=2011032601000722
http://photo.sankei.jp.msn.com/essay/data/2011/03/0327earth_quake_chiso/
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毎朝、新聞の天気図に手を合わせ、猛暑頼みをする東電幹部。ロクデナシっぷりここにあり!ど~ん!

2013年07月10日 | 日本とわたし
経済産業省幹部(官僚) & 東電幹部が交わしたメールの一部を紹介します。

・今年の6月、新潟の柏崎狩羽原発6.7号機の再稼働を目指す東電に、経産官僚から

「反発、怖いのは、御社がKK(柏崎刈羽)で動かれる時でしょうか。
一気に世論が高まり、地元もNO、というしかない状況になりかねません。
過去の裏での積み重ねが、一気に壊れてしまう。
そのところ、いかがでしょうか? 
巧妙にされておられるとは、思ってはいますけれど」



・7月2日の、柏崎の再稼働申請を受けての、新潟県泉田知事の猛反発を受けて、東電幹部から経産官僚へ

「どの新聞もトップで、新潟県知事で、ほとほとまいりました」

「離れたところで地元と話をすると、早く再稼働してもらわなければ困るんだよ、東電さん、とみんな話している。
それで、再稼働を申請しますよとなれば、反対だ、地元の同意を要求でしょう、本当に。
あなたたち、どうすればいいのって、言いたくもなります。
議員さんたち、たいてい、(原発関係の)商売にかかわっている。
再稼働しろという、だが、議会になれば、ダメダメ」



・経産官僚から東電幹部へ

「柏崎は、やはり反発がきましたね。
(略)先に、地元の了承をとりつけろ、との論になるでしょう。
それやっちゃったら、永遠に、再稼働は無理なことは明白。
わが社OB、新潟県知事(泉田氏は経産省OB)、次の選挙はまだ先。
つめたいでしょうね、きっと。
他の事業者の動向を眺めつつ、申請となるのでしょうか」



・今年5月、経産省幹部官僚と東電の原発部門幹部の間で交わされたメールより

(経産官僚)
「夏は猛暑という、世論形成はどうなるのでしょうか? 
1F(福島第一原発)の事故で、2度の夏を経験。
結局、原発なくとも電力がまかなえたので、大丈夫だとの意識が、国民に植え付けられているのではないでしょうか。
もう、足りないだけでは、国民の意識は変えられない。
(他メールの引用)気温40度が3日間ほど続けば、原発再稼働してほしい、との声が高まるはずです。
天に任せるのも、つらいところです。
昔のように、お金だけでは世論は操れず、時代がかわってしまいましたね…」


(東電幹部)
「今年の夏、気温40度くらいまで猛暑になれば、議会、世論ともに、再稼働容認になるだろうとか、つい期待して、毎朝、天気予報を見ています。
あがれ、あがれと、新聞の天気図に手を合わせていると、ビール飲みながら、笑わせている上司もおります。
情けないですが、今のうちには、猛暑頼み、すがるしかありません。
株じゃないですが、あがれ、あがれ!」

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自民党員による自民党改憲案の見事な実演っぷり!⇒「黙って聞け!そうやないと……」おぉ~こわぁ~!

2013年07月10日 | 日本とわたし
先日、ある福島在住の女性が、安倍総理の街頭演説の場所に行き、自作のボードを掲げようとしたところ、4人の男性に取り囲まれ、
どういうわけか、住所、氏名、電話番号などを、しつこう聞かれた挙げ句に、そのボードを没収された、という事件があった。
その有り様を撮ったビデオを観て、腹が立ったわたしは、勢いでこの記事「おいこら、『総理、質問です。原発廃炉に賛成?反対?』のどこがあかんねん?!自民党のおっさんよ!」を書いた。

その後も、これはこのままで済ましてられへんと、いろいろと調べたり、えちごや智さんからの情報を読み聞きしたりしながら、
法律家やらマスコミやらの出方を観察してた。

当人の女性は、あの取り囲まれた時、自分がものすごく間違うたことをしたんやろかと、震えるほどに恐なったと言う。
住所やら名前やら、電話番号やらを問い質されてるうちに、
今後、警察やら自民党やらから、いろいろと睨まれる毎日になるんやろかと、いろんな想像もしはったらしい。
それで、ものすごく辛なって、家族にも申し訳ないと思たり、なんでここまでされなあかんのかと悔しなったり、
そのうちに、泣けてきたんやと言うてはった。

あの質問は、福島に暮らしてはる人やったら、子の親やったら、誰でも聞きたいこと。
おんなじ党のくせに、原発は廃炉にせん!と、推進一色の本部と、全基廃炉と言うてる福島県と、
なんで言うこと違うねん?と、党首に聞くのは有権者として当たり前のこと。
主権者の問いを聞き、答えるのは、政治家として当たり前のこと。

というか、ただのボードやで。
叫び声で、演説の邪魔したわけでもない、そこにただひとりで立って、質問を見てもらおうとした。
それだけのことやで。

そんなこともできんようになるんか?
それが、自民党が当たり前やと思てる、正しいと思てる社会か?
そのために、憲法をいじりたいんか?

