週刊現代(5月6・13日号)に、こんなことが書かれていました。
「北朝鮮情勢が緊迫してきてから、安倍さんはすっかり元気になった。
『ツキがまわってきた』と側近たちに話している。
『安保法も集団的自衛権もやっておいてよかっただろ。シナリオ通りだよ』とも言っていた」(官邸スタッフ)
それを読んで、胸がムカムカすると同時に、同時テロが起きてからイラク戦争に突入するまでの、テレビ画面を思い出しました。
毎朝毎晩、画面の右端に、危機アラートという温度計のようなものが提示されていて、黄色、オレンジ色、赤色と、危険が迫るにつれて、黒色の太い線が上がったり下がったりするのですが、
そんなものを毎日観ながら暮らしているうちに、赤に近づいたときに限って、何か誤魔化したいものがあるのではないかという疑問を、多くの市民が持つようになりました。
そうなってからは、誰ももう真剣に考えることがなくなり、無視するか、いい加減にしろ!と怒ったりしていました。
そしてこれ↓
「地面に伏せて頭を守って」 日本政府が北朝鮮ミサイル着弾への対処法を発表
【Sputnik News】2017年4月21日
https://jp.sputniknews.com/japan/201704213561028/
日本政府は、朝鮮民主主義人民共和国をめぐる情勢が緊迫化していることを受けて、
弾道ミサイルが、日本国内に落下した場合を想定した、対処方法を公表した。
内閣官房と総務省消防庁は、共催で、都道府県の担当者およそ70人を集めた説明会を開催。
着弾の恐れがある際は、全国瞬時警報システム(Jアラート)や防災行政無線、緊急速報メールなどで、情報伝達が行われる。
政府は、屋外にいるときは「できるだけ頑丈な建物や地下街に避難する」などと呼び掛け、
近くに適切な避難場所がないときは「物陰に身を隠すか、地面に伏せ頭部を守」り、
屋内にいる場合は「できれば窓のない部屋へ移動する」と説明している。
******* ******* ******* *******
「物陰に身を隠すか、地面に伏せ頭部を守る」って…。
日本ぐらいのものですよね、弾道ミサイルの落下と地震が起こったときの逃げ方が、ほぼ同じなのは。
ミサイルだ〜ミサイルだ〜ミサイルだ〜と、己の外交努力の怠慢さを棚に上げ、ひたすら危険を煽るだけの政府。
こんなものを出すぐらいに危機的な状況なのに、行くんでしょ?外遊。
みんなの税金をごっそり使って。
本来ならば、官邸にこもって、事態が穏便に収まるまで、対話なり交渉なりに、全力で取り組むべきなのじゃないのですか?
そして、宗主国アメリカに対して、屹然とした態度で、極東の国々の和平と発展のために尽くす国としての誇りを持って、戦争を煽るのはもうやめなさいと、叱らなければならないのではないですか?
アメリカは、戦争を煽り、ふっかけ、スウィッチを押すだけの爆弾を空から落とし、人の命や町や自然を破壊するだけして、瓦礫の山になった町の復興でまた儲けます。
アメリカ市民の頭の上から、恐ろしい爆弾が落ちてくることはありません。
だから、どれほど戦争で人殺しをしても、そのことで実際に、自分の身に何か取り返しのつかないことが起こる心配は無いのです。
でも、日本は違います。
原発という、自らが大変な被害をもたらす起爆剤を有する核施設が、領土をぐるりと囲んでいます。
政府はまず、こんなチラシを撒き散らす前に、全ての原発を止め、燃料を冷やす必要があります。
市民にはそのことを、今すぐにでもせよと、強く命令する権利があります。
防衛大臣はもちろん、安倍総理は、外遊する暇があるのなら、まず北朝鮮との対話を最優先させて、米国との緊張を和らげるための努力をするべきだと思います。
安倍首相は何かというと、最高だの高度だのと、偉そうに言葉だけは立派ですが、
警戒監視体制がどんなもので、どういうふうに働き、どんな指示がどのように国民に伝えられるのか、具体的な説明は全くありません。
原発同様、シビアアクシデントの際は、地方自治体に丸投げなのです。
あんたが「日本として毅然と対応していく」と語ったからといって、一体何がどう変わるのですか?
ミサイルが飛んでくるのに対して、日本として毅然に対応していくというのは、どういうことなんです?
記者は向こうが言うこと、することを、ただただ垂れ流しする記事を書くのはやめなさいよ。
もっと市民の側に立って、市民が見ている景色を見て、感じて、考えて書いてくださいよ。
今や一国の首相が、
『ツキがまわってきた』
『安保法も集団的自衛権もやっておいてよかっただろ。シナリオ通りだよ』
などと言って、ミサイル攻撃の可能性を得た途端、元気を回復しているのですよ。
いくらなんでも酷すぎるんじゃないですか?
