不平不満は、どんな所、どんな場所でも、存在します。
口に出して、言えれば、少しは、解消される物ですが、口に出すことさえ、出来ない事も多いものです。
陶芸教室を始めて、早15年以上になります。
その間、生徒さんから、色々不平不満を、聞く機会がありました。
入会される、6~7割りの方は、陶芸の初心者です。1割程度の方が、何処かで体験をされた方で、
残り2~3割の方が、他で習って、移って来た人達です。
不平不満は、この様に、移って来た人から、聞いた話で、我々教える側にも、大いに
役に立つ話ですので、ここで、公開したいと思います。
(不平不満は、我慢するか、其処を止めるしかありません。移る人は、その後者の方が、多いです)
内容は、以下の様な事柄です。
1) 教えてくれない。
2) 過干渉過ぎる。
3) 聞いた事に、答えてくれない。
4) 先生の言う事が、解からない。話がくどい。答えが返ってこない。
5) 理由も言わずに、禁止事項が多い。
6) 自分の作りたい様に、作れない。
7) その他(先生に盗作された。先生の要求が大きい。展示会出品を強要される。)
以下 順次お話し、致します。
1) 教えてくれない。
① 教わる側の人数が多く、個人への教えが、十分ではない。
教わる側にも、飲み込みの速い人、遅い人と個人差が大きく、遅い人は、置いて行かれる事も
多く、本人は、教えてくれないと、思い込みます。
② 私だけ、教えてくれない。(その事が、言い出し難い)
他の人は、出来るのに、自分は出来ない。
個人指導であっても、その事を、教えたのか、教えなかったのか、教える側も、
憶えていない事も、多いものです。解かっていると、思い込む場合も有ります。
常々、何でも質問できる、雰囲気を作って置きたいものです。
又、集団での指導では、一度休んだ人に対して、ホロー(補習)は難しいです。
③ 手本を見せてくれない(やってくれない)
どの様にするのか、やってみて下さいと言っても、言葉だけで、説明する。
お手本を示せれば、良いのですが、教える側に、自信がない場合や、時間的に、余裕が無く、
出来ない場合も有ります。
④ 先生が途中でいなくなる。(無断で消える)
時々生徒をほったらかして、姿を消す、先生もいるそうです。
ベテランの方は、先生がいない方が、伸び伸び出来る場合も、有りますので、これも一つの
教え方かも知れません。
2) 先生(指導者)が、手を出し過ぎる。
1)とは逆に、過干渉の場合です。
教える側からすると、かなり難しい問題です。
① 一般に、男性は、全てを自分でやりたがります。
例え失敗しても、いいから自分一人でやり、言葉で説明してくれるだけで十分と、言う人もいます。
しかし、初心者に、言葉だけや、手本を示すだけでは、作品は出来ません。
特に電動轆轤の場合には、生徒の作品に、手を加えずに、完成させる事は、不可能と
思ってください。作品が一つも出来ずに、帰る事は、本人も納得出来ないと、思います。
② 女性の方は、一般に、先生に頼りたがります。
作品が「振れ」て来たら、そのままで待っている事も、多いです。
支持待ちの方も、時々見受けられます。
③ 過干渉かどうかは、生徒さんによって違います。
それ故、その生徒さんの、性格を把握してから、手を出すか否かを、決めます。
実際は、手を出した際、相手が嫌がる素振りを、見せるかどうかで、決めます。
嫌がる様子でしたら、なるべく、見守る様にします。(口での指導も出来るだけ控える。)
以下 次回に続きます。
陶芸教室の不平不満
口に出して、言えれば、少しは、解消される物ですが、口に出すことさえ、出来ない事も多いものです。
陶芸教室を始めて、早15年以上になります。
その間、生徒さんから、色々不平不満を、聞く機会がありました。
入会される、6~7割りの方は、陶芸の初心者です。1割程度の方が、何処かで体験をされた方で、
残り2~3割の方が、他で習って、移って来た人達です。
不平不満は、この様に、移って来た人から、聞いた話で、我々教える側にも、大いに
役に立つ話ですので、ここで、公開したいと思います。
(不平不満は、我慢するか、其処を止めるしかありません。移る人は、その後者の方が、多いです)
内容は、以下の様な事柄です。
1) 教えてくれない。
2) 過干渉過ぎる。
3) 聞いた事に、答えてくれない。
4) 先生の言う事が、解からない。話がくどい。答えが返ってこない。
5) 理由も言わずに、禁止事項が多い。
6) 自分の作りたい様に、作れない。
7) その他(先生に盗作された。先生の要求が大きい。展示会出品を強要される。)
以下 順次お話し、致します。
1) 教えてくれない。
① 教わる側の人数が多く、個人への教えが、十分ではない。
教わる側にも、飲み込みの速い人、遅い人と個人差が大きく、遅い人は、置いて行かれる事も
多く、本人は、教えてくれないと、思い込みます。
② 私だけ、教えてくれない。(その事が、言い出し難い)
他の人は、出来るのに、自分は出来ない。
個人指導であっても、その事を、教えたのか、教えなかったのか、教える側も、
憶えていない事も、多いものです。解かっていると、思い込む場合も有ります。
常々、何でも質問できる、雰囲気を作って置きたいものです。
又、集団での指導では、一度休んだ人に対して、ホロー(補習)は難しいです。
③ 手本を見せてくれない(やってくれない)
どの様にするのか、やってみて下さいと言っても、言葉だけで、説明する。
お手本を示せれば、良いのですが、教える側に、自信がない場合や、時間的に、余裕が無く、
出来ない場合も有ります。
④ 先生が途中でいなくなる。(無断で消える)
時々生徒をほったらかして、姿を消す、先生もいるそうです。
ベテランの方は、先生がいない方が、伸び伸び出来る場合も、有りますので、これも一つの
教え方かも知れません。
2) 先生(指導者)が、手を出し過ぎる。
1)とは逆に、過干渉の場合です。
教える側からすると、かなり難しい問題です。
① 一般に、男性は、全てを自分でやりたがります。
例え失敗しても、いいから自分一人でやり、言葉で説明してくれるだけで十分と、言う人もいます。
しかし、初心者に、言葉だけや、手本を示すだけでは、作品は出来ません。
特に電動轆轤の場合には、生徒の作品に、手を加えずに、完成させる事は、不可能と
思ってください。作品が一つも出来ずに、帰る事は、本人も納得出来ないと、思います。
② 女性の方は、一般に、先生に頼りたがります。
作品が「振れ」て来たら、そのままで待っている事も、多いです。
支持待ちの方も、時々見受けられます。
③ 過干渉かどうかは、生徒さんによって違います。
それ故、その生徒さんの、性格を把握してから、手を出すか否かを、決めます。
実際は、手を出した際、相手が嫌がる素振りを、見せるかどうかで、決めます。
嫌がる様子でしたら、なるべく、見守る様にします。(口での指導も出来るだけ控える。)
以下 次回に続きます。
陶芸教室の不平不満