ディメンシオンが阪神牝馬ステークス(G2/芝1600m)に登録されました。
登録馬は16頭。全馬そのまま出走するかどうかは分かりませんが、G1・ヴィクトリアマイルの前哨戦らしく、かなり賑やかで激しいレースになりそうです。(パッと見ではみんな出走してきそう…)
登録馬16頭のうち、京都牝馬S(G3)からここへ向かうのは(東風Sを挟んだノーワン含めて)8頭。ディメンシオンは6着でしたから、少なくともサウンドキアラ、プールヴィル、アマルフィコースト、ビーチサンバといった掲示板組は逆転しなければいけません。
細かいことは最終追い切り後、枠順が決まってから考えることになりますが、何より今は、ディメンシオンが本来の調子で出走してくれることが一番の望みです。
■4/11阪神11R 阪神牝馬ステークス(G2/芝1600m)登録馬
■ZBAT!競馬@SANSPO.COM 『【大阪杯】ラッキーライラックが“名牝への道”歩むG1・3勝目!』
第64回大阪杯(4歳以上オープン、G1、芝2000m)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗のラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)が勝利。悲願のG1制覇を目指したダノンキングリーや、一昨年の有馬記念以来のG1・2勝目を狙ったブラストワンピース、一昨年の日本ダービー馬ワグネリアンなど強豪牡馬たちを撃破。2017年のG1昇格後、初の牝馬による優勝で、“名牝への道”を歩むG1・3勝目を挙げた。
ラッキーライラックは、今年の出走馬で唯一のG1・2勝馬。2歳時に阪神JFを制し、JRA賞最優秀2歳牝馬を受賞。3歳初戦のチューリップ賞以降は勝利から遠ざかったが、昨年のエリザベス女王杯で久々のG1制覇を遂げると、その後は香港ヴァーズ2着、中山記念2着と牡馬相手の重賞で好走。同馬の父は2013年の優勝馬オルフェーヴルで、親子二代制覇を達成した。
大阪杯を勝ったラッキーライラックは、父オルフェーヴル、母ライラックスアンドレース、母の父Flower Alley。戦績は15戦6勝(うち海外1戦0勝)。重賞は17年アルテミスS(G3)、阪神JF(G1)、18年チューリップ賞(G2)、昨年のエリザベス女王杯(G1)に次いで5勝目。大阪杯は管理する松永幹夫調教師は初勝利、騎乗したM.デムーロ騎手は04年ネオユニヴァース、18年スワーヴリチャードに次いで3勝目で、G1に昇格後は18年スワーヴリチャードに次いで2勝目。
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先週の高松宮記念に続いて、今週も牝馬がG1でのワンツーを達成しました。
ラッキーライラックは逃げたダノンキングリー、ダノンをぴったりマークするジナンボーのすぐ後ろをキープし、ロスなくコーナーを回って直線で抜け出す理想的な競馬。結果を見てしまえば、いとも簡単に勝ったようにも思えますが、G1でこういう競馬ができるのは、地力の高さに加えて調子が良かった証拠ですね。
タイム差なしの2着に入ったクロノジェネシスも強さを見せていましたし(ラッキーライラックとは枠順の差だけ?)、今年も本当に牝馬が良いレースをしますよねぇ… (2kgのアローワンスが牡馬にとって可哀相なぐらい(^^;))
それからですね、今回私が注目していたカデナとジナンボー、この2頭も頑張って目立ってくれました。
注目していた理由はもうバレバレだと思いますが、カデナはドゥオーモが2着に入った小倉大賞典の勝ち馬で、ジナンボーは同レースの3着馬。つまり、脳内シミュレーションとしては、もしもドゥオーモが出ていたら?と考えながら観戦をしていたわけです。
結果はカデナが死んだフリ作戦から直線でインを突いて4着、ジナンボーは果敢に先行して6着に粘ってくれましたから、もしもドゥオーモが出ていたら(小倉大賞典同様に)両馬の間に割って入る5着はあったかもしれないなぁと…
いや、まあ、これはタダのお遊び妄想ですが、これからはクレッシェンドラヴやディメンシオンだけでなく、ドゥオーモの重賞挑戦が非常に楽しみなイベントになったのは間違いないと思います!(^^)
☆スターリーソング(ウディバードソング'18 父エスポワールシチー)が"残口わずか"となりました。
☆アイルオブラヴ(ルックオブラヴ'18 父ミッキーアイル)が"残139口"となりました。
☆キャットウォーク(スイートマカロン'18 父スピルバーグ)が"残190口"となりました。
☆ゼロカラノキセキ'19 牡(父マジェスティックウォリアー)が"残289口"となりました。
☆レディバウンティフル'19 牡(父メイショウサムソン )が"残130口"となりました。
-----(広尾TCメルマガより)
次々に残口情報が更新される中、ラヴマイウェイ(ハイアーラヴ'18)については、相変わらず「募集中」サインが点灯したままになっています。
