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暴投ですか?

2010年06月17日 | 日記・エッセイ・コラム
例え話は、案外難しい
 
会話のキャッチボールと言うが、
そのやり取りの中で、ボールの軌道を見て
少し飛んでみたり、また
とりやすい位置へ投げ返すことを
心がけてこそ、キャッチボールとなるのである
 
さて、そこでこのボールの軌道を読む!って事だ
 
相手はいつも自分の胸を目掛けて
投げてくれるとは限らない
時には、覚えたての変化球を投げるかも知れない
それは、手から放たれた瞬間に
瞬時に判断し、軌道を読んでこそ、
背面キャッチなんて芸当も出来るというもの
 
で、この軌道
 
要するに、その話の概要を読むということに
他ならない
 
もっと砕けた表現を言うなら、
経験があるかどうか?に尽きると思う
 
人の話を聞くとき、余程引き込まれる内容でない限り
それを聞きながら、自分の経験に当てはめながら
情景を思い浮かべたりしてはいないだろうか?
 
あるいは、早合点して、
 
『オチはあれかな?』
 
なんて、会話のキャッチボールならぬ
オーバーフェンスしかねない勢い
 
そしていよいよ、たとえ話だ
  
体験談を語るのは簡単だが
話の流れで“例え話”をしなければならないとき、
それはセンスを要する
つまり、投球術ということ
 
僕の場合、まわりクドイと言われる事が多いが、
経験の絶対値が少ないせいか、
的確な例え話が出来ないことが多い
 
キャッチボールの最中、ジャグリングをするようなもの
 
会話の全体像がぼやけない程度に
エッセンスとして織り込むのが例え話
 
この流れで言うなら、
たとえば・・・・・
 
えぇっと、ね
  
 
う~ん、どうでしょうね
 
 
この流れ、この例え話
 
 
わかりましたか? 
 
 
 
 


コメント
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