絶対に許したらあかん。
自民党という党は、ここで解体せなあかん。
何代にも渡って、過疎の村や町に原発を押し付けて、自分らの都合のええ法律をコソコソ量産して、
とうとうのとうとう、長年の念願やった、憲法いじりの夢が叶う時が来た!とウキウキしてる。
その浮かれ気分が高じて、うっかりと、自分らの常識(わたしらから見たら異常)が尻尾を出してしまうねん。

山本くんも三宅くんも、それぞれすばらしい人らやけど、
この選挙で、あいつらの力をできるとこまで弱らせな、日本は生き直せへんで!

『基本的人権』も『主権在民』も、自民党がいっちゃん嫌てることやねん。
そんなもん、この日本から消してしもたる!言うてるねん。
それをこうやって、実演までしてくれてるのに、そろそろ気ぃつけよ、おい!こら!


↓以下は、3名の弁護士の方々による、『表現の自由侵害行為についての記者会見』の様子です。
事実関係の部分だけ、取り急ぎ、文字起こししました。

130709_表現の自由侵害行為についての記者会見
http://www.ustream.tv/recorded/35564059

事実関係
7月4日の午前9時過ぎ、福島駅前のデパート仲合?(なかごう)福島店前において開催された、安倍首相の第一声での演説会において、
地元の衆議院議員、亀岡さんの秘書の、緒方と名乗る男性と、合理的な推認から警察官と考えられる男性ら、合計4人に囲まれて、
福島県民であるAさんという女性(40才)の方ですけれども、男性4人に取り囲まれて、この内容ですね、
「総理、質問です。原発廃炉に賛成?反対?」
こういうボード、A3の大きさのボードに貼付けたものを、取られたと。

で、その取られ方なんですけれども、4人の男性のうちの1人は、「警察の者ですが」と、名乗っています。
官職使命は明らかにしておりません。
それから、制服も着ておりません。
「警察の者ですが」と名乗って、動画に撮影されておりますけれども、執拗に、氏名、住所、電話番号を、聞きただしております。

で、この文書の中に書いておりますけれども、
警察官が、人の住所、氏名、電話番号を聞くためには、法律的な要件が整わなければなりません。
法律的な要件ということのキーワードは、犯罪です。
これから犯罪が起こるかもしれない。
あるいは、起こってしまった犯罪について、なにかをこの人は知ってるかもしれない。
そのような要件が、警察官職務執行法2条に、書かれております。

40才の女性が、ただひとりで、棒もついていない質問ボードを持って、演説会に参加して、いったい何が犯罪ですか?
犯罪ということに全く関連性もない、そういう女性を捕まえて、男性4人が取り囲んでですね、
その女性は、泣き出してしまうというところまでいったわけです。
そこまで追いつめた。
その末に、「これ、ボード預かるからね」、こういうふうに持っていったわけです。

まあ、こんなことはよくあるかなーと思われるかもしれませんが、大変な出来事です。
なぜかというと、参議院議員選挙の第一日といえば、最も、国民の政治的な関心が、高まる時期であります。
その時期に、最も大切な、基本的人権である、表現の自由を、彼女は行使しようとしたわけです。
それは、極めて勇気のある、しかも普通の人ですよ。
いわゆる、そういうことに慣れた人じゃなくて、それもたったひとりの女性が、総理に、この民の声を届けたかったわけです。

それを、一国の総理大臣、与党の総裁が、見届けるということは、非常に大事なことです。
聞き届けるんじゃないですか。
今の最高権力者が、それを見て、「ああそうか、こういう人もいるのかと」
賛成一色に、一千人の群衆が固まったって、しょうがないんですよ、この国は。
地元では、自民党も含めて、県内の十基の原発は、廃炉ということでかたまっている。
他の政党も全部、福島県内については、廃炉と言ってるじゃないですか。
自民党だけが、自民党本部だけが、福島県内の原発を廃炉と言っていない。
県は、廃炉と言っていると。
自民党の本部は、廃炉と言わない。
だからこそ発生した、この質問、『原発廃炉に賛成ですか?反対ですか?』
これを、国民主権にとって最も大切な、尊い基本的人権を行使しようとした。
その手段を、まだ表現もしないうちに、警察官と思われる男性が、すなわち公権力を行使して、その表現をさせなかったと。

これを許してはいけないと、私たちは、自分自身の良心に問い正して、これを許していいのかと。
極めて残念な出来事ですが、これを許してはいけない。
この選挙期間中に、こういうことがあってはならない。
総理大臣があっちこっちに行けば、与党の有力な政治家が行けば、
この今の政治の在り方に対して、あるいは、憲法改正をめぐる動きに対して、原発をめぐる動きに対して、
人々が。なにか。ものを言おうとするでしょう。
その時に、ガッとこう(腕を出して押さえる動作)、言わせない。
こういうことがあって、いいはずはない、と私たちは考えます。

この質問ボードは、いまだに返却されておりません。
そして、警察と自民党に対して、5日付けで出した質問書に対して、いまだに、
なぜこういうことをやったのか、誰がやったのか、質問ボードをいまだに返さないのはどういうわけか、
全く回答しない。
ならば私たちは、こういうことを許してはいけない。ということで、警察に対して申し入れ書、自民党に対して抗議文を出しました。
これは、全国津々浦々に、この出来事は。知らされる必要があると思います。
ぜひ、皆さんの、ペンとカメラの力で、この出来事が、北は北海道、南は沖縄まで、津々浦々に至るまで、お知らせをいただきたいと思います。
以上です。
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