『特定秘密保護法』の採決の詳細
参議院議員 242人
投票総数 212
賛成 自民 110 反対欠席4
公明 20 全員
合計 130
反対 自民 1 二之湯智(←これは間違いで押したんやそうです)
民主 58
みんな 3 川田龍平 寺田典城 真山勇一
共産 11
社民 3
新党改革 1 平野達男
生活 2
無所属 3 糸数慶子 興石東(副議長) 山本太郎
合計 82
欠席および不投票
自民 3 赤池誠章 有村治子(病気) 森まさこ(担当大臣)
維新 9 全員
みんな 15 上記3名を除く
新党改革 2 荒井広幸 浜田和幸
無所属 1 山崎正昭 (議長)
さて、民主主義のちっこい芽が出てきた日本の、市民としてのお仕事開始です!
市民は、もちろん自分や家族を食べさせるために、仕事をしなければなりませんけれども、
それと同時に、自分が生まれ育っている国の政府が、いらんことせんかどうか、けったいな方向に行かんかどうか、
それをしっかりと監視し、注意し続けなあきません。
今までそのことをサボっていた市民が、あまりにも多過ぎたために、日本はえらいことになってしまってます。
もう一歩も後に引けません。
引いたらおわり、あきらめたらおわりです。
昨日、2013年12月6日。
特定秘密保護法の可決成立。
そしてさらに、
原発ゼロを見直し、再度重要電源として位置づけるという、狂気の沙汰としか言い様の無い政府の基本姿勢を打ち出され、
そしてさらにさらに、
武器輸出三原則の撤廃までもが表明されました。
そしてさらにさらにさらに、
がん登録法が成立し、国が全国の患者情報をデータベースに入れられるんやそうです。
どんだけ勝手に決めとんねん!って思うのはわたしだけでしょうか?
武器と原発を他の国に輸出することが、日本の経済成長を助ける?
地球規模の環境破壊をもたらした、世にも迷惑な原発事故の当事国がすることですか?
そんな、世にも破廉恥で浅はかな国の、国民として生きていきたいですか?
そして自分自身は、政府や警察から、徹底的に管理される……。
これまでに経験した、読んで知った、観て理解した方法を、自分なりに工夫してみてください。
闘い、なんていうたら腰が引けるって言う人もいはるでしょう。
けれども、もうこれは、闘い以外のなにものでもありません。
向こうの異常さはケタが違います。
そして、そのケタ違いの異常者らは、市民らを駒にして、戦争がしとうてたまらんのです。
弾薬も飛んで来ない、爆発も無い、普通に食べたり飲んだりできる安全な部屋で、戦争ゴッコの命令役を1日も早くやってみたいんです。
止めましょう。
どんな方法があるか、いろいろと知恵を集め合いましょう。
専門の方々に尋ねたり、勉強会を開いて教えてもらいましょう。
では、ここで、カレイドスコープさんのブログを紹介させてもらいます。
↓以下、転載はじめ
秘密保護法案は成立後、廃止に追い込むしかない
秘密法案「官権政治」強める=成立後に廃止も
(時事ドットコム 12月4日)
◇安倍人気に便乗
◇隠蔽体質、霞が関に資格なし
◇世論誘導の道具に
◇成立しても「凍結」か
◇官僚が運転、首相は「車掌さん」
◇みんなの党、姿勢に矛盾
安倍政権が、今国会成立を目指す特定秘密保護法案。
「運用を誤れば、戦後保守政治の屋台骨である、『自由』と『民権』の価値を大きく損ない、『官権政治』を強めることになる」。
田中秀征氏(たなか・しゅうせい)
長野県生まれ。73歳。
東大文、北大法卒。
1983年衆院選で初当選。
93年に自民党を離党し、武村正義氏らと新党さきがけを結成、代表代行に。
細川政権で首相特別補佐、橋本政権で経済企画庁長官を歴任。
96年の落選後も、一般人を対象とした「民権塾」を主宰、テレビ、 雑誌などで発言を続ける。
福山大客員教授。
著書に「判断力と決断力」「舵を切れ」など。
この記事は、昨日配信したメルマガに掲載されているものですが、ここに公開します。
秘密保護法案はどうなろうが、これほどの極悪法などは廃止に追い込むしかない
今日の国会議事堂前:山本太郎 参議院議員の投稿画像
昼間にも関わらず、この大人数。
また、多くの国民が、この法案の悪辣さと狂気を、知らされていないにも関わらず。
この法案をどうしても成立させたいのは、安倍晋三以外では警察官僚たち
