おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

ジョウシキ

2007年03月06日 | 日記・エッセイ・コラム
居酒屋へ行った。

久しぶりな感じで、午前0時30分まで楽しく飲んで、
勿論、帰りは代行で帰った。

久々と言う事もあったが、雰囲気としては「上の上」
楽しかった。
そんな中、ふと思う事があった。

「次は何を飲もうかなぁ~?」

テーブルのメニュー表に視線を落とす。
両面にメニューがギッシリ。
横に座っていたK君が、焼酎・ポン酒・ワインなどの
吟味をしている。
食通のK君に任せておけば、いい物にありつけるだろう。

で、僕が飲みたかったチューハイは裏面にある。
K君が手に取り持って見ているメニュー表の裏面が見たい。

今の僕にできる最大限の究極の体位で
覗き込むが、見えない。

「ちょ、ちょ、ええかな?」

K君から半ば強引に取り上げる。
が、注文を決める些細なやり取り、まぁ、飲みに行けば普通にある
事だと思ったのだが、少々、K君の機嫌を損ねたようだ。

(やばい;)

一目置いている。

K君の言う事には一目置いている。彼は年下だが、
物の考え方は、一筋の光のようにまっすぐ、
どこまでもまっすぐのようだ。

だから、彼が機嫌を損ねたと言うことは
すなわち僕が

“非常識な行い”

をした事とイコールと言う事になる。

でもそこで、ちょっと。

そんなに非常識か?
自問自答。いや、少々強引なのか?

いやいや、「ちょっと」ってちゃんと断り入れてるやん?

いや、人が見てるんだから、見終るのを待つべきだよね。

いやいや、「ええか?」ってちゃんと確認してるやん?

いやいやいや、横からの割り込みはアカンでしょ?


あっ! あれ、ちゃうちゃうちゃう?
えっ? ちゃうちゃう? ちゃうちゃうちゃう・・・・・


ワイン飲み過ぎたかな? 酔ってしまった。

結局、チューハイは注文しなかった。