おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

2008年01月30日 | 日記・エッセイ・コラム
趣味がない。
 
無いと言えば、激しくつまらない男だと思われそうだが、
実際ツマラナイかも知れない。
 
別に全く無いわけでもなく、かといって、
ここに書くことは憚られる。
決して、後ろめたい、
アンダーグラウンドな趣味と言うわけでもないが、
憚られる。
 
そんな無趣味の僕だが、
数ヶ月前から写真を撮っている。
 
正確には去年の8月辺りから。
 
雲。
 
雲の写真を撮っている。
主にドライブ中、気になる雲を発見すると
即座に路肩に車を駐車させ、
ファインダーを覗きこむ。
 
いや、デジカメで撮ってるんで、
顔の前に両手で構え、画面で構図を決める。 
 
基準としては簡単だ。
絵のような、なんとも言えない
微妙な色合いの雲に惹かれる。
 
微妙な事はもっとある。
アングルだ。
車で走っているんで、駐車出来なかったり、
急には止まれない時もある。
やっと停車できたとしても、微妙な角度の違いで
まったく違う雲に見えてしまう。
 
風が強ければ、直ぐに表情も変わってしまう。
 
そして一番微妙に感じるのは、
撮った写真を見るとき。
シャッターを押した時には、いい写真が撮れたと
思っているのだが、
写真からは、あのときの心情が蘇らないし、
伝わってもこない。
 
素人だから仕方がないとは思うが、
趣味が写真だと言えないのは、
その微妙な心境のおかげだと思っている。 
 



コメント
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