わ! かった陶芸 (明窓窯)

 作陶や技術的方法、疑問、質問など陶芸全般 
 特に電動轆轤技法、各種装飾方法、釉薬などについてお話します。

粘土の種類と特徴( 信楽3ー赤色系)

2009-09-07 21:24:52 | 陶芸入門(初級、中級編)
引き続き、粘土の種類と特徴について、述べたいと思います。

粘土を販売している所には、土の焼成後の色見本が、置いてあるはずです。

(写真の場合もあります)それ故、色見本を参考に、土を選ぶ方法も有ります。

1) 信楽(滋賀県)の土

   焼き上がりが、赤又は茶、褐色、黒の土が有ります。

   生の状態では、鉄分を含んでいる為、赤っぽい色(又は、黄色味)をしています。

   それ故、一般に「赤土」と、呼ばれ耐火度は、やや弱く、収縮は、やや大きく、焼き締り易い土が、

   多いです。 釉薬を掛け、焼成すると、土の色を反映し、白系より地味に、成ります。

 ⑥ テラコッター粘土 最高焼成温度:1180~1200度 収縮率:13.7~14%

   楽焼程度の焼成温度(750~800度)で、「はには」のような、赤みを帯びた焼き物に

   成ります。低温の方が、色の変化が大きいです。(本焼すると、赤味は出ません。)

   土はやや粗く、削ると表面が荒れ、野性味ある、作品を作る事も出来ます。

   難点は、焼成温度が低い為、強度不足で、「もろい」です。

 ⑦ 赤楽 最高焼成温度:1150~1200度

   酸化焼成で、赤褐色、還元でやや黒くなる。

   主に茶道の、抹手茶碗に使われる、手捻り用粘土です。  

 ⑧ 赤土

   赤土にも、その特徴(耐火度、肌理の粗さ、色)で、数種類に分かれています。

   並赤土、赤土2号、赤1号、赤3号、赤5号、赤7号 などで、

 ・ 赤土100%で、使用する事は、なるべく避けた方が、安全です。他の土と混ぜ合わせます。

   赤土の割合は、最大50%程度が、理想的です。

   理由は、高い温度で焼くと、作品が歪みます。特に左右非対称な、形は要注意です。

  ) 並赤、赤土2号 焼成温度:1230~1270度 収縮率:12.5%程度

     可塑性が高く、成形性の良い粘土です。幅広く使われています。 
  
  ) 赤1、3、号粘土 焼成温度:1200~1250度

     酸化焼成で、薄茶色、還元で、茶、黒のまだら模様

  ) 赤5号      焼成温度:1180~1250度

     酸化では赤で、還元では、やや黒くなる。赤1、3号より、肌理が細かい。

  Ⅳ) 赤7号      焼成温度:1180~1270度

     酸化では赤で、還元では、やや黒くなる。赤1・3号より、肌理が細かい。

以下 次回に続きます。

粘土の種類 信楽粘土(赤土)
コメント
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