おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

光陰矢の如し

2007年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム
雑誌を整理した。

以前はよく雑誌を買っていたが、捨てる事も頻繁にしていた。
それがちょうど10年程前だろうか、

「お宝ブーム」

ってのがあって、

(これ、保存しておいたら、儲かるかも?)

なんて思い出してから、書庫代りの部屋が一つ出来てしまう程、
整理をしなくなった。

ひとつひとつ手に取ってはペラペラと捲ってみる。

(懐かしいぃ~なぁ~)

今や“視聴率女優”となった彼女がビールのキャンギャルだったり、
歌姫となった彼女が女優だったりと、懐かしい記事が並ぶ。

その雑誌の発行日を見てみると、1998年となっている。
 
そしてその西暦の横には平成10年の文字が。

少し前、“平成生まれのアイドル”がテレビに出て来た時は
少なからず衝撃を受けた。

「平成になったの、ついこの前やでぇ!」

ラジオのパーソナリティーも大袈裟に吠えていた。


しかし、改めて考えてみると、
ざっくりした計算で申し訳ないが、36歳以下の人たちは、
すでに“昭和”よりも“平成”を生きた時間の方が
長くなっているのである。

昭和に生まれて平成に生きている。


これって、何気に凄いんでないのかい? ってひとりで感心した。

かく言う拙者も、ざっくりした計算で申し訳ないが、
人生の約半分は“平成”なのだ。

平成生まれの人を見て

「若い!」

と思っていたが、36歳以下、結構大人の人だって
すでに“平成人”なのである。


そして来年は平成20年。


時の流れは本当に早い。