「NHKの放送で、審議の中身を国民は知りたいのに、皆さんの大きなやじで(答弁の)声をかき消すのでは、国民の知る権利を侵している」。
4日の参院国家安全保障特別委員会で、安倍晋三首相は、特定秘密保護法案で焦点となっている「知る権利」を逆手に取り、野党側のやじを痛烈に批判した。
(時事通信 12月4日)
安倍晋三の人間性が、よく表れている発言です。
12月4日の党首討論が終わった後、お友達内閣で、前祝の豪華料理を堪能したとか。
何人かの国民が指摘していたように、参院選で過半数を取るまでは、猫をかぶっていた人間の本性が、あらわになった瞬間です。
安倍内閣は参院選後、人が変わったように、一転して国民をねじ伏せるような、強硬姿勢に転じました。
実際、衆院での強行採決の後、間髪おかずにねじ込むようにして、参院での審議に突き進んでいます。
ここでは、もう見るに堪えない光景が展開されています。
参院で紛糾する映像を見ていて、「おやっ?」と思ったのは、TPPにあれだけ反対し良識派と称されていた西田昌司参議院議員が、
両手を上げて、他の自公議員たちに、「立て!立て!」と煽っている姿が映し出されたときです。
西田議員は、結局、TPPにも賛成して、この秘密保護法案には先頭を切って、他の議員を率いているかのような動きをしています。
つまり、彼は今まで、反対派のガス抜き役を買って出た、スリーパー・エージェントだったのです。
彼は、国民を騙してきたのです。
参議院に、もはや、良識の府の面影さえも残っていません。
烏合の衆に、占拠されてしまったのです。
第三者委員会の設置を、みんなの党、維新の会と約束していたはずの安倍晋三は、
参院での審議になっても、「第三者的」機関などとノラリクラリ、曖昧な口上に徹しています。
野党議員から、
「なぜ、秘密保護法が必要なのか」、「なぜ、現行法では不十分なのか」と質問されても、
「外国との情報共有のためだ」と、同じ答弁を読み上げるばかり。
完全に勝ち誇った不敵な笑みを浮かべながら。
この法案の真の目的は、「外交・防衛」ではなく、日本を警察国家にすることである、と断言しなければなりません。
ターゲットは、最初から日本国民だったのです。
日本版NSCは、すでに成立しています。
この秘密保護法案が成立すれば、後は次々と秘密指定して、集団的自衛権の行使が可能になるように、法律の改悪に突き進んでいくでしょう。
政権の発足直後は、経済再生に重点を置いて、おいしいことを国民に約束してきた安倍政権ですが、
今では、ことごとく反故にしてしまったようです。
まるで、熱中する子供が、次の新しいおもちゃを手に入れたときのように。
こうなると、二重人格内閣と言うしかないでしょう。
これだけ繰り返し書いてきても、まだ、ノーテンキな国民は気がついていないようです。
安倍晋三は、本当に戦争をするつもりなのですよ。
そんなところに、とうとうアベノミクスのメッキがはがれてきたのです。
無制限の異次元量的金融緩和のおかげで、消費者物価は4ヵ月連続上昇、
反対に、実質賃金は、下落傾向が鮮明になってきたのです。
経済アナリストたちは、なぜ指摘しないのでしょう。
「スタグフレーションの入り口に立っている」ことを。
安倍晋三の官邸は、秘密保護法案を成立させるためなら、
「参院は荒れてもいい」、「野党なしでも審議を進めろ」と、檄を飛ばしているというのですから、
本物の狂人内閣なのでしょう。
安倍晋三の官邸とは、麻生太郎、菅義偉(官房長官)、甘利明(経済産業大臣)の4人です。
政府が行った「パブリックコメント」でも、8割が反対を表明。
安倍晋三によって、法律で定められたパブコメ募集期間を、非合法的手段によって、その半分の15日間に短縮されても、
集まった9万件の意見のうち、実に7万件が「反対」でした。
通常のパブコメの最低限の募集期間の1ヵ月なら、おそらく30万件以上の意見が寄せられ、圧倒的多数で反対表明することができたでしょう。
「どうやら完全に正気を失っているようだ。
国民の8割が反対している秘密保護法案を、安倍首相は、数の力で、強引に成立させるつもりだ」。(日刊ゲンダイ 11月30日)
常に、
「いかにして国民を騙そうか。とにかく法案を通してしまえば天下を取れる」といった、
彼らのほの暗い姦計が、手に取るように分るのです。
衆院通過前から、安倍内閣による、秘密保護法の予行演習が行われていた
