グランソヴァールは、4月26日東京10R 鎌倉ステークス(3勝クラス・ダ1400m)にダミアン・レーン騎手で出走します。
-調教時計-
20.04.22 助 手 美南W良 5F 66.5-51.2-37.4-12.6(7) G前仕掛け
20.04.19 助 手 美南坂重 1回 55.2-40.3-26.3-13.1 馬ナリ余力
◇尾関調教師のコメント
「22日は単走で終いを強めに。先週までは少し重めに映っていましたが、今週は反応が良くなり動きも良かったです。掛かるというよりは活力が漲ってきた印象で、いい状態でレースを迎えられると思います。ここは得意の条件でもありますので、まずは(除外されることなく)入れて良かったです」
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グランソヴァールの出走が確定しました。レースは4/26東京10R 鎌倉ステークス(3勝C・ダ1400m)で、前走直後に想定した通りの出走になります。改めてになりますが、一時は心配された『まさかの除外』にならずに済んで何よりです。(水曜のクラブ想定で『出走希望馬18頭』となっていたので大丈夫とは思っていましたが、世の中油断は禁物ですから)
最終追い切りは美浦南ウッドを5Fから、66.5-51.2-37.4-12.6秒をゴール前仕掛けてマーク。終いが12.6秒と、いつもの最終追い切りよりかかっているようにも思えますが、全体では66.5秒が出ていますし、一杯に追っての時計ではないので気にしなくても良いでしょう。まあ、そもそも尾関先生が「反応が良くなり動きも良かった、いい状態でレースを迎えられる」と仰っている時点で、それ以上私が心配しても意味はないですしね。
あとは当日、普段通りの競馬ができるかどうか。。D.レーン騎手に文句があろうはずがないですが、テン乗りはテン乗りですから不安がゼロではありません。あの武豊騎手がレース後に「乗りやすい馬」とコメントしたように、グランソヴァールにはおかしなクセが無いので大丈夫とは思いますが、まあ、それも含めて全てを乗り越えてこそのオープン入りです。チャンスが巡ってきているのは確かですから、コチラも気合を入れて応援したいと思います!
**2020.4.26 東京10R 鎌倉ステークス(3勝C/ハンデ/ダ1400m)出走馬**
栗東トレセン在厩のマーテルは、22日にゲート試験に合格しています。
◇武幸調教師のコメント
「素直な馬でスッと反応が良く、上手にゲートを出てくれました。飼葉をしっかりと食べて、馬体重は先週から8kg増の448kgになりましたが、まだトモなどにボリュームが欲しい印象ですので、近日中に再び宇治田原優駿ステーブルへ放牧に出し、さらに乗り込み量を積んでいきましょう。能力はありそうですから、慌てず大切に育てていきたいと考えます」
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マーテルがゲート試験に合格してくれました。先週時点では「発進がひと息」との話もありましたが、さすがに不合格になるような問題ではなかったという事ですね。入厩後2週間でキッチリ結果を出してくれたのは、計算通りに事が運んだという意味で大きなことですし、今後に向けてとても良い兆候だと思います。
出資馬がゲート試験に合格するたびに思いますが、いつか受かると分かってはいても、実際に合格するとやはり嬉しいですし、『これでいよいよデビュー戦に向かうぞ!』と、身が引き締まるような気がします。マーテルの場合は一旦外厩に出ることになりますが、次にトレセンに戻る時は、デビュー戦をはっきり意識することになりますからね。
という事で、あとしばらくは宇治田原優駿ステーブルでしっかり乗り込んでもらうわけですが、それにあたっての幸四郎先生のコメントが相当にイイ感じじゃないでしょうか。
「能力はありそうなので慌てず大切に育てたい」
こういう事を言われると、弱いんですよねぇ、私って。。ゥットリ(´ー`*)。・:*:・ポワァァン
とにかくですね、22日にゲート試験に受かった主なライバルたちの情報を下に載せておきますが、ラッキーライラックの半弟などと並んで、マーテルも米国G1馬の孫娘として紹介されています。これからは強敵たちとの戦いが本格化していきますが、その大前提として、そう遠くない将来、いい状態で再入厩を果たしてもらわなければイケマセン(^^)
■ZBAT!競馬 『22日栗東でラッキーライラックの半弟など14頭の2歳馬がゲート合格』
4月22日(水)の栗東トレセンでは、2歳馬14頭がゲート試験に合格。デビューへの関門を突破した。
グランメテオール(母ライラックスアンドレース、牡、松永幹)
半姉ラッキーライラックは2020年大阪杯などG1を3勝
サンバデジャネイロ(母ラフィカ、牝、奥村豊)
半姉エアパスカルは2008年チューリップ賞・G3の勝ち馬
マーテル(母マルヴァーンスプリング、牝、武幸)
祖母Chelsey Flowerは1996年フラワーボウルH・米G1の勝ち馬
モントライゼ(母ムーングロウ、牡、松永幹)
おじのMediceanは2001年エクリプスSなど英G1を2勝
カイゼリンの2018(牡、池江寿)
いとこに2018年ダービー馬のワグネリアン
ケンホープの2018(牡、藤岡健)
半姉プールヴィルは2019年フィリーズレビュー・G2の勝ち馬
ジュエラーの2018(牝、藤岡健)
母は2016年の桜花賞馬
