知らぬが仏

素人ながら、今日の試合を語らせてもらうと・・・
　
一言で言うと、面白くない試合だった
それは、戦術がどうのとか、
仕上がり具合だどうだとかの事ではなくて、
ただただ、コートジボワールの動きにばっかり
興味が行ってしまった
　
ただ、これはあくまでも
サッカー素人の感想であり
また、いらぬ先入観が入ってしまっている感は
否めない
　
今回のワールドカップ
少し盛り上がりにかけると言うか、
もうひとつ湧き上がってくる期待感がない
４回目の出場で慣れてしまったのか
それとも
世界との実力差がわかって、いらぬ期待を
しなくなったからなのか
　
個人的には、ブラジルやアルゼンチンの南米勢の
試合を楽しみにしているが、
やっぱり日本も出場する限りは、勝敗が気になるのは
当たり前のこと
　
だから、素人ながらに情報をあつめ
代表チームの事を気にはかけている
しかし、大半の情報はネットから
それも、いろんな掲示板からの
声を頼りに集めている
　
そこにはいろんな意見があって
それが先入観となって脳裏に残っている
それを元に試合観戦するもんだから
どうしても気になる選手の動きが
物足りない
　
物事を見極める上で、この“先入観”は
かなり厄介なモノだ
まっさらな状態と、ある程度知っている状態、
しかもその情報が間違ってインプットされていると
したら・・・
　
結果はおのずと変わってくる
　
解説者も同じ
　
もちろん、僕のような素人目線でなく
技術論に裏づけられた目が鋭く選手を観察した上で、
さまざま意見が出てくるんだろうが
　
“もっとやれるはずだ！”
　
的な先入観がないとも言い切れない
また、内情を知っているからこそ、
判断を見誤ることもあるかも・・・・
　
そう思えば、事業仕分けはよかったと思う
いろんな内情に精通した人よりも
まったくの素人にやらせたほうが
遠慮なく、事業を廃止に出来るだろうから
　
科学技術や宇宙開発の現状や
情熱を知ってしまえば、冷徹な判断は
出来なくなるだろうから・・・
　
「中村！走れぇ！」
　
画面に向かってそう叫ぶことができるのも
僕にサッカー経験がないからだと思う