すでに、参院を通過する前に、安倍内閣の閣僚たちは、まるで予行演習でもするかのように、秘密保護法の拡大解釈をしています。
石破茂においては、
「デモはテロ行為と同じ」発言の前から、
「戦争に行かない者は死刑」発言や、
「基本的人権を制限する」発言まで、
およそ民主主義を破壊するかのような、テロリズム発言の数々。
さらには、いったいどこの国のことかと疑う、「公務員による拷問」を許容するかのように、「憲法改正・自民案の36条から、拷問禁止の『絶対』が消える」など、
この政権は、間違いなく、悪魔に憑依されてしまったのです。
猪瀬都知事が、都議会で、賄賂性を追及されて追い込まれています。
とうとう、徳洲会の選挙資金の情報を、リークしたとされる能宗前事務総長が、12月3日、徳洲会への業務上背任で、逮捕されました。
そして昨日、徳田毅議員(42)の母親である、徳洲会のナンバー2、徳田秀子容疑者(75)も、公職選挙法違反の疑いで、逮捕されました。
しかし、なんと、同じ徳洲会から献金を受けていた安倍内閣の、石破茂を含む6閣僚には、捜査の手は及んでいないのです。
国民が黙っていれば、こういうことが、これから起きるのです。
この内閣は、「勝てば官軍 負ければ賊軍」とばかり、
どんな非合法な手口を使っても、勝ってしまえば俺たちの好き勝手ができる、と思っているようです。
もはや、議員バッジをつけながら、日本国民に敵対するテロリスト、と言ったほうがしっくりくるのでしょう。
ある記者が、安倍内閣の、閣僚の一人から聞いた話。
「消費税増税法案は、国民が毎日、直面することだから丁寧にやる。
秘密保護法案は、ステルス法案で、国民の目には見えないから、乱暴でも何でも決めてしまいたい。
国民はすぐに忘れるさ」
どんな角度から考えても、どんなに贔屓目に見ても、
やはり安倍内閣の閣僚たちは、狂ってしまったのでしょう。
こんなアンタッチャブルな薄汚れた連中に、この国の国土と国民が、蹂躙されているのです。
まず、日本の国民が、この機会に、しっかり身に着けるべきことは、
「絶体絶命と思える時から、本当の勝負が始まる」ということです。
明日、自公政権は、すべての野党の反対を押し切って、参院本会議で可決・成立させるつもりです。
だから?
それで終わりですか?
まったく違うのです。
冷静になって考えてみましょう。
この法案は、法律としての体裁を成してさえいないのです。
そして、法案を成立させるようと、いままでやってきたプロセスにおいて、かなりの非合法的手段を使ってきた、という事実。
この法案が成立して、いざ運用しようとしても、やればやるほど矛盾が噴出してきて、行政側は大混乱をきたすことは必至です。
下手をすれば、行政の一部が、機能停止にまで陥りかねない事態になるでしょう。
その結果、野党議員、国民、日弁連が、一斉に訴訟を起こし、廃案へとつき進むはずです。
今度こそ、国民をこれだけ騙し、愚弄した報いとして、自民党議員たちは政界から葬り去られるのです。
心配なのは、腺病質で脆弱な精神の安倍晋三は、このストレスに耐えきれなくなって、暴飲暴食を続け、
再び首相の椅子を投げ出して、トンズラしかねないことなのです。
国民は、一度は政権をすっぽかして、敵前逃亡したこの薄弱な男を、選挙で拾い上げました。
その国民に対して、警察権力を肥大化させるに任せる悪法によって、北朝鮮も真っ青の恐怖国家にしようとしているのです。
12月6日。
666の日。
自公暴走政権自らが、この法案は成立しても、廃止にする以外に道が残されていないことを、国民に広く示す記念日となるのです。
国民に牙をむく凶悪テロ政党、自民、公明が、崩壊する始まりの日になった。
参議院議員 242人
投票総数 212
賛成 自民 110 反対欠席4
公明 20 全員
合計 130
反対 自民 1 二之湯智(←これは間違いで押したんやそうです)
民主 58
みんな 3 川田龍平 寺田典城 真山勇一
共産 11
社民 3
新党改革 1 平野達男
生活 2
無所属 3 糸数慶子 興石東(副議長) 山本太郎
合計 82
欠席および不投票
自民 3 赤池誠章 有村治子(病気) 森まさこ(担当大臣)
維新 9 全員
みんな 15 上記3名を除く
新党改革 2 荒井広幸 浜田和幸
無所属 1 山崎正昭 (議長)
さて、民主主義のちっこい芽が出てきた日本の、市民としてのお仕事開始です!
