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病は気から

2008年01月23日 | 日記・エッセイ・コラム
「もう、降参ですか?」
 
先月、某宴会の席上で、
僕の頭髪の散らかり具合が議題に上った。
 
手遅れとは言わないものの、自覚している頭に対して
無駄な抵抗を今後していくべきかと迷った。
しかし、このまま運命に抗う事無く、ハゲを受け入れるほど、
気力が無くなったわけでもない。
まだまだ降参する訳にはいかない!と密かに誓った。
 
ただ、抜け毛を防ぐには、気力だけではどうしようもなく、
日々努力すれば生えてくると言うモノでもない。
シャンプーを無添加のモノとか、
ネットで調べて、噂になってるモノとか、
一応手に入れては使っているが、
それがどういう経過なのかは、まだまだわからない。
 
気にしない事が一番、ストレスを感じないことが一番と
思いながらも、やっぱり気になる。
 
散髪に行った時、
 
「ハゲが隠れるような髪形」
 
と注文した。従兄弟のあんちゃんは少しハニカンで、
櫛で髪を梳かし始めた。
自分としては、
 
「えっ?気にするほどでもないでやんすよ!」
 
って、五郎風に言って欲しかった。
 
てな話を親父にすると、
 
「だまっとらんと、何か言わなアカン!」
 
それ、それ、
薄いって言ってるのと同じちゃう?
どっちかって言うと、その言い方の方が傷つくわけで・・・
自分でも頭頂部が寂しいって事はわかっているわけで・・・
 
そんな悶々とした気分のままキーボードを叩いていると、
ひとつの言葉が現われた。
 
 
“遅かれ早かれハゲるやつはハゲるんだぜ”
 
 
急に気が楽になった。
 
 

 


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