前回に引き続き、作品の「評価」に付いて、述べます。
3) 第三者の「評価」
ここで言う 第三者とは、家族(特に配偶者)、友達、仲間、作品を買ってくれる、顧客等事です。
陶芸展、公募展等、作品を審査し、入賞など決める人も、第三者ですが、それは別の項で、述べます。
① 家族は、一番の辛口を述べる「批評者」です。
実際に、その作品を、使う立場の人ですので、「使い難い物」「不用な物」「要求に合わない物」
「色の悪い物」(料理に不似合いな色)等と、遠慮のない意見を言います。
作者が女性でも、食器などは、その配偶者や、子供達が使う事になり、「使いかっての悪い物」
には、批判的で、「こうした方が良い」と言う、要望もあります。
(実は、この事が、次に、良い作品を作ろうとする、原動力に成るのですが、聞きたくない事
でもあります。)
特に配偶者や、大きくなった子供達は、悪い所を、指摘し、「評判」も良くないのが、普通で、
めったに、褒めてもらえないのが、残念ですが、一般的な現象です。
② 友達、仲間も「批評者」ですが、中々、本音で「評価」してくれません。
特に「プレゼント」された作品は、その場では、喜んで貰えますが、(評価が良い)
本音がわかりません。作品は使って貰えない事も、あるかも知れません。
又、こちらの、想定していた使い方と、全く違う使い方をする場合も、多々有ります。
・ 相手に渡った、作品の使い方は、先方の希望する様に、使って貰うのが、一番です。
そこまで気にしない事が、よいのかも知れませんが・・・。
③ 作品を買う顧客
陶芸家として、本業で作品を作る人は、勿論、趣味人の作品を、購入してくれる人がいれば、
その顧客は、貴方の作品を「評価」し、その評価に見合う金銭を、払う事に成ります。
・ いかに褒めてくれても、買わない人より、どんなに悪評でも、購入する人の方が、本音で
「評価」しているはずです。購入者の悪評は、何よりも大事な意見です。
そんなに悪ければ、「買ってくれるな」「売るのはお断りだ」と喧嘩するのは、論外です。
場合に拠っては、少しでも安く購入したい為に、わざと悪い所を、言い立てて居る場合も有ります。
但し購入者が、親戚など、知り合いの場合には、「評価」を割り引いて、考えなければ、
成りません。「評価」が、甘くなっています。
以下 次回に続きます。
陶芸作品の評価
3) 第三者の「評価」
ここで言う 第三者とは、家族(特に配偶者)、友達、仲間、作品を買ってくれる、顧客等事です。
陶芸展、公募展等、作品を審査し、入賞など決める人も、第三者ですが、それは別の項で、述べます。
① 家族は、一番の辛口を述べる「批評者」です。
実際に、その作品を、使う立場の人ですので、「使い難い物」「不用な物」「要求に合わない物」
「色の悪い物」(料理に不似合いな色)等と、遠慮のない意見を言います。
作者が女性でも、食器などは、その配偶者や、子供達が使う事になり、「使いかっての悪い物」
には、批判的で、「こうした方が良い」と言う、要望もあります。
(実は、この事が、次に、良い作品を作ろうとする、原動力に成るのですが、聞きたくない事
でもあります。)
特に配偶者や、大きくなった子供達は、悪い所を、指摘し、「評判」も良くないのが、普通で、
めったに、褒めてもらえないのが、残念ですが、一般的な現象です。
② 友達、仲間も「批評者」ですが、中々、本音で「評価」してくれません。
特に「プレゼント」された作品は、その場では、喜んで貰えますが、(評価が良い)
本音がわかりません。作品は使って貰えない事も、あるかも知れません。
又、こちらの、想定していた使い方と、全く違う使い方をする場合も、多々有ります。
・ 相手に渡った、作品の使い方は、先方の希望する様に、使って貰うのが、一番です。
そこまで気にしない事が、よいのかも知れませんが・・・。
③ 作品を買う顧客
陶芸家として、本業で作品を作る人は、勿論、趣味人の作品を、購入してくれる人がいれば、
その顧客は、貴方の作品を「評価」し、その評価に見合う金銭を、払う事に成ります。
・ いかに褒めてくれても、買わない人より、どんなに悪評でも、購入する人の方が、本音で
「評価」しているはずです。購入者の悪評は、何よりも大事な意見です。
そんなに悪ければ、「買ってくれるな」「売るのはお断りだ」と喧嘩するのは、論外です。
場合に拠っては、少しでも安く購入したい為に、わざと悪い所を、言い立てて居る場合も有ります。
但し購入者が、親戚など、知り合いの場合には、「評価」を割り引いて、考えなければ、
成りません。「評価」が、甘くなっています。
以下 次回に続きます。
陶芸作品の評価