市民は、もちろん自分や家族を食べさせるために、仕事をしなければなりませんけれども、
それと同時に、自分が生まれ育っている国の政府が、いらんことせんかどうか、けったいな方向に行かんかどうか、
それをしっかりと監視し、注意し続けなあきません。
今までそのことをサボっていた市民が、あまりにも多過ぎたために、日本はえらいことになってしまってます。
もう一歩も後に引けません。
引いたらおわり、あきらめたらおわりです。
昨日、2013年12月6日。
特定秘密保護法の可決成立。
そしてさらに、
原発ゼロを見直し、再度重要電源として位置づけるという、狂気の沙汰としか言い様の無い政府の基本姿勢を打ち出され、
そしてさらにさらに、
武器輸出三原則の撤廃までもが表明されました。
そしてさらにさらにさらに、
がん登録法が成立し、国が全国の患者情報をデータベースに入れられるんやそうです。
どんだけ勝手に決めとんねん!って思うのはわたしだけでしょうか?
武器と原発を他の国に輸出することが、日本の経済成長を助ける?
地球規模の環境破壊をもたらした、世にも迷惑な原発事故の当事国がすることですか?
そんな、世にも破廉恥で浅はかな国の、国民として生きていきたいですか?
そして自分自身は、政府や警察から、徹底的に管理される……。
これまでに経験した、読んで知った、観て理解した方法を、自分なりに工夫してみてください。
闘い、なんていうたら腰が引けるって言う人もいはるでしょう。
けれども、もうこれは、闘い以外のなにものでもありません。
向こうの異常さはケタが違います。
そして、そのケタ違いの異常者らは、市民らを駒にして、戦争がしとうてたまらんのです。
弾薬も飛んで来ない、爆発も無い、普通に食べたり飲んだりできる安全な部屋で、戦争ゴッコの命令役を1日も早くやってみたいんです。
止めましょう。
どんな方法があるか、いろいろと知恵を集め合いましょう。
専門の方々に尋ねたり、勉強会を開いて教えてもらいましょう。
では、ここで、カレイドスコープさんのブログを紹介させてもらいます。
↓以下、転載はじめ
秘密保護法案は成立後、廃止に追い込むしかない
秘密法案「官権政治」強める=成立後に廃止も
(時事ドットコム 12月4日)
◇安倍人気に便乗
◇隠蔽体質、霞が関に資格なし
◇世論誘導の道具に
◇成立しても「凍結」か
◇官僚が運転、首相は「車掌さん」
◇みんなの党、姿勢に矛盾
安倍政権が、今国会成立を目指す特定秘密保護法案。
「運用を誤れば、戦後保守政治の屋台骨である、『自由』と『民権』の価値を大きく損ない、『官権政治』を強めることになる」。
田中秀征氏(たなか・しゅうせい)
長野県生まれ。73歳。
東大文、北大法卒。
1983年衆院選で初当選。
93年に自民党を離党し、武村正義氏らと新党さきがけを結成、代表代行に。
細川政権で首相特別補佐、橋本政権で経済企画庁長官を歴任。
96年の落選後も、一般人を対象とした「民権塾」を主宰、テレビ、 雑誌などで発言を続ける。
福山大客員教授。
著書に「判断力と決断力」「舵を切れ」など。
この記事は、昨日配信したメルマガに掲載されているものですが、ここに公開します。
秘密保護法案はどうなろうが、これほどの極悪法などは廃止に追い込むしかない
今日の国会議事堂前:山本太郎 参議院議員の投稿画像
昼間にも関わらず、この大人数。
また、多くの国民が、この法案の悪辣さと狂気を、知らされていないにも関わらず。
この法案をどうしても成立させたいのは、安倍晋三以外では警察官僚たち
「NHKの放送で、審議の中身を国民は知りたいのに、皆さんの大きなやじで(答弁の)声をかき消すのでは、国民の知る権利を侵している」。
4日の参院国家安全保障特別委員会で、安倍晋三首相は、特定秘密保護法案で焦点となっている「知る権利」を逆手に取り、野党側のやじを痛烈に批判した。
