チェルシー(クエストフォーワンダー’21)
模範となる従順で賢明な愛娘、多彩なステージに満面の笑顔を咲かす。
◇牝1歳 鹿毛 2021.04.26生 新冠産(パカパカファーム)
◇父:サトノアラジン 母:クエストフォーワンダー (母の父:マクフィ)
◇美浦・中舘英二厩舎予定
◇販売総額 1,800万円 / 総口数 2000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:CC型
◇Point!:小顔で愛らしく、牝馬ということもあってコンパクトに纏まったシルエット。全兄とはまた異なり、風貌は母にとても似ており、放牧地では元気よく頻繁に模擬レースを繰り広げているため筋肉の発達が素晴らしく、パワフルな馬体へと育ってきている。人と接することが大好きな従順で賢いタイプゆえに、他馬たちのマナーの模範となった本馬。誰とでも仲良くなれる性格は競走馬として頼もしく、これからの成長が楽しみでならない。マイル、クラシックディスタンス双方で勝利と幅広い対応を見せた母同様、オールラウンダーとしての活躍が望まれる。
◇最新近況(2023/3/31):ファンタストクラブ内木村牧場在厩。おもに屋内ダートコースでハロン20~25秒ペースのキャンター2500~3000mを消化。週1回、屋根付き坂路でハロン14~18秒ペースのキャンター1本を乗り込まれています。
「馬なりで終いのみ14秒前後を上限に強弱をつけて乗り進めているところ。普段のペースを少しだけ上げるなどして成長と調教のバランスを取りながら、大事な5~6月の時期にしっかりと攻めていける体づくりに努めています。調教師によれば、『父の産駒にしては軽快さがあり、走りそうな雰囲気がありますね』とのこと。今後は開放となる屋外の坂路にも入れていく予定です」(川嶋担当)
【ファンタストクラブ在厩のチェルシー:公式HP(2023/3/27更新)より】
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昨日の中山5R 3歳未勝利(芝2000m)でセントアイヴスが5着となりましたので、改めて全妹であるチェルシー(クエストフォーワンダー’21)の動向に注目してみたところ、前回(3/31)近況で中舘先生の『父の産駒にしては軽快さがあり、走りそうな雰囲気がある』とのコメントが紹介されるなど、とても順調に来ているんですよね。
馬体は3月中旬測定で450kgですから全兄よりふた回りはコンパクトですが、写真を見るとしっかり肉付きがあって線の細さを感じませんし、既に2勝を挙げている半兄ウィンダミア(父ミッキーアイル)が438kgデビューだったことを考えれば、クエストフォーワンダー産駒としては、むしろこのぐらいのサイズの方が良い気もしてきます。
3/24に更新された動画を見ると、確かにウィンダミアぐらい走ってもおかしくない雰囲気がありますし、この馬が今も『募集中』表記のままなのは、馬のデキと言うより全兄が未勝利戦で苦労しているら…じゃないかと思えてきます(^^;)
未勝利戦の5着が売れ行きをガラッと変えるほどのインパクトを与えるモノかどうかはさて置いて、セントアイヴスの昨日の走りや3勝目が近そうなウィンダミアの現状を見ると、クエストフォーワンダー産駒は時間の経過とともに成長し強くなっていく…と考えられますし、であれば、チェルシーは比較的デビューが近い即戦力として現実的な選択肢になるんじゃないかと…。
実際に出資に踏み切るには他の要素(もう21年産はお腹いっぱいなど)も絡んできますので、かく言う私もそれだけで飛びつくことにはならないわけですが、チェルシーに関しては、もう少し売れても良い馬だなぁ…と改めて感じました(^^ゞ
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