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日々の暮らしのなかで

誰やねん?ってドラマ

2009年10月09日 | 日記・エッセイ・コラム
ベット22% 公園18% 洗面所17%・・・・
 
これ、何の数値かわかるだろうか?
この後、トイレ、風呂、ステージ、バス、エアポート・・・と続いていく
 
そう、これ、“FRISK”のCMだ
 
「アイデアが生まれるのは、どこですか?」
 
で始まり、次々とシチュエーションが変化していき、最後に
 
“会議室0%”
 
で終わる、秀逸なコマーシャルメッセージ
最初見たときは、センスのいいジョークに微笑んだが
よくよく思い返してみると、日常の生活は
そんなものだと思えなくもない事に気付く
 
さらっと書いたイラストの雰囲気を清書しては出せないし
ふと思いつくアイデアなんてのは、考えようとして
生まれるものじゃない
誰でも人生に一曲ぐらいは、それなりの曲をかけると言うが
確かにそれは考えようとしたんじゃなくて
風呂に入っていたり、ハンドルを握っている
リラックスした時に、鼻歌に混じって生まれるものだ
 
そして最近、このパターンにはまるモノを
またひとつ発見した
それは“ドラマ”だ
 
最近、いや、僕だけの印象だと思うが
前評判の高いドラマよりも、見続けることによって
人気が出てくるドラマがある
別に力を抜いて作っているわけではないだろうが
丁寧なつくりと言うか、へんな意気込みが
無いようにも感じ取れる
 
そして、人気俳優さんには申し訳ないが
世界まる見えとか金スマとかの
再現ドラマの方が、感情移入しやすい事に
気がついた
アンビリーバボーの再現ドラマなんか
時には涙を流すことさえある
 
なぜか?
 
感情移入しやすいと言うことの裏返しに
先入観がない点があると自己分析してみる
それは、「演技」を感じないと言うこと
 
最近の大作ドラマは、番宣番組と化した
バラエティに主人公たちが出演し、嬉々として
あらすじなんかを喋るもんだから
どうしても本編をみると「演技」を感じずにいられない
 
ハリウッド作品を素直に見られるのは
どこか日常を切り取った錯覚に浸れるからであって
バラエティ番組に俳優がでるのもいかが?と
思ってしまう
 
もうひとつ言わしてもらえれば、演技が出来るからと
芸人を出すのもいかがなものか?と
思わずに居られない
一度、まったく無名の俳優だけのドラマを
実験的に作ってくれないだろうか?
 
二時間サスペンスモノだと
たぶん、犯人はまったくわからないと思う
 
どう?見てみたいと思わない?