ちなみに現時点で「募集中」表示の2018年産馬はラヴマイウェイとクエストフォーラヴ(クエストフォーワンダー'18)のみになっていますが、両馬ともに『馬のデキ』に関しては他の募集馬に勝るとも劣らず、売れ行き今ひとつの原因は、やはり『牝馬で2000万円以上の価格設定』にあるのでしょう。
(名前が『ラヴ』だらけで分からなくなるから… という理由ではないと思います(^^;))
まあ、募集価格が高いか安いかはそれぞれの判断ですし、それが正解かどうかが分かるのは募集馬が競馬場で走ってから。 例えば2800万円募集のラヴマイウェイだって、もしも将来重賞を勝てば、「クレッシェンドラヴの妹なのにお買い得だった」という評価になるワケですからね。
という事で、4/3に更新されたラヴマイウェイの動画と立ち写真です。
【シュウジデイファーム在厩のラヴマイウェイ:公式HP(4/3更新分)より】
やはり、この馬が他の募集馬に比べて『今ひとつ』という印象は全くありません。
馬体は良化の余地を残しつつも、3月初旬で480kgあるというなかなかのサイズですし、程よく柔軟な歩きには走る馬の雰囲気があって、かなりの好感触だと思います。
遅生まれもあってでしょうが、前回近況では15-15のあとにスクミ気味になると伝えられましたが、坂路の動画を見ると手応えは楽ですし、脚捌きには無駄がなく効率良い走りをしているように感じます。
こういう馬が『募集中』のまま残っているのは、例年ならば私にとってありがたいことなのですが、18年産馬打ち止め宣言を出している今年に限っては、単なる目の毒なのかもしれず…
いや、せっかくこの馬がここまで残っていてくれるのですから、あと少しだけ(出来れば入厩直前まで(^^ゞ)様子を見させて頂いて、もしも今後の良化が顕著なら思い切って世代8頭目の出資馬にしてしまおうかと、何となくそんな気分になってきています(^^;)
(いやぁ、このままだと普通に出資してしまいそうな自分が怖い…)
*テスト的に投稿形式、フォントサイズなどを変えてみました。
【シュウジデイファーム在厩のバスラットレオン: 公式HP(4/3更新分)より】
ここまで適度にリフレッシュを挟みながら調教を継続してきただけあって、だいぶ馬体が締まってきた印象です。
それは単に身体つきの話だけではなく、例えば歩き姿には以前よりキビキビ感が出てきたように思いますし、全体的に身体を動かすことに対して気持ちが前向きになってきたのではないでしょうか。
その意味で、前回近況にあった「3F42秒台の登坂」が今回動画で紹介されていますが、脚取りもしっかりしているし、手応えにもまずまず余裕があって、とても良いトレーニングができているような気がします。
気性面については、もともと『比較的素直で扱いやすい』と評価されている本馬ですから、この調子でしっかりと走りを磨いていけば、目立った欠点が少ない、安定した強さを発揮する馬になってくれることでしょう。
まあ、今はバンバン乗り込んでドンドン良くなる流れが出来ているように思いますので、慌てることなくこのまま順調に過ごしていくことが、良い形でデビュー戦に向かう上での一番のポイントになりそうです。
同じ矢作厩舎のカイザーノヴァとはタイプが違いますが、どちらも非常に楽しみな状況にあると思います(^^)
*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。
【シュウジデイファーム在厩のカイザーノヴァ:公式HP(4/3更新分)より】
この馬の動画を見ると、(歩き、キャンターに関わらず)いつも気持ちが入っていると言いますか、非常に前向きで動きたくて仕方がないといった雰囲気を感じますが、見ようによってはもう少し落ち着きが欲しいとの評価になるかもしれません。
すごく能力、素質が高い反面、歯車が噛み合わないと全く思い通りにならない。。 何かのはずみでプッツンしそうな、ある種の危うさを持った馬。。 これまでは、そんな心配がないどころか、むしろ(多少敏感で警戒心が強いところがある以外は)賢くて扱いやすいとの評価をもらっているぐらいなのですが…
まあ、私の場合は『ステラリードの産駒が扱いやすいワケはない』と思いこんでいるところがありますので、このまま順調に乗り込みが続くようであれば、引き続き『何の心配もいらない』と判断して良いのでしょう。
前向きな走りもそうですが、立ち写真もすごく馬体を良く見せていると思います。
バランスの良さはもちろん、細過ぎず太過ぎずの牡馬らしい体型、鍛えられているからこその張りのある筋肉が目立っていて、これからさらにハードなトレーニングを重ねても、難なく乗り越えてくれそうな体力が備わっていると感じます。
ルーラーシップ産駒のお姉さん、パラスアテナが4/18福島で初の芝2000m戦(牝馬限定・3歳未勝利)に挑みますが、カイザーノヴァの今後占う意味でも、そろそろ勝ち上がりを決めて欲しいと思います。
(もっとも、姉と弟では全然雰囲気、タイプが違いますけれど(^^ゞ)
*広尾TC様のご厚意により、クラブ公式HP等からの情報転載の許可を頂いています。