遂にオンエアとなった話題のドラマ。
素直な感想を書くと“可もなく不可もなく”と言った感じか。
前評判が良かったというか、凄すぎたので、期待が大きかったんだろう。
リリー・フランキー氏は、心の師匠と仰ぐ存在であるが、
この「東京タワー」は未だ拝読していない。
氏の著書では、「美女と野球」「誰も知らない名言集」が
文章を書く上でのバイブルともなっているが、何故か「東京タワー」は
読んでいない。
前々から評判で
「あれはぜったいに泣けるでぇ!」
と、テレビやラジオで言っている芸能人がいると、
絶対に読まない! って思った。
最初から「泣ける」って言うのに限って、そんなに泣けない事があるから。
映画にしても「泣ける」って銘打つヤツに限って、
泣く為だけの演出が目立って、
「はいっ! ここ泣く所です」
一々教えてもらわなくても、それぞれ感情移入して自然と泣くっちゅねん!
そう思ってしまう事が多いのが現実だ。
周りの評判と言うか、話題性がある小説なんかはあまり手にはとらない。
自分で手にとって、それが決して売れていない小説でも、
感じるモノがあった時には、
「買ってよかった」
と思いたいからである。
しかし、実はこの「東京タワー」は、購入しようとした事がある。
古本屋で見つけた時だった。
(評判は良くても、古本屋に並ぶんだ)
人が良いと言うモノは手に取らない僕だが、心の師匠と崇める氏の
本とあっては、一度読むこともやぶさかではないと思った。
だが、この時すでに「ドラマ化」される事を知っていたので、
延ばした手をそのまま本にかける事はなかった。
(ドラマを観るまでは、原作は読まないでおこう)
その時、そう思った。
最近は、連ドラなんかは漫画原作の作品も少なく無い。
幸い、僕が読んでいる漫画がドラマになった事はないが、
あれも、自分の世界と微妙なズレがあるのでストレスが溜まる事がある。
師と仰ぐ氏が書かれた「泣ける小説」を先に読んでしまっては、
ドラマが見られないと思ったから、昨日まで原作を読む事を躊躇っていた。
そして昨日のオンエア。
正直、原作を読んでなかったことにホッとした。
いや、ドラマが悪かったわけじゃない。田中オカンも大泉ボクも、
そして蟹江オトンと、結構いいキャスティングだと思った。
ただ、泣かなかった事に安心した。
グッとくる「台詞」が随所にあったが、泣かなかった。
たぶん原作を読んだ時、僕は号泣するだろうと思うから。
素直な感想を書くと“可もなく不可もなく”と言った感じか。
前評判が良かったというか、凄すぎたので、期待が大きかったんだろう。
リリー・フランキー氏は、心の師匠と仰ぐ存在であるが、
この「東京タワー」は未だ拝読していない。
氏の著書では、「美女と野球」「誰も知らない名言集」が
文章を書く上でのバイブルともなっているが、何故か「東京タワー」は
読んでいない。
前々から評判で
「あれはぜったいに泣けるでぇ!」
と、テレビやラジオで言っている芸能人がいると、
絶対に読まない! って思った。
最初から「泣ける」って言うのに限って、そんなに泣けない事があるから。
映画にしても「泣ける」って銘打つヤツに限って、
泣く為だけの演出が目立って、
「はいっ! ここ泣く所です」
一々教えてもらわなくても、それぞれ感情移入して自然と泣くっちゅねん!
そう思ってしまう事が多いのが現実だ。
周りの評判と言うか、話題性がある小説なんかはあまり手にはとらない。
自分で手にとって、それが決して売れていない小説でも、
感じるモノがあった時には、
「買ってよかった」
と思いたいからである。
しかし、実はこの「東京タワー」は、購入しようとした事がある。
古本屋で見つけた時だった。
(評判は良くても、古本屋に並ぶんだ)
人が良いと言うモノは手に取らない僕だが、心の師匠と崇める氏の
本とあっては、一度読むこともやぶさかではないと思った。
だが、この時すでに「ドラマ化」される事を知っていたので、
延ばした手をそのまま本にかける事はなかった。
(ドラマを観るまでは、原作は読まないでおこう)
その時、そう思った。
最近は、連ドラなんかは漫画原作の作品も少なく無い。
幸い、僕が読んでいる漫画がドラマになった事はないが、
あれも、自分の世界と微妙なズレがあるのでストレスが溜まる事がある。
師と仰ぐ氏が書かれた「泣ける小説」を先に読んでしまっては、
ドラマが見られないと思ったから、昨日まで原作を読む事を躊躇っていた。
そして昨日のオンエア。
正直、原作を読んでなかったことにホッとした。
いや、ドラマが悪かったわけじゃない。田中オカンも大泉ボクも、
そして蟹江オトンと、結構いいキャスティングだと思った。
ただ、泣かなかった事に安心した。
グッとくる「台詞」が随所にあったが、泣かなかった。
たぶん原作を読んだ時、僕は号泣するだろうと思うから。