(時事通信 12月4日)
安倍晋三の人間性が、よく表れている発言です。
12月4日の党首討論が終わった後、お友達内閣で、前祝の豪華料理を堪能したとか。
何人かの国民が指摘していたように、参院選で過半数を取るまでは、猫をかぶっていた人間の本性が、あらわになった瞬間です。
安倍内閣は参院選後、人が変わったように、一転して国民をねじ伏せるような、強硬姿勢に転じました。
実際、衆院での強行採決の後、間髪おかずにねじ込むようにして、参院での審議に突き進んでいます。
ここでは、もう見るに堪えない光景が展開されています。
参院で紛糾する映像を見ていて、「おやっ?」と思ったのは、TPPにあれだけ反対し良識派と称されていた西田昌司参議院議員が、
両手を上げて、他の自公議員たちに、「立て!立て!」と煽っている姿が映し出されたときです。
西田議員は、結局、TPPにも賛成して、この秘密保護法案には先頭を切って、他の議員を率いているかのような動きをしています。
つまり、彼は今まで、反対派のガス抜き役を買って出た、スリーパー・エージェントだったのです。
彼は、国民を騙してきたのです。
参議院に、もはや、良識の府の面影さえも残っていません。
烏合の衆に、占拠されてしまったのです。
第三者委員会の設置を、みんなの党、維新の会と約束していたはずの安倍晋三は、
参院での審議になっても、「第三者的」機関などとノラリクラリ、曖昧な口上に徹しています。
野党議員から、
「なぜ、秘密保護法が必要なのか」、「なぜ、現行法では不十分なのか」と質問されても、
「外国との情報共有のためだ」と、同じ答弁を読み上げるばかり。
完全に勝ち誇った不敵な笑みを浮かべながら。
この法案の真の目的は、「外交・防衛」ではなく、日本を警察国家にすることである、と断言しなければなりません。
ターゲットは、最初から日本国民だったのです。
日本版NSCは、すでに成立しています。
この秘密保護法案が成立すれば、後は次々と秘密指定して、集団的自衛権の行使が可能になるように、法律の改悪に突き進んでいくでしょう。
政権の発足直後は、経済再生に重点を置いて、おいしいことを国民に約束してきた安倍政権ですが、
今では、ことごとく反故にしてしまったようです。
まるで、熱中する子供が、次の新しいおもちゃを手に入れたときのように。
こうなると、二重人格内閣と言うしかないでしょう。
これだけ繰り返し書いてきても、まだ、ノーテンキな国民は気がついていないようです。
安倍晋三は、本当に戦争をするつもりなのですよ。
そんなところに、とうとうアベノミクスのメッキがはがれてきたのです。
無制限の異次元量的金融緩和のおかげで、消費者物価は4ヵ月連続上昇、
反対に、実質賃金は、下落傾向が鮮明になってきたのです。
経済アナリストたちは、なぜ指摘しないのでしょう。
「スタグフレーションの入り口に立っている」ことを。
安倍晋三の官邸は、秘密保護法案を成立させるためなら、
「参院は荒れてもいい」、「野党なしでも審議を進めろ」と、檄を飛ばしているというのですから、
本物の狂人内閣なのでしょう。
安倍晋三の官邸とは、麻生太郎、菅義偉(官房長官)、甘利明(経済産業大臣)の4人です。
政府が行った「パブリックコメント」でも、8割が反対を表明。
安倍晋三によって、法律で定められたパブコメ募集期間を、非合法的手段によって、その半分の15日間に短縮されても、
集まった9万件の意見のうち、実に7万件が「反対」でした。
通常のパブコメの最低限の募集期間の1ヵ月なら、おそらく30万件以上の意見が寄せられ、圧倒的多数で反対表明することができたでしょう。
「どうやら完全に正気を失っているようだ。
国民の8割が反対している秘密保護法案を、安倍首相は、数の力で、強引に成立させるつもりだ」。(日刊ゲンダイ 11月30日)
常に、