ダークサファイアの2018(牡、高柳大)
おじにサウスヴィグラス
美浦トレセン在厩のカナロアガールは、23日朝、ウッドで時計をマークしています。
-調教時計-
20.04.23 江田勇 美南W稍 5F 68.4-53.7-39.6-12.8(6) 強めに追う
ラテールプロミーズ(障オープン)馬ナリの外0.6秒先行同入
◇田村調教師のコメント
「23日は坂路でのウォーミングアップ後にウッドチップコースへ。先行して馬なりでサーッと併入する形となりました。レースは5月9日新潟8R 1勝クラス(芝1800m)、もしくは10日新潟8R 1勝クラス・牝(芝1600m)あたりを意識していきたいです。鞍上は藤田菜七子騎手で調整中です」
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先週水曜の近況時点では、「『2回東京(又は1回新潟)で復帰』との方針は、一旦、白紙になった」と理解したのですが、その後の獣医師チェックでGOサインが出たようで、早速、17日に美浦トレセンに戻ってくれました。そして今回、目標レースは5/9または5/10の新潟(1800mか牝馬限定1600m)と明らかになりましたし、あとはレース当日に向けてしっかり調子を上げていくだけですね。
鞍上に関しては、カナロアガールは脚の使いどころが難しいので、タイプ的に菜七子騎手が合うかどうかは微妙な気もしますが、そこは何とかうまく導いてもらうしかありません。明らかなメリットとして斤量の恩恵もありますし、今までと違った一面をテン乗り菜七子が引き出してくれるかもしれませんしね。
話は変わりますが、先週15日の夕方、本馬の近親であるスマイリンフィットが亡くなりました。アクシデントによる頸椎骨折が原因であり、懸命の治療及ばず安楽死となったとのことで、まずは心からご冥福をお祈りしたいと思います。
ちなみに両馬の関係ですが、カナロアガールの母サンデーローザがスマイリンフィットの母スマイリンアスクの姉、つまりスマイリンフィットはカナロアガールの従妹にあたります。今回のことはあまりにも突然でしたが、カナロアガールには従妹の分まで無事に競争生活を全うしてもらいたい。。そしていずれは繁殖に上がり、ファミリーの血筋を後世に残して欲しいと思いますm(_ _)m
栗東トレセン在厩のディメンシオンは、中間はプールなど軽めの調整に終始しています。
◇藤原英調教師のコメント
「通常のレースの疲れとはいえ、まだ幾らか尾を引いている感じ。よって少し楽をさせて様子を見ています。5月17日東京11R ヴィクトリアマイル(G1・芝1600m)は、これまでずっと狙ってきた大目標ですからね。レースまでまだ時間があることですし、引き続き、そこをめざして調整を進めていければと思います。今週末の競馬が終われば、おおよその出走状況が見えてくるのではないでしょうか」
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多少、疲れが尾を引いているとのことですが、目標のヴィクトリアマイルまではまだ時間もありますし、最終的にはきちんと間に合ってくれるでしょう。何しろ藤原先生が、「これまでずっと狙ってきた大目標、そこをめざして調整を進める」と気合充分に仰っているのですから、ゴチャゴチャ心配せずに全てをお任せするのが一番でしょう。
あとは、やはり出走枠に入れるかどうかですが…。先週から今週にかけての想定情報からすると、個人的には『多分出走可能では?』と思っています。さすがに藤原先生はまだ慎重な姿勢を崩していませんが、前向きな可能性を感じているからこそ気合が入っている面はあるでしょうし。。今週末の競馬が終わった時にどんな状況になっているのか、多少不安でもあり、楽しみでもあり、といったところです。
【4/11阪神11R 阪神牝馬Sでのディメンシオン:公式HPより】
栗東トレセン在厩のドゥオーモは、坂路を中心に追い切り本数を消化しています。
-調教時計-
20.04.22 助 手 栗東坂稍 1回 55.0-39.9-26.0-13.1 強めに追う
20.04.19 助 手 栗東坂稍 1回 60.2-44.5-29.2-13.8 馬ナリ余力
◇野中調教師のコメント
「順調に追い切りを積むことができており、トモの緩さについても徐々に解消へと向かいつつある様子。この調子で来週、再来週と進めていければ、コンディションが整ってくるものと思われます。目標レースは5月10日新潟11R 新潟大賞典(G3・芝2000m)、鞍上は小倉時に引き続き、勝浦正樹騎手を予定しています」
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追い切りに関しては、16日にマークした5F 56.0-40.7-26.6-13.3秒から少し時計を詰めてきました。もともと坂路で驚くような時計を出すタイプではないですし、「トモの緩さは徐々に解消へと向かいつつある」のであれば、新潟大賞典までにはきっと態勢も整ってくるでしょう。
これはドゥオーモに限らずですが、当然ながら、重賞を勝つチャンスがゴロゴロ転がっているわけではありません。それだけに、限られたチャンスを逃さず勝つことができるかどうか…。細かいことはいろいろあるでしょうが、今は勢いに乗ることも大事な気がします。小倉で結成された勝浦騎手とのコンビも継続するようですし、ここは一気に勝ち切ってしまいたいところです!