おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

記憶力

2008年01月18日 | 日記・エッセイ・コラム
「久太郎くん、よう覚えてるなぁ!」
 
たまにこんな僕でも褒めてもらえる。
しかし、大概、ほとんど、サムタイム、
この台詞の後について来る言葉がある。
 
「そんな事。」
 
続けて言えば、
 
「久太郎くん、よう覚えてるなぁ、そんな事」
 
となる。
 
はいっ、皆さんご一緒に!
 
「久太郎くん
 
 
言わなくて結構です、スミマセン。
 
特別記憶力がいいと言う訳でもなく、話相手が馬鹿だと言う
訳でもないのだが、僕の方が鮮明に覚えている事が多々ある。
 
理由は明白である。
 
波乱万丈な日常ではなく、平凡な日常を暮らしている
おかげで、
突起した出来事を脳みその皺に刻みこんでいる
だけのことなのである。
 
“そんな事”
 
について補足しておくと、まぁ、改めて補足しなくても
ニュアンスでわかるでしょうけど、
大したことではないって事です、えぇ。
 
しかし、一つ偉そうに言わせてもらえれば、
少しは記憶力はいいと思っている感も否めない。 
 
『えっ! そんな事も覚えてないの?』
 
って、時々相手を見下しているときもあるから。
でも、そんな事、勿論相手には言わない。
一度言ってみて、僕の記憶が間違ってたことがあるから。
 
あれ?結局のところ、
やっぱり僕の記憶力はそんなに良くないのかも知れない。
 
 



コメント
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