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石井隆監督『GONIN2』その2

2017-05-12 15:17:00 | ノンジャンル
 昨日の続きです。
 「そのキャッツ・アイ、見せてください」とサングラスの女。スタンガンを取り出そうとしたところへ、拳銃をもった数人の強盗が入る。皆黒いマスクをかぶっている。客と店員を店の一角に寄せる。「鍵をよこせ」。宝石を袋に詰めていく強盗たち。サングラスの女が動いていないのに気づき、「まだいたのかよ。このババア。やりにくくってしょうがねえよ。おばさん、ちびって動けないんじゃねえの? 聞こえねえのかよ」。サングラスの女、スタンガンと回し蹴りで撃退。黒いマスクをかぶり、拳銃も奪う。女子高生「待ってよ。参加するには、これ(黒いマスク)を被らなきゃいけないんですか? あたし、男臭いの苦手なの」サングラスの女「私も反吐が出そう。撃ったことある?」。首振る女子高生。サングラスの女、女子高生に拳銃を渡す。「てめえら、武器を捨てろ」。サングラスの女、女の強盗を人質に取る。強盗とつるんでる店員を人質に取った強盗「この女、殺すぞ」「やりたきゃやれば」。女子高生、後ろから強盗犯の一人の目をふさぐ。強盗犯、乱射。「金だ。金だ」と女子高生。サングラスの女「10分待て。それまでにパトカーが来たら、本当に撃つからね」。サングラスの女と女子高生と2人の女性客、女性店員を連れて逃げ出す。
 店員と客たちが脱出した後、外山現れるが、500万の猫目石なくなっている。暴行の回想。
 女子高生「どこまで行くの?」「若いくせに」「私たち、あんたの仲間じゃないし。私の分、早くちょうだい。嘘。皆さん、ご一緒じゃないの?」「あいつらみたいに覆面かぶってなかったけど、皆面の皮を1枚も2枚もかぶってるけどね」「アハハハハ、余裕あるじゃん。そこらで待てる?」女性店員「分けないで、まずお金に替えた方が」「うるさいな。ついて来ても何もあげないよ」「皆で命張ったんでしょ? 車捨てよう」。バッティングセンターに入っていく5人。
 港の近くの建物の中。「あの女は電話するはずない。とんずらしたに決まってる」「聞けってんだよ。百回も言うなって」「何だと? てめえの仕切りが悪いからだろ。この野郎。組に知れたらよ、地獄耳だからよ。ほら、来た」。電話機が鳴る。「今どこ? あっ、すいません。兄貴。ダチの待ってたもんですから」「組長が殺された。とにかくすぐ来い。タコ! 戦争だぞ」。
 「相原」「はい」「刀傷だよな」「はあ」「聞いてるか。今どき~を使う人なんてのは」「いや」「自分で呼んでこい。馬鹿野郎!」「すいません」。
 海の近くの建物の中。「2丁きゃ残ってねえ。言い訳がいるな。山踏んだの、俺らが上納金で困ってたからだよな。どっち取んだよ。組か、金か」。
 「相原、当分お前~つけるから」「いや、俺だけで敵討ちは」「分かってんのか?」「はっ」「てめえらホシの玉取り損ねたら、その首飛ぶんだぞ。ゴセイ会なめんじゃねえ」。土下座して「すいません。恩に着ます」。モヒカンの男(鶴見辰吾)現れ、組長の死体に3発。「てめえ、殺すぞ、この野郎」「相原、腹裂いてから沈めるんだぞ。ガスがたまって浮き上がるからな」「はい」。組員、殺人現場にいた女を連れてきて「帰ってもいいかと言ってますが」「ああ、いいよ。びっくりしたろう。教えてくれてありがとう。ユイチ、お送りして」。モヒカンの男、女の頭を撃ち抜く。
 「もうすぐそこ」女子高生「何で横浜まで来るの? どうやって帰るのよ」「だからどうするの? 分けるの? 換金方法を探すの?」「あそこよ」。
 産みの近くの建物の中。女「下に行って薬をさがしてくる」「~どうするんだ? ~じゃねえのかよ」。女を追った男「あれ、雨、雨だ、雨。おやっさんの涙雨」。
 車、停車。“Birds”の看板。「照明、消えてるよ」「やってないんじゃない?」「どうしたの?」「やってない」「来たの?」「つい最近」「改装中じゃない?」。突然明るくなり、皆叫ぶ。
 「やっぱやってないよ」「じゃ何で電気ついたのよ」「おばけに聞け!」皆叫ぶ。店員に「ねえ、ちょっと先に行ってよ。どっちよ?」「あっち」「キャー」「どうしたの? どこ行ってたのよ」「おしっこ。何時間ぶりでしょ」「私も」「私も」「どこ?」「あっち」「私も」。(また明日へ続きます……)