話前回に引き続き、生徒さん達の、思っている、不平不満について述べます。
7) その他の不満
① 先生に盗作された。
以前、数年在籍した、他の陶芸教室から、移って来た人がいました。
その教室を止めた理由が、「先生に盗作された」、為との事です。
話を聞いてみると、その教室で、毎年開催する、作陶展(発表会)が近ずくある日、教室に出ると、
自分が作った作品と、同じ物が有ったそうです。
形、大きさ共、瓜二つで、作者は先生との事でした。
そこで、先生に盗作されたと思い、展示会に両作品が出品されれば、自分が先生の作品を、
真似したと思われるはずだと思い、展示会前に、教室を止めたとの事です。
・ ここで、少し考えて見ましょう。実際に先生は盗作して、展示会に出品しようとしたのでしょうか?
私の見方では、ある理由によって、同じ物を作らざるを、得なかったのだと思います。
即ち、生徒さんの作品が、不注意により、誰かが、破損させてしまったのでは、ないかと思います。
こんな場合、素直に事実を述べ、謝れば良いのですが、作り直す時間が無いとかの理由で、
先生が内緒で、作り替える事で、対応しようとしたと、思われます。
それが、たまたま出席した、本人に見つかってしまった、と言うのが実情では、ないでしょうか。
・ 内緒の話ですが、先生が、生徒の作品を、作り直して仕舞う場合も、有る様です。
・ 素焼前の、天日干し中に、急な雷雨で、作品が溶けてしまって、困り果て、急いで、先生が
同じ作品を、作るハメに成った、と言う話を聞いた事が有ります。
・ 結婚式で両親に、陶器の「プレゼント」をしたい方が、増えています。
(大抵は、陶芸体験で、作る方が多いです。) この場合、作品の失敗は、許せません。
時間的余裕もない事が多いです。初心者は、確実に失敗なく出来上がると、思います。
陶芸をある程度やられた方は、解かると思いますが、陶芸には、失敗がつき物です。
窯から出して、初めて、上手く出来たかの評価が下せます。
それ故、作品に「ひび」や「割れ」が出来ない様に、生徒さんが帰った後、
点検、確認、場合により、補修する必要が有ります。
「ひび」や「割れ」が出来て、補修では済まされない時は、先生が作り直す場合も生じます。
(そっくり同じ様に作る事は、ある程度技術がないと、出来ませんが・・)
それを、するかしないか(良いか、悪いか)は、判断の分かれる所です。
但し、作り直した事が、絶対に「バレナイ」事が条件です。
以下 次回に続きます。
陶芸の四方山話 盗作
7) その他の不満
① 先生に盗作された。
以前、数年在籍した、他の陶芸教室から、移って来た人がいました。
その教室を止めた理由が、「先生に盗作された」、為との事です。
話を聞いてみると、その教室で、毎年開催する、作陶展(発表会)が近ずくある日、教室に出ると、
自分が作った作品と、同じ物が有ったそうです。
形、大きさ共、瓜二つで、作者は先生との事でした。
そこで、先生に盗作されたと思い、展示会に両作品が出品されれば、自分が先生の作品を、
真似したと思われるはずだと思い、展示会前に、教室を止めたとの事です。
・ ここで、少し考えて見ましょう。実際に先生は盗作して、展示会に出品しようとしたのでしょうか?
私の見方では、ある理由によって、同じ物を作らざるを、得なかったのだと思います。
即ち、生徒さんの作品が、不注意により、誰かが、破損させてしまったのでは、ないかと思います。
こんな場合、素直に事実を述べ、謝れば良いのですが、作り直す時間が無いとかの理由で、
先生が内緒で、作り替える事で、対応しようとしたと、思われます。
それが、たまたま出席した、本人に見つかってしまった、と言うのが実情では、ないでしょうか。
・ 内緒の話ですが、先生が、生徒の作品を、作り直して仕舞う場合も、有る様です。
・ 素焼前の、天日干し中に、急な雷雨で、作品が溶けてしまって、困り果て、急いで、先生が
同じ作品を、作るハメに成った、と言う話を聞いた事が有ります。
・ 結婚式で両親に、陶器の「プレゼント」をしたい方が、増えています。
(大抵は、陶芸体験で、作る方が多いです。) この場合、作品の失敗は、許せません。
時間的余裕もない事が多いです。初心者は、確実に失敗なく出来上がると、思います。
陶芸をある程度やられた方は、解かると思いますが、陶芸には、失敗がつき物です。
窯から出して、初めて、上手く出来たかの評価が下せます。
それ故、作品に「ひび」や「割れ」が出来ない様に、生徒さんが帰った後、
点検、確認、場合により、補修する必要が有ります。
「ひび」や「割れ」が出来て、補修では済まされない時は、先生が作り直す場合も生じます。
(そっくり同じ様に作る事は、ある程度技術がないと、出来ませんが・・)
それを、するかしないか(良いか、悪いか)は、判断の分かれる所です。
但し、作り直した事が、絶対に「バレナイ」事が条件です。
以下 次回に続きます。
陶芸の四方山話 盗作