「北朝鮮情勢が緊迫してきてから、安倍さんはすっかり元気になった。
『ツキがまわってきた』と側近たちに話している。
『安保法も集団的自衛権もやっておいてよかっただろ。シナリオ通りだよ』とも言っていた」(官邸スタッフ)
それを読んで、胸がムカムカすると同時に、同時テロが起きてからイラク戦争に突入するまでの、テレビ画面を思い出しました。
毎朝毎晩、画面の右端に、危機アラートという温度計のようなものが提示されていて、黄色、オレンジ色、赤色と、危険が迫るにつれて、黒色の太い線が上がったり下がったりするのですが、
そんなものを毎日観ながら暮らしているうちに、赤に近づいたときに限って、何か誤魔化したいものがあるのではないかという疑問を、多くの市民が持つようになりました。
そうなってからは、誰ももう真剣に考えることがなくなり、無視するか、いい加減にしろ!と怒ったりしていました。
そしてこれ↓
「地面に伏せて頭を守って」 日本政府が北朝鮮ミサイル着弾への対処法を発表
【Sputnik News】2017年4月21日
https://jp.sputniknews.com/japan/201704213561028/
日本政府は、朝鮮民主主義人民共和国をめぐる情勢が緊迫化していることを受けて、
弾道ミサイルが、日本国内に落下した場合を想定した、対処方法を公表した。
内閣官房と総務省消防庁は、共催で、都道府県の担当者およそ70人を集めた説明会を開催。
着弾の恐れがある際は、全国瞬時警報システム(Jアラート)や防災行政無線、緊急速報メールなどで、情報伝達が行われる。
政府は、屋外にいるときは「できるだけ頑丈な建物や地下街に避難する」などと呼び掛け、
近くに適切な避難場所がないときは「物陰に身を隠すか、地面に伏せ頭部を守」り、
屋内にいる場合は「できれば窓のない部屋へ移動する」と説明している。
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「物陰に身を隠すか、地面に伏せ頭部を守る」って…。
日本ぐらいのものですよね、弾道ミサイルの落下と地震が起こったときの逃げ方が、ほぼ同じなのは。
ミサイルだ〜ミサイルだ〜ミサイルだ〜と、己の外交努力の怠慢さを棚に上げ、ひたすら危険を煽るだけの政府。
こんなものを出すぐらいに危機的な状況なのに、行くんでしょ?外遊。
みんなの税金をごっそり使って。
本来ならば、官邸にこもって、事態が穏便に収まるまで、対話なり交渉なりに、全力で取り組むべきなのじゃないのですか?
そして、宗主国アメリカに対して、屹然とした態度で、極東の国々の和平と発展のために尽くす国としての誇りを持って、戦争を煽るのはもうやめなさいと、叱らなければならないのではないですか?
アメリカは、戦争を煽り、ふっかけ、スウィッチを押すだけの爆弾を空から落とし、人の命や町や自然を破壊するだけして、瓦礫の山になった町の復興でまた儲けます。
アメリカ市民の頭の上から、恐ろしい爆弾が落ちてくることはありません。
だから、どれほど戦争で人殺しをしても、そのことで実際に、自分の身に何か取り返しのつかないことが起こる心配は無いのです。
でも、日本は違います。
原発という、自らが大変な被害をもたらす起爆剤を有する核施設が、領土をぐるりと囲んでいます。
政府はまず、こんなチラシを撒き散らす前に、全ての原発を止め、燃料を冷やす必要があります。
市民にはそのことを、今すぐにでもせよと、強く命令する権利があります。
防衛大臣はもちろん、安倍総理は、外遊する暇があるのなら、まず北朝鮮との対話を最優先させて、米国との緊張を和らげるための努力をするべきだと思います。
安倍首相は何かというと、最高だの高度だのと、偉そうに言葉だけは立派ですが、
警戒監視体制がどんなもので、どういうふうに働き、どんな指示がどのように国民に伝えられるのか、具体的な説明は全くありません。
原発同様、シビアアクシデントの際は、地方自治体に丸投げなのです。
あんたが「日本として毅然と対応していく」と語ったからといって、一体何がどう変わるのですか?
ミサイルが飛んでくるのに対して、日本として毅然に対応していくというのは、どういうことなんです?
記者は向こうが言うこと、することを、ただただ垂れ流しする記事を書くのはやめなさいよ。
もっと市民の側に立って、市民が見ている景色を見て、感じて、考えて書いてくださいよ。
今や一国の首相が、
『ツキがまわってきた』
『安保法も集団的自衛権もやっておいてよかっただろ。シナリオ通りだよ』
などと言って、ミサイル攻撃の可能性を得た途端、元気を回復しているのですよ。
いくらなんでも酷すぎるんじゃないですか?