netkeiba.com『【米・BCフィリー&メアターフ結果】川田将雅騎手騎乗ラヴズオンリーユーが日本馬初のBC優勝!』
現地時間6日、アメリカのデルマー競馬場で行われたブリーダーズカップフィリー&メアターフ(3歳上・牝・G1・芝2200m・1着賞金104万米ドル)は、好位馬群でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の1番人気ラヴズオンリーユー(牝5、栗東・矢作芳人厩舎)が、直線の追い比べで8番人気マイシスターナット(牝6、米・C.ブラウン厩舎)と、2番人気ウォーライクゴッデス(牝4、米・W.モット厩舎)の間を割って抜け出し優勝した。勝ちタイムは2分13秒87(良)。
1/2馬身差の2着に8番人気マイシスターナット(牝6、米・C.ブラウン厩舎)、さらにアタマ差の3着に2番人気ウォーライクゴッデス(牝4、米・W.モット厩舎)が入った。なお、3番人気ラブ(牝4、愛・A.オブライエン厩舎)は4着に終わった。
勝ったラヴズオンリーユーは、父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー、その父Storm Catという血統。これで19年オークス、4月のクイーンエリザベスII世C(香港)に続くG1・3勝目。日本調教馬初のブリーダーズカップ優勝という偉業を達成した。
netkeiba.com『【米・BCディスタフ結果】マルシュロレーヌが米国勢を降す!日本馬初の海外ダートG1制覇!』
現地時間6日、アメリカのデルマー競馬場で行われたブリーダーズカップディスタフ(3歳上・牝・G1・ダ1800m・1着賞金104万米ドル)は、序盤は後方に位置したO.マーフィー騎手騎乗のマルシュロレーヌ(牝5、栗東・矢作芳人厩舎)が、捲るように進出して4コーナーで先頭に立つと、内から迫ったダンバーロード(牝5、米・C.ブラウン厩舎)との大接戦を制し、これをハナ差退けて優勝した。勝ちタイムは1分47秒67(良)。
さらに1/2馬身差の3着にマラサート(牝3、米・T.プレッチャー厩舎)が入った。
勝ったマルシュロレーヌは、父オルフェーヴル、母ヴィートマルシェ、その父フレンチデピュティという血統。並み居るアメリカ勢を見事降し、日本調教馬として初となる海外ダートG1制覇の快挙を成し遂げた。自身にとってもG1は初制覇。管理する矢作芳人調教師はラヴズオンリーユーに続いて本日ブリーダーズカップ2勝目となった。
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昨日、キングエルメスが京王杯2歳Sを勝ち、改めて矢作厩舎の底力を噛みしめていたところ、なんと日本時間の本日早朝、アメリカではブリーダーズカップ2勝というとんでもないパフォーンスを見せてくれました。GCの中継でご覧になった方も多いと思いますが、ラヴズオンリーユーもマルシュロレーヌも臆することなく積極的に勝ちに行った結果、本当に堂々たる勝利だっただけに、関係者の喜びも大きかったのではないでしょうか。
いや、正直なところ、ラヴズオンリーユーは勝つかもしれないと思っていたのですが、スピード重視、テンから飛ばして脱落したら負け、みたいなアメリカのダートでマルシュロレーヌが勝つとは…。マルシュロレーヌ自身が芝からの転向組で、スピードへの対応に不安はなかったかもしれませんが、それにしてもBCで勝負と考えたこと自体が大したものだと思います。
うーむ。。これはひょっとしたら、来年のBCマイルにはバスラットレオンを、とか考えていたりして…。アメリカは遠いので、できれば香港が良かったのですが… とまあ、勝手な妄想話は別にしまして、とにかく矢作厩舎の勢いが止まらないことには驚かされます。(コントレイルもJCは勝つかもしれないっすね)
こうなると、ステラエージェント’21、GemGem’20の矢作厩舎馬2頭も、お値段高過ぎ!とか言うわりには人気が落ちないのかもしれません。値段度外視、他の口数を絞ってでも矢作セレクト馬に出資したい、という方も多そうですしね。
いろいろと考えることが多くて大変ですが、やはり、ステラエージェント’21とGemGem’20を無視することはできない感じになってきました。まあ、出資申込み解禁まであと2週間ほどありますから、引き続き慌てず冷静に検討したいと思いますm(_ _)m
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