おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

おぉ、こわぁ!

2009年10月14日 | 日記・エッセイ・コラム
間の悪いときは往々にしてある
 
ちょこっとした用事で外出しようとしたとき
突然の雨が!
土砂降りの中、車に乗り込もうとするが
ハリウッド映画のパニックシーンのように
そんな時に限ってロックが一発で解除出来ない
車に乗り込めたとしても、荷物が邪魔になって
ドアがなかなか閉まらない
結局、ずぶ濡れになりながらやっと車に乗り込んだ瞬間
雨が小雨に・・・・
なんて事は、少なからず経験するんじゃないか?
 
今日がまさにそんな感じだった
 
昨日から再開した原付通勤
そうだった、昨日もこのブログに書かせてもらったところだ
実は今日は予報が良くなかった
雨なら車で通勤と決めていたが、朝には降ってなかったんで
原付で風を切った
 
予報もはずれ、晴天の空が広がる
 
「はずれましたね!」
 
声に出したのが悪かった
 
帰宅時間は午後6時
5時ごろからラジオに雑音が入り始め
時折“パッ”っと、辺りが明るくなった
 
問屋の営業がいつもの笑い声で仕事場に入ってくる
 
「注文するもんはないから、雨が降らんうちに帰り!」
 
笑い声に負けないように大きな声で返事をすると
 
「もう降ってますよぉ!」
 
えぇ!だ
まぁ、稲光が近づいてきた時に
一応は覚悟を決めたつもりでいたが
もう降っているのか・・・
 
(帰った頃には止むな・・・)
 
間が悪いことの不安が脳裏を過ぎった
たぶん、家に帰るまでの間だけだ
車に乗り込むときのように
 
(待つべきか、進むべきか)
 
重大な二者択一に迫られる
迷った時には前進あるのみ!
合羽の上着だけを装着し、いざ雨中の中へ!
 
パッ!
 
隅々まで見渡せるほどの閃光!
続いて心も震わす雷鳴
 
「おぉ、こわぁ!」
 
ガリクソンの顔真似をしながらアクセル全開で
帰ってきたが、びしょぬれになった服をすべて
脱ぎ終えた時
 
予想通り、ピタッと止んだ
 


コメント
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