「いかにして国民を騙そうか。とにかく法案を通してしまえば天下を取れる」といった、
彼らのほの暗い姦計が、手に取るように分るのです。
衆院通過前から、安倍内閣による、秘密保護法の予行演習が行われていた
すでに、参院を通過する前に、安倍内閣の閣僚たちは、まるで予行演習でもするかのように、秘密保護法の拡大解釈をしています。
石破茂においては、
「デモはテロ行為と同じ」発言の前から、
「戦争に行かない者は死刑」発言や、
「基本的人権を制限する」発言まで、
およそ民主主義を破壊するかのような、テロリズム発言の数々。
さらには、いったいどこの国のことかと疑う、「公務員による拷問」を許容するかのように、「憲法改正・自民案の36条から、拷問禁止の『絶対』が消える」など、
この政権は、間違いなく、悪魔に憑依されてしまったのです。
猪瀬都知事が、都議会で、賄賂性を追及されて追い込まれています。
とうとう、徳洲会の選挙資金の情報を、リークしたとされる能宗前事務総長が、12月3日、徳洲会への業務上背任で、逮捕されました。
そして昨日、徳田毅議員(42)の母親である、徳洲会のナンバー2、徳田秀子容疑者(75)も、公職選挙法違反の疑いで、逮捕されました。
しかし、なんと、同じ徳洲会から献金を受けていた安倍内閣の、石破茂を含む6閣僚には、捜査の手は及んでいないのです。
国民が黙っていれば、こういうことが、これから起きるのです。
この内閣は、「勝てば官軍 負ければ賊軍」とばかり、
どんな非合法な手口を使っても、勝ってしまえば俺たちの好き勝手ができる、と思っているようです。
もはや、議員バッジをつけながら、日本国民に敵対するテロリスト、と言ったほうがしっくりくるのでしょう。
ある記者が、安倍内閣の、閣僚の一人から聞いた話。
「消費税増税法案は、国民が毎日、直面することだから丁寧にやる。
秘密保護法案は、ステルス法案で、国民の目には見えないから、乱暴でも何でも決めてしまいたい。
国民はすぐに忘れるさ」
どんな角度から考えても、どんなに贔屓目に見ても、
やはり安倍内閣の閣僚たちは、狂ってしまったのでしょう。
こんなアンタッチャブルな薄汚れた連中に、この国の国土と国民が、蹂躙されているのです。
まず、日本の国民が、この機会に、しっかり身に着けるべきことは、
「絶体絶命と思える時から、本当の勝負が始まる」ということです。
明日、自公政権は、すべての野党の反対を押し切って、参院本会議で可決・成立させるつもりです。
だから?
それで終わりですか?
まったく違うのです。
冷静になって考えてみましょう。
この法案は、法律としての体裁を成してさえいないのです。
そして、法案を成立させるようと、いままでやってきたプロセスにおいて、かなりの非合法的手段を使ってきた、という事実。
この法案が成立して、いざ運用しようとしても、やればやるほど矛盾が噴出してきて、行政側は大混乱をきたすことは必至です。
下手をすれば、行政の一部が、機能停止にまで陥りかねない事態になるでしょう。
その結果、野党議員、国民、日弁連が、一斉に訴訟を起こし、廃案へとつき進むはずです。
今度こそ、国民をこれだけ騙し、愚弄した報いとして、自民党議員たちは政界から葬り去られるのです。
心配なのは、腺病質で脆弱な精神の安倍晋三は、このストレスに耐えきれなくなって、暴飲暴食を続け、
再び首相の椅子を投げ出して、トンズラしかねないことなのです。
国民は、一度は政権をすっぽかして、敵前逃亡したこの薄弱な男を、選挙で拾い上げました。
その国民に対して、警察権力を肥大化させるに任せる悪法によって、北朝鮮も真っ青の恐怖国家にしようとしているのです。
12月6日。
666の日。
自公暴走政権自らが、この法案は成立しても、廃止にする以外に道が残されていないことを、国民に広く示す記念日となるのです。
国民に牙をむく凶悪テロ政党、自民、公明が、崩壊する始まりの日になった。