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ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『メッセージ』

2023-03-09 08:12:33 | 日記
 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の2010年作品『メッセージ』をWOWOWシネマで観ました。

 サイト「映画ウォッチ」の「ネタバレあらすじ」に一部加筆修正させていただくと、
「自分の娘を、若くして癌で亡くすルイーズ。大学で講義中、異星人を乗せた宇宙船が地球の12ヶ所に停留します。何の目的でやって来たのか、各国が躍起になって探ろうとします。米軍のウィーバー大佐は、異星人の言語を解読するようルイーズに要請します。半ば強制的に、モンタナの基地に向かうルイーズ。そこには、同じように軍に連れて来られた物理学者のイアンがいました。
 異星人のいる宇宙船に乗り込むルイーズ、イアンを含む特別チーム。異なる重力と、軍の威圧的な態度、極度の緊張感とプレッシャーで、ルイーズは上手く交信出来ません。時を同じくして、ルイーズの脳に、予知夢のように、娘との場面がフラッシュします。その映像に導かれるように、防護服を脱ぎ捨て、自分の名前を掲げたホワイトボードを異星人に見せるルイーズ。異星人は初めて反応を示し、複雑な円を描きます。
 異星人が示すシンボルを読解したルイーズは、彼らの目的が「武器を提供する」ことにあると辿り着きます。「武器」という言葉に各国は激しく動揺し、「道具」や「技術」の意味かもしれないと説得するルイーズに、イアン以外は耳を傾けません。中国は、宇宙船が撤退しなければ攻撃を始めると宣言し、それに追随する国が出てきて、12ヶ国の連携は途絶えます。更に複雑なシンボルを記し、「人類にギフトを持ってきた」とする異星人。ギフトとは、彼らの難解な言語を解読することで、世界が協力し合うことだったのです。
 ルイーズは、また予知夢の映像を見ます。その中で彼女は、国連のパーティーに出席し、中国国家主席から世界を救った賛辞と謝意を求められます。彼女が電話をかけたことで、中国の軍事攻撃を止めたと語る国家主席。現実に戻った彼女は、必死の思いで国家主席に電話をかけるのです。これまで見てきた娘との日々も、これから起こる未来の出来事と悟ったルイーズ。娘がやがて癌で死に、その現実を受け止められず夫が離れると知っていても、イアンの求愛を受け止め、子供を産む決断を下すのでした。」

 